概要
タイガーマスクの続編として制作されたアニメ。漫画も同時に連載された。
原作の続編として描かれている。
「伊達直人は交通事故で亡くなった」「世間一般にタイガーマスクの正体は伊達直人と認識されている。」「自分はその伊達さんの遺志を継ぎプロレスラーになった」と言明している。
開始当初タイガーマスクを慕っていた少年が正体かと噂されていたが、漫画版では「みなしごハウスで一番体格の良かった自分が」と語っており、アニメ版では明確に否定した。
タイガーマスク二世の正体は「亜久 竜夫」。普段は先代のように「ちょっとドジな新聞記者」を演じている。
漫画
宮田淳一版
月刊「少年ポピー」創刊号(1980年8月22日号)~1981年6月27日号連載。連載開始時のタイトルは「覆面プロレス王タイガーマスク」。少年ポピー休刊のため連載移行
「増刊少年マガジン」1981年9月11日号~1983年1月6日号。
つはらよしあき版
月刊「テレビランド」1981年4月号~1982年2月号連載。
別冊テレビランド「まるまるコミック」1981年夏休み直前号(創刊号)。
あもん桂版
月刊「テレビマガジン」1981年5月号〜1982.1月号連載。
虎の穴
この作品では虎の穴は敵組織では無い。亜久 竜夫は「自らを鍛える為とびこんだ」とまで発言したほど。
今作の敵組織は「宇宙プロレス連盟」。その正体はアラブの石油王。時代が反映されているとも言える。
新日本プロレス
テレビ放送されたのはテレビ朝日。
新日本プロレスの一部の選手が登場する。
タイガーマスク(レスラー)
放送と同時にタイガーマスクが新日本プロレスに登場。佐山聡氏がマスクをかぶっていた。
プロレススーパースター列伝の記述では「全日本プロレスのミル・マスカラスに対抗するジュニア・ヘビーの選手」が欲しいという新日本プロレスの思惑と、新作「タイガーマスク二世」を盛り上げたいという梶原一騎氏の思惑が合致して産まれたとのこと・・・。
真偽は不明。
タイガーマスクが放送されていたのは日本テレビだった為、「うちで産まれたタイガーマスクが養子に行っている」とか言っていたという話が。
後に、故・三沢光晴氏が全日本プロレスにタイガーマスクとして出現したときは、「タイガーマスクが帰ってきました」と実況した。