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オカダ・カズチカ

れいんめーかー

日本人のプロレスラー。第57,59,63,65,69代新日本プロレスIWGPヘビー級王者。2024年からはAEW所属。
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プロフィール編集

本名 岡田和睦(読みは同じ) 
誕生日 1987年11月8日
出身地 愛知県安城市
身長 191cm
体重 108kg

概要編集

1987年11月8日生まれ。愛知県安城市出身。中学卒業後、闘龍門13期生として入学。

同期生には後にハッスル、SMASH、FCF、WNC等で活躍し現在はプロレスリング・ノアの大原はじめ、大阪プロレスの松山勘十郎、 タッグチーム"スピード・オブ・サウンズ(SOS)"で活動するツトム・オースギ、ヘラクレス千賀らがいた。


2007年7月22日に行われたウルティモ・ドラゴン20周年記念興行にて、闘龍門の卒業及び新日本プロレスへの入団を発表。内藤哲也を相手にプレ再デビュー、その後石狩太一(現・タイチ)を相手にヤングライオンとして再デビューを果たす。

2009年にはNOAHへの対抗戦に抜擢される等、評価は高かったものの結果は残せなかった。

2010年2月からTNAへ武者修行の旅へ旅立つ。


2011年1月4日東京ドームにて後藤洋央紀とタッグを組み、NOAHの杉浦貴らを相手に凱旋試合をするも、再びTNAへ。

翌年1月4日ではオカダと時を同じくしてメキシコ遠征から帰国したYOSHI-HASHIとのダブル凱旋試合が行われるもインパクトが残せず、知名度の低さも相まり、メイン後のIWGP王座挑戦のアピールではブーイングを受けてしまう。

だが、その後のシリーズから本来の実力を発揮し、棚橋弘至を苦しめる戦いを展開。

前哨戦でもCHAOSの面々とタッグを組み結果を残すと、2月の大阪大会で棚橋からまさかの王座奪取。レインメーカーショックと呼ばれる大事件を起こし、中邑真輔に次ぐ若さでのIWGPヘビー級王座となる。

3月4日の旗揚げ記念日、後楽園ホール大会では内藤哲也戦で王座初防衛。

旗揚げ40周年を迎えた新日本における新世代選手同士によるIWGP戦を制し、レインメーカーの地位を確立した。

この時ばら撒かれたオカダの肖像画が描かれたレインメーカードル札は、入場時の定番アイテムとなり現在に至る。


2016年6月、この年の4月に行われたIWGPヘビー級選手権で敗れている内藤にリベンジを果たし王座を奪還。その後も防衛を続け5月4日には、再び棚橋を破ったことで、IWGPヘビー級王座の最多防衛記録を更新している。

かつて侮られていたルーキーが、逆に「誰ならばオカダを止められるのか」と注目されるようになった中、宿敵ケニー・オメガに敗れるまでに、V12という新記録を打ち立てた。


王座陥落後は2012年の凱旋帰国時からのマネージャーだった外道とCHAOSの同門ジェイ・ホワイトの裏切り(その後BULLET CLUBに加入)、そのホワイト相手に連敗するなど低迷したが、2019年3月のNEW JAPAN CUP決勝でSANADAに勝利し優勝。これにより失ったIWGPヘビー級のベルトへの挑戦権を得ると、4月7日(現地時間4月6日)ニューヨークMADISON_SQUARE_GARDENで行われたIWGPヘビー級選手権で王者ホワイトにレインメーカーで勝利を収め10カ月ぶり5度目の王座に返り咲いた。

2020年1月5日、東京ドーム大会2日目で内藤哲也の保持するIWGPインターコンチネンタルとのIWGP二冠戦で敗れ王座陥落。

2022年1月4日の東京ドーム大会で、IWGP世界ヘビー級王者の鷹木信悟に挑戦して勝利、同王座を初戴冠。

2023年1月4日の東京ドーム大会にて、メインイベントでジェイ・ホワイトを下しIWGP世界ヘビー級王座を奪還。

同年1月21日、2年連続で行われたプロレスリング・ノアとの対抗戦では真壁刀義とのタッグで清宮海斗&稲村愛輝と対戦し清宮による自身への顔面蹴りにより試合度外視の大乱闘となってしまいノーコンテスト。

