柔道・その他の受け身
衝撃や反動・ダメージを軽減・分散し、速やかに体勢を立て直す行動など。
受けるダメージを軽減することで、体力の温存、経戦能力の維持や次の攻撃へも対処できる。
柔道などが有名だが、パラシュートの着地など強烈な衝撃を分散するのにも用いる。
急所を守ったり、体を回転させたり転がることで運動エネルギーを分散させ受け流すなど。
姿勢・態度の受け身
「受け身の姿勢」とも呼ばれる。
他に方法がなく現状を受け止め対処するしかない場合もあるが、自主的に何かをしたり考えず、言われた通りにしか動けない(いちいち聞かなければ何をすれば良いか分からない)など悪い意味にもなる。
教育や基礎訓練などがいい加減だとなりやすいが、性格や無関心でも起きやすい。
文法での受け身
日本語
受け身の助動詞「れる」「られる」をつけて表す。ただし、これらの助動詞は可能、尊敬、自発の意味もあるので注意。
古文では「る」「らる」を用いる。
英語
S be p.p.(過去分詞)の形で表す。(当然beは活用させる)
分子構文などでは過去分詞のみで受け身の意味を持つ。
漢文
為A所B(AのBする所と為る)
で「AにBされる」の意味。
見V(Vせらる)
で「Vされる」の意味。
文脈から受け身で書き下すこともある。