概要
レスリングの技「フルネルソン・ホールド」のこと。
アマレスの技としても存在するが、試合では真後ろからとるフルネルソンは反則である。
柔道などでは「羽交い締め」。
カテゴリーは関節技(サブミッション)で、ネルソン・ホールドの一種。
相手のバックに回り、相手の両腋から両腕を通し、相手の首の後ろでクラッチし、締め付ける。
相手は両腕の自由を失い、肩と首にダメージを受ける。それによりギブアップをとる。
掛け手の体格が相手より大きいと有利。
日本プロレス時代のジャイアント馬場と猪木寛至の試合では16戦すべてに於いて馬場がこの技で勝利している。
派生技
- ドラゴンスープレックス(フルネルソン・スープレックス):藤波辰爾が開発したフルネルソンとジャーマンスープレックスの複合技。
- フルネルソン・バスター:フルネルソンに捉えたまま相手をリフトし、背中から叩きつける。
- スイング・フルネルソン:フルネルソンに捉えた相手をスイングスリーパーのように振り回す。
- フルネルソン・ボム:フルネルソンに捉えたまま相手をリフトし、シットダウン・ボムの要領で落とす。
Pixivでは
2023年8月現在、タグ付きイラストの95%以上がR-18作品となっている。
基本的に上述のようなフルネルソンホールドのイラストには「羽交い絞め」のタグが付けられることが多く、本タグが付けられた作品は腕の代わりに脚を抱え上げた恥ずかし固めの体勢のものが多い。