清宮はシングルマッチを要求したがオカダは相手にせず。しかし2月21日のノア東京ドーム大会での両者のシングルマッチが発表、ボイコットの姿勢を見せていたがGHCヘビー級王者となった清宮と対戦。時間無制限だったが16分32秒でオカダの圧勝となった。


2024年1月19日、新日本が団体公式ホームページでオカダが2024年1月末の新日本との複数年契約が満了後、契約を更新せずに退団することを発表。

2月からフリーとなり、2月の出場は11日大阪大会、23・24日札幌大会の3大会のみの参戦となった。

同年3月7日(日本時間)、AEWと契約。

同月20日、コカ・コーラ・コロシアムでのAEWダイナマイトでエディ・キングストンが保持するAEWコンチネンタル王座 に挑戦し勝利。



ファイトスタイル編集

必殺技は、自身のキャッチコピーにも使っているレインメーカー

その他にもヘビーレイン、ツームストーン・パイルドライバー、DDTなど、頭や首にダメージを蓄積させ、レインメーカーの破壊力を底上げするような技を好んで使う。

高い身体能力を威力に変えるような豪快な技を持ち味にしていたが、近年は変形のコブラクラッチ「マネークリップ」を主体とした絞め技・関節技にも手を伸ばしている。


前述通り、恵まれた体格に練り上げられてきた、高い身体能力が最大の特徴。

頑丈さと持久力で敵の攻撃を受け止め、攻める時にはパワーとダッシュ力で圧倒する、まさに王者のプロレスを展開する。

特に、いわゆるライダーキックのような、その場跳びでも敵を斜め上から狙えるドロップキックは、「ドロップキック一つで金が取れる」と評判。

一方で新人時代のフィニッシュ・ホールドだったジャーマン・スープレックスはレインメーカー習得後、「体が硬いから」と使用を控えている。(今でもあまり出さない。)


人物像編集

  • レインメーカーショックからIWGP防衛記録更新に至るまでは、不遜なキャラクターを演出していたが、イベント出演などでは意外とシャイな一面を見せることも。
  • 元はヒールユニットとして生まれた、CHAOSを自らのチームとして選んだものの、「自身をヒールレスラーだと思ったことは一度もない」とも発言している。事実、オカダがリーダー格となった後のCHAOSは、徐々に悪役色を薄れさせており、2018年秋には本隊との同盟関係に納まった。一方AEWに移ってからは、正真正銘のヒールターンを果たしており、THE ELITEの面々と共に嬉々として反則攻撃を繰り出す姿も見せている。
  • 後述したメディア出演の影響もあり、「王者としての佇まい」には非常に気を使っている。カッコいいスーツを着こなし、カッコいい車(フェラーリ)を乗り回す姿を見て、プロレスラーという職業に夢と憧れを持ってもらえれば……とは本人の言。
  • 早熟ゆえに、長らく同世代のライバルに恵まれなかったオカダだが、2019年5月にSANADAと激しい死闘を展開。互いの身体能力を極限まで引き出した戦いを受け、彼をライバルとして認めるようになった。一方、人生の上で何度も立ちはだかってきた内藤哲也のことは、「ライバルを超えた存在」という、宿命じみたものを感じる相手として位置づけている。
  • 釣りが趣味。釣り番組やイベントにも参加するほか、巡業先でもたびたび釣りを楽しんでいるとのこと。同じユニットの後輩・SHOを、船代・外食費など全て自分の奢りで誘うこともあるのだとか。
  • 妻は声優三森すずこ1月13日に交際を発表し、一度失ったベルトを奪還した直後、2019年4月12日入籍が発表された。
    • プロレス好きである三森が仕事の一環として訪れたプロレス観戦を機に知り合い、それ以来親交を深めたという。
    • (おそらく)交際前、オカダは2015年6月28日に開催された三森のバースデーライブへビデオメッセージを寄せ、「声優界のレインメーカー」の称号を授与している。
    • 2022年8月には彼女との間に息子が誕生している。
  • TBSラヴィット!」に出演の際、ニューヨーク・嶋佐とは顔見知り(嶋佐が何度かプライベートでイベントに来るほどのオカダファン)、鬼越トマホーク・金ちゃんとは釣り仲間であることが判明。

