概要
腕絡みとスリーパーホールドの複合技で相手の背後から脇の下に腕を通してから相手の後頭部を固定し、もう片方の腕で相手の手首付近を掴んで引き上げることで相手の首が絞まる。
関節技と絞め技の複合技の基本形であり古くからある老舗な技で、他の技と組み合わせた派生技が数多く存在する。
現在では多くのレスラーが独自に変形させたコブラクラッチの派生技をフィニッシャーで使用している。
主な使い手
テッド・デビアス
ミリオンダラー・ドリームという技名で使用。
相手が100万ドルの夢を見るまで絞め上げる。
オカダ・カズチカ
変形のコブラクラッチでマネークリップというオカダらしい技名。
レインメーカーに次ぐ新フィニッシュ・ホールド。
大谷晋二郎
胴締め式で極めるコブラホールドとクロスフェイスに近い体勢で極めるキングコブラホールドを使用する。
類似技
チキンウィングフェイスロック
相手の腕を背後に極めてフェイスロック。
技の形が似ているのでよく間違われやすい。
ドラゴンスリーパー
相手の頭を脇の下に入れる。
スリーパーホールドの名前が一部含まれるが、実際はフェイスロックである。
アナコンダバイス
実際はV1アームロックの要領で腕を極めている。