特性
体力、体重に差がある場合でも比較的に有効であり、また、痛みを感じ始めた段階では比較的肉体的損傷を与えずに解放できる技が多いため護身術や逮捕術などに重宝されるが、ちょっとしたさじ加減で相手に後遺症が残るような大怪我を負わせたり生命そのものを断ってしまう場合もある危険な技術でもある(実際死亡事故も起こっている)。
「関節が折れる」と表現されるので単なる骨折と思う人もいるが、実際は骨と違って再生しにくい靭帯が引き千切れて関節が曲がったり脱臼するため後遺症を遺しやすく、脱臼や骨折した場合神経や血管なども傷つけて危険なので安易に真似してはいけない。
なお、ヘッドロックやフェイスロックといった締め技も捻り方次第では首関節が極まり、顎や頚椎を折る危険があるのでこちらも注意したい。
競技
柔道、柔術、プロレス、総合格闘技、日本拳法、一部流派の空手で目にすることができるが、競技によって使用できない関節技もある(柔道では肘関節に対する関節技のみが使用可)。
また、別の部位の関節を同時に極めたり、絞め技(締め技)を組み合わせる事で複合関節技と呼ばれることがある。
主な関節技
腕関節技
アームロック(腕がらみ)