関連動画編集

入場テーマ曲『RAINMAKER』太鼓の達人収録版


メディア出演編集

ワールドトリガー編集

2015年、ワールドトリガーのミニコーナーにて本人役で声優初挑戦。


フューチャーカード バディファイト編集

ブシロード発売のカードゲーム『バディファイト』シリーズでは長らくイメージキャラクターを務め、アニメ展開もしている本作に合わせCMシリーズに登場。子供たちから呼び捨てにされ「オカダさん、な。」と訂正するのがお馴染みのフレーズとなった。


また、2016年放送の『フューチャーカード バディファイト100』では本人役として出演。

本編の巨悪・大魍魎ヤミゲドウの部下である祠堂孫六に代わり主人公・未門牙王と対戦(「強いヤツと(バディファイトで)戦いたい」という願いを祠堂に利用された)。しかし、戦いの中で牙王たちが世界を救おうとしていることを察し、また祠堂から譲られたデッキの「裏・五角竜王 荒天武」の姿に動揺し力を出せずにいる牙王の仲間である五角騎竜たちに苛立ち、モンスター相手にレインメーカーを御見舞して活を入れ、彼らの闘志を再燃させる。勝負にこそ敗れたが全力で戦えたことに満足し、牙王を激励しながら石化。ヤミゲドウ撃破後は他の人々と同じく復活した。


さらには、同ゲーム専用のモンスターカードとして「オカダ・カズチカ!!」が発行される。因みに所属のワールドは「ドラゴンワールド」。


後に、同じくブシロードが展開する『ヴァンガード』シリーズのイメージキャラクター・DAIGOと入れ替わる形でバディファイトを卒業。ヴァンガードでは2016年12月より放送された新CMにてミラ・ジョヴォヴィッチと対決した。


そして時は流れ2023年2月12日、前月のプロレスリング・ノアとの団体対抗戦での無効試合から端を発する清宮海斗からの対戦要求(舞台は2.21武藤敬司引退興行のセミファイナル。しかしオカダは清宮など眼中にないという意思表示なのか当初ボイコットすら示唆していた)に対し、GHCヘビー級王座防衛直後の清宮をレインメーカーでKOするという奇襲と共に宣戦布告。対戦要求を受けると宣言するとともに。近年珍しいほどのブーイングを浴びながら「試合したいんだったら、『オカダさん』だろ!!(要約)」と叫んだことで、生放送されたABEMAコメント欄をはじめ、この『オカダさん、な』のワードがにわかに復活を見せた。その後は一貫して上から目線のコメントに徹し、大会直前記者会見を欠席(しかも会見が行われている時刻に「肉食べます!!」とツイートまでしている)するなどの挑発を続けている。


余談だが、この対戦決定に至るまでの過程で(上記の対抗戦での無効試合も清宮の死角から頭部への蹴りを発端とする試合度外視の乱闘がきっかけ。とはいえ清宮は前年の対抗戦での惨敗のリベンジという因縁があった)、対戦を要求し続けた清宮、それを無視し続けたオカダという構図に対し、SNSを中心として、双方に非難が多発(特に上記のようなダーティファイトに出たとはいえ、知名度で劣る清宮に対してはもはや誹謗中傷の域にまで至ったようで、新日本プロレス所属でありプロレスリング・ノア参戦中と両団体に縁深い小島聡はこのことに本人が精神的に参っていることをあえて伝えるなど警鐘を鳴らしている)、両団体のファンと思われるアカウントによる(SNS、ヤフコメなどでの)論争・罵り合いが頻発するという事態を招いてしまっている。


