概要
インディアン諸民族やイヌイットなどの先住民(ネイティブアメリカン)が住んでいたところに世界中から様々な人種が集まってきた北米大陸において「アメリカ民族」といえる者は存在せず、存在するのは国民としてのアメリカ人(アメリカン)である。
アメリカ合衆国(米国)は英語を話す白人が多数派の国ではあったが(「白人」であってもインディアンや中東、アジア系の血が入っている者もかなり多い)、中南米系(ヒスパニック、ラテン諸国も含めればラティーノ)の増加に伴いスペイン語の存在感が増しつつあり、現在ではメキシコに次ぐスペイン語圏にもなっている。
近年、東欧、中東、南アジア、東アジア、太平洋地域など多彩な地域からの移民流入が続いている。アフリカ系にしても奴隷の末裔とは限らず、新たに中南米やアフリカ諸国から移民したものも多い(バラク・オバマの父もケニアからの移民)。
このため2040年には白人が人口の過半数を割り込むと目されている。
先祖
現在のアメリカ人の家系をたどっていった場合、最も多いのはドイツ人を先祖に持つドイツ系であり、約5000万人にのぼるトップの人数である。
意外にもイギリス系は少なく、イギリス系が多数派なのはユタ州のみである。
関連タグ
白人 黒人 アジア系 ヒスパニック ネイティブアメリカン アングロサクソン(WASP)
ヨーロッパ系アメリカ人
アジア系アメリカ人
アフリカ系アメリカ人
ユダヤ系アメリカ人
ラテン系アメリカ人
カナダ系アメリカ人
検索:アメリカン