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脇固め

わきがため

地味に見えて地味に応用が効き地味に痛く地味に掛け易く地味に観客が沸く地味な技だけど、実は説得力ある技

概要編集

相手のを痛めつける技と思う人も少なくないが、主にを極める技である。

相手の腕を自分の脇に入れて極める為、脇固めと呼ばれている。

護身術や逮捕術でも幅広く使用されており、刑事ドラマなどで犯人を取り抑えるシーンでよく見られる技でもある。

プロレスでは倒れ込みながら仕掛ける事があるが、相手の肩に体重が掛かると大怪我になる危険性が高いため柔道総合格闘技などでは禁じ手とされている。

(柔道は”掛捨て”が禁止であるため、立ったまま仕掛けるか、もしくは抑え込んだ相手に寝技として掛ける場合は反則ではない。)


使い手としては藤原喜明木戸修が有名。

激しい攻防の刹那、一瞬の隙を突いてこの技で切って落とすムーブで会場を度々沸かせていた。

藤原のUWF最後の試合、バックを取られた状態からこの技で切り替えしてギブアップを奪ったシーンは当時のプロレスファンの間では有名。


前転すれば逃げられそうに思えるが、藤原はそうした行為を行う者を「バカ」と評している。

理由は脇固めから逃げられても腕を取られていることに変わりは無いので、

一時的に逃れた所で続くアームロックなどの連携に移行されてしまうため。

事実、上述の木戸は脇固めから逃れようとする相手の前転の動きを利用して、自身の得意技でもある「キドクラッチ」に捕らえる連携を披露している。


WWEでは藤原の名を取って「フジワラ・アームバー」と呼称している。

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