CV:梅原裕一郎
概要
『タイガーマスクW』のW主人公の一人。長髪と向こう傷が特徴でイケメンの21歳。
人物
かつては父の主催する弱小プロレス団体の練習生で、その10周年記念大会にてデビュー戦を飾る。しかし大会はGWMに潰され、父は再起不能、自身も顔に傷を負う。
復讐しようにも相手のイエローデビルとの力の差はいかんともしがたいため、虎の穴のレスラーを倒すには自身も虎の穴で力をつけるしかないと決意。
3年後、虎の穴の卒業試験を主席で通過したタクマは、虎の穴の象徴であるタイガーの称号とマスクを授けられ、「タイガー・ザ・ダーク」を名乗るのだった。
同じくイエローデビルを狙うタイガーマスクとは何かと因縁が深く、対立したこともあったが、後に互いの正体を知り、和解。
最終戦では新日本プロレスサイドに立ち、タイガーとのタッグマッチで間接的ながらイエローデビルを倒すことに成功した。
現在はアメリカに渡ってローカル団体で活動中。
ちなみに好物は抹茶プリン。
必殺技
ダークネスドライバー
初期の必殺技。ツームストーンパイルドライバー。リバース状態で出すことも。
多くの敵をこの技で葬った。
ダークネスホールド
関節技。アントニオ猪木の新卍固め、もしくは喧嘩スペシャルと同じ技。
オーディンを練習台にして開発した。
クロスボウ
打撃技。顔の前で腕をXの字に組み、面前での蛙跳びジャンプから相手の顔面または下顎に叩きつけ、振り抜いて頭部を揺らす。
要は変形のフライングクロスチョップだが凄まじい威力を誇り、ザ・サードとザ・セカンドを一撃で昏倒させた。
タクマを取り巻く人々
タクマの父。CV:草尾毅
インディーズ団体「ジパングプロレス」の代表兼トップレスラーで、タクマとは「父さん!」「社長だ!」とお約束のやりとりを交わす仲良し親子。
何度倒れても立ち上がる不屈の男だったが、イエローデビルとの試合で再起不能の重傷を負い引退を余儀なくされ、それから3年は病院で死んだ目をして過ごす。
タイガーマスクの試合を見るたび徐々に回復していき、最終戦では息子を応援するあまり、ついに自分の足で立ち上がった。
好物は普通のプリン。
父とジパングプロレスの仇。CV:島田敏
タクマを「虎の目をしている」と評価し、虎の穴で修行するよう促した張本人でもある。
中の人は後のタイガー・ザ・グレート・ザ・サード。
大助を担当する看護師。CV:千葉千恵巳
医療法人グループのお嬢様であるが、自ら人のために働こうとする。
理学療法士の資格も持っており、タクマが負傷した際もリハビリを指導してもらった。
その姿がケビンにはイチャコラしているようにしか見えなかった模様。
GWMでの上司。CV:小林ゆう
タクマの才能を高く買っており、「大切に育ててあげる」と宣う。
ただしそれは、タクマが下手すれば死ぬような目にあうとしても「私が見込んだレスラーなら必ず切り抜けられると信じてあげる」という厳しい優しさである。
塩試合の多いタクマに、客を魅了することの大切さを説いたりもしていた。
虎の穴の同期。CV:福山潤
共に死線をくぐり抜けてきた親友で、キン肉マンでいうところのテリーマンポジション。
ただしホモ。タクマにベタ惚れで、好物が抹茶プリンであることも把握している。
なんだかんだとタクマにはスルーされ続け、新天地へと旅立つ際にも置いていかれた。
更にミスXが立ち上げた女子プロレス団体での「4つのS」の説明ではタクマと共にイメージ画として登場し、(レスリング用)パンツ一丁でタクマとキャッキャウフフしている姿が描かれている。
- マイク・ロドリゲス
虎の穴の同期の目立たない方。CV:内匠靖明
- オーディン
GWMのトップレスラーの一人。CV:竹本英史
第1話の時点でレスラーとしてやや落ち目であり、タイガーマスクに倒されたことで虎の処刑を受ける羽目になった。
当初こそはタクマとの関係は険悪だったが、共にヘル・イン・ザ・ホールをクリアしたことにより劇的に改善され、GWM脱退後のタクマとはアメリカのローカル団体でタッグを組み、試合後も杯を交わす仲に。
ミスXにムチで制裁を受けた際に良い喘ぎ声をあげていたことからマゾ疑惑がある。
ちなみに本名はヘンリーで、故郷にガールフレンドがいる模様。
ジパングプロレス時代の練習生仲間。CV:八代拓
共に上を目指すライバルであり、タクマのデビュー戦の相手でもあった(試合は逆エビ固めでタクマの勝利)。
ジパングプロレス崩壊後は全く連絡を取っていなかったが、のちにリング上で同じタイガーとして再会する。この時はまだ正体を知らず、打倒イエローデビルの邪魔をする相手と認識して常に苛立っていた。
ウォーゲームでダークと対戦して敗れたのち、そのダークがザ・サードと対戦して負傷して素顔を晒された際に初めてダーク=タクマであることを知る。救急車に搬送される際に自分がナオトであることを打ち明けた際にタクマから「何でそんなに強くなっちまったんだよ」と返されている。
その後、紆余曲折を経てまた互いをライバルと認め合い、最終戦後はいつか再会することを誓って同じマスクとリングネームで別々の道を歩む。
残念ながら脳筋で気が利かない。抹茶プリンのことも忘れていた。