CV:小林ゆう
概要
GWM(GLOBAL WRESTLING MONOPOLY)のマネージャー。米国及び日本での活動を統括している。
日本のプロレスシェア独占を指揮する長として、秘書のレディに集めさせたリサーチをもとに、様々な経営戦略を打ち出すかたわら、グラマラスなボディに胸元を強調した姿で自ら広報を務め、さらにバトルコスチュームに着替えてリングアナ・解説・セコンド、そして時にはレスラーと、常に現場主義を貫く。
野心家で組織内での地位向上を目論んでいる節もあり、自らが見出した藤井タクマを次世代のホープへと育成することにも余念がない(ただし彼女の「大切に育てる」は「必ず試練を乗り越えると信じて見守ってあげる」という意味であり、チャンスを与えることはあっても、タクマの危機に介入したりはしない)。
上司であるミスターXに対しては、組織の仇敵であるタイガーマスクを抹殺しろと言われたり(忌々しいとは言うものの、虎の穴出身ではないため命を狙うようなことまではしていない)、やっぱりビジネス優先でタイガーを利用しろと言われたり、土壇場で指揮権を奪われたりと振り回されていたこともあり、ぞんざいな態度を取ることもあった。レディがミスターXの姪だと知らされた時は流石に驚いていたが。
タイガーマスクの活躍によりGWMが日本から全面撤退すると同時に退職。
日本で女子プロレス団体GWM(GIRLS WRESTLING MOVEMENT)、通称「ガームー」を旗揚げする(しかも退職前にロゴマークの使用許可を取っているという徹底ぶり)。
資金力は無く前途多難ながら、団体代表として充実した日々を送っている模様。
なお、当然と言えば当然なのだが、ミスXという名前は虎の穴のコードネームであり、本名は別にあるらしい。ファーストネームはサンドラというのだとか。
余談だが、上記でレディがミスターXの姪であることに驚いたのと同様に、高岡春奈の叔父で、春奈がレスラーになることを反対していた高岡拳太郎が元虎の穴のレスラーであることを春奈から聞いたときにはレディの時以上の驚きの反応を見せ、タイガー(ナオト)を鍛えたのも拳太郎であることを聞いて、タイガーのその強さに納得していた。
Xウーマン
ミスXのリングネーム。
観客に好評の日米ディーバタッグ対決がアクシデントにより不成立となってしまい、日本側リザーバーの高岡春菜ことスプリングタイガーが全くの素人なのでチームバランスを取る、という建前で日頃から生意気な春菜をシメてやるためリングに立った姿。
普段から体を絞り込んでおり、フィギュア・エイトやジャーマン・スープレックスといったプロレス技も使えるものの、Xウーマン自身も素人であり、決して強くはない。
スプリングタイガーの執拗な足攻めに削られ、最後はタイガーのパートナーのミントにラ・マヒストラルで3カウントを奪われてしまった。
試合自体は大いに盛り上がり、リサーチでも再戦希望の声が相次いだが、足を痛めた本人は「もう試合はコリゴリよ」と語り、二度とリングに上がる気はなかった。
……のだが、ガームーの旗揚げ戦にて、人手不足により再度リングに上がるはめに。
オープニングマッチでバイパー高城と対戦し、アンクル・ロックによりギブアップ負け。
またしても足を痛めてしまう結果となった。