その他の用法
空中早期警戒管制機(airborne early warning)の略。⇒AWACS
概要
AEWはアメリカはフロリダ州 ジャクソンビルに本部を置くプロレス団体で、「オール・エリート・レスリング(All Elite Wrestling)」の略称。
車のバンパーメーカーを創業し、そこから億万長者になったパキスタン系アメリカ人のシャヒド・カーンが出資し、その息子のトニー・カーンが社長を務める。
2018年9月、ROHに所属していたコーディ・ローデスとヤングバックス(マット・ジャクソン、ニック・ジャクソン)は、ROHのチケット売り上げが徐々に芳しくなくなる中、「ALL IN」という興業を開催。大成功を収めた。
その第2弾興業が期待される中、同年末に3名はROHを退団。そして2019年1月にAEWの発足、ならびに3名がその副社長となること、及びクリス・ジェリコ、クリストファー・ダニエルズ、フランキー・カザリアン、ハングマン・ペイジらの入団を発表した。
更に同年2月7日、5月に旗揚げ興業を行うことと共に、新日本プロレスに所属していたケニー・オメガも副社長として団体に所属することが発表された。
設立当初よりメキシコの団体であるAAAと、2020年よりアメリカのインパクトレスリングと、2021年より日本の新日本プロレスと業務提携している。
所属選手は契約内容にも寄るが、アメリカ国外の他団体にならば参戦可能であり、クリス・ジェリコやジョン・モクスリーはAEW所属ながらも新日本プロレス(現在は業務提携しており問題なし)に、ケニー・オメガはDDTプロレスリングに参戦している。ただし、その他団体がアメリカ国内で行う興業には参戦できない契約内容であるらしい。
日本人選手は中澤マイケル、志田光が在籍。中澤はDDTプロレスリングからケニー・オメガの推薦によりスタッフ兼選手として入団した。
2022年3月2日、社長のトニー・カーンはROHを買収しオーナーになったと発表。事実上ROHを傘下に収めたことになる。
関連タグ
WWE / インパクトレスリング / ROH……他のアメリカのプロレス団体