龍が如く6 命の詩。編集

サブイベントのひとつ「クランクリエイター」にて本人役で登場。

神室町を牛耳る暴力チーム「JUSTIS(ジャスティス)」を圧倒的なカリスマ性で統べるリーダー。かつて、神室町で幅を利かせていたギャング集団「カラーズ」に対抗するため、親友のジョーと共に正義の集団JUSTISを結成。見事カラーズを壊滅させるが、その黒幕である殺月の報復により恋人を失い、以降は「チームを強くする」という考えに固執するようになり、結果チームは当初の方針とは異なる暴力チームへと変貌してしまう。


チームを離れたジョーは、尾道で出会った桐生一馬を立て「桐生会」を結成し、かつての正義の軍団だったJUSTISのようにオカダに対抗する。


実は、オカダの真の目的はJUSTISを敢えてギャング同然のチームにする事で、常に姿をくらましている殺月がチームの品定めに現れることを狙い復讐しようとしていたためで、彼の息がかかっているコウメイを参謀役として重用すると共に、ジョーが反旗を翻し対抗組織を結成してくれることまで計算していた。真実を告げたことでジョーとも和解し、最後は桐生たちと協力し悲願であった殺月へのリベンジを果たした。


因みにチーム名が「JUSTICE」でないのは、単にジョーとオカダが綴りを勘違いしていたためで、ストーリー終盤に桐生から指摘されてはじめて気付き「潰しといてよかった」と二人で安堵していた。


タイガーマスクW編集

CV:森田成一


タイガーマスクWにおいて、本人がアニメで登場する事が発表されている。

ちなみに、オカダは森田とのインタビューにて

『今日、森田さんの声を目の前で聞いて「オカダの声だ」と思いました。自然とそう思ってしまうくらい馴染んでますね。 実は僕はゲームが好きで、中学生のころ「ファイナルファンタジーX」(森田はティーダ役を担当)もやっていたので、心の中で森田さんが声を担当していただけたら嬉しいなと思っていたんです。オーナーにお願いしようかなと思っていたら、森田さんに決まったと聞いて。もう「自分持ってるな」と。』

と語っている。

また、森田が三輪秀次役で出演しているアニメ『ワールドトリガー』にオカダがゲスト出演している


ちなみに、三森すずこも同作において高岡春奈役で出演している。


プロレス総選挙編集

テレビ朝日の人気投票の番組でゲストとして出演。

2017年3月に放送された「史上初! 現役・OBレスラー200人&ファン1万人が選ぶプロレス総選挙」のアンケートの結果は4位であったが、上位がレジェンド級のレスラーで囲まれている中で大健闘した。

その後、2022年8月に放送された「本当にスゴいと思う『現役プロレスラー』は誰なのか?」のアンケートでは見事1位に輝いた。


豆知識編集

オカダ・カズチカのフィニッシュ・ホールドである「レインメーカー」はオリジナル技と評される事が多いが、既存つまり昔からある技である。


「短距離式首折り弾(ショートレンジ式クロースライン)」がそれで、技の入り方も既存のものである。

またレインメーカーポーズもシェイン・マクマホンの「金よここに落ちて来い(カムズ・ヒア・ザ・マネー)ポーズ」とほぼ同じである。ちなみにシェインの方が古い。


またWWEには同じ技で技の入り方だけ少し異なる「セブンス・ラリアット」という技を使うスーパースターが居る。


外部リンク編集

新日本プロレス公式サイト内、選手名鑑

Twitterオカダ・カズチカ@rainmakerXokada

タイガーマスクW公式サイト内 オカダ・カズチカ紹介

wikipedia

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