概要
ギブアップ(give up)とは、着手を意味する「take up」の対義語である。
それまで行っていた事を自らの意思でやめることを指す。
主に格闘技やスポーツなどでは、自ら負けを認めて降参することがギブアップの行為となる。
pixivでは、作業途中で断念した未完成作品や、何らかの妥協をした作品にタグ付けされていることがある。
プロレス技をかけられた人物が「ギブアップ」を略して「ギブ!ギブ!」と叫んでいるのはよく見かけるシチュエーションだが、本来の意味としては誤用である。
似たような言葉の例
サレンダー(surrender)
本来の意味は所有権の放棄および譲歩。転じて降伏、投降、自首などを指す言葉。
遊戯王などのカードゲームでは、自分のデッキ(山札)の上に手を置くことで降参(サレンダー)の意思を表明する。
互いに了承しあって行うのは問題ないが、公式大会だとサレンダーする行為そのものを禁止にしている場合もある。
白旗
元々は戦場で兵士ではないことを主張するため、白旗を振っていた。
タップアウト
総合格闘技、柔道、プロレスの試合などで相手に降参を伝える行為。
自身の手足を使ってマットや相手の体を叩く。
投了
将棋や囲碁などで打つ手がない状態になり、自ら負けを認める行為。
チェスでは自軍のキングを自ら倒す事で降参の意思表示となる。
土下座
相手への敬意を示す行為でもあるが、謝罪、服従、降参の意思を伝える行為でもある。
ただし、相手に土下座を強要すると強要罪になるので注意。