ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

概要

日本プロレス(日プロ)の中継番組として、1969年7月2日に放送開始。

開始当初の時間は毎週水曜日21:00 - 21:56で、当初は「NET(現在のテレビ朝日)ワールドプロレスリング」と局名を冠していた。

日プロ時代の中継では先行する日本テレビ(日テレ)との取り決めがあり、以下の試合は日テレの放送での独占中継とし、NETテレビでは放送してはならないことになっていた

  • ジャイアント馬場坂口征二の両選手に絡む試合
  • インターナショナルヘビー級選手権試合
  • インターナショナルタッグ選手権試合
  • ワールドリーグ公式戦

そこで、アントニオ猪木を番組上でのメインイベンターに抜擢した形で放送した。またその後、坂口の試合とワールドリーグ公式戦はなし崩し的に放映することになった。これが引き金となり、日プロは馬場派と猪木派に二分し、後に分裂の危機に立たされることとなった。

猪木「追放」の波をモロにかぶり・・・・・・

1971年末、猪木が様々な事情により日プロを追い出されてしまった。そうなると困ったのがNET。猪木の試合を「NETワールドプロレスリング」の看板としていたためだった。そこで、「猪木がいなくなった分馬場で埋め合わせしてくれ」と日プロ側に要求、結果、「NETワールドプロレスリング」に馬場が登場するようになる。だが当然ながら日テレは大激怒、1972年5月12日の放送を最後に日プロ中継を取り止め(その後7月14日まではプロレス中継の再放送を実施)、馬場を主体とした全日本プロレス(全日)を興す。

金曜8時と新日本の中継

1972年7月28日、日テレでの日プロ中継番組が完全に放映を終えた2週間後、同局の「金8枠」(毎週金曜日の20:00 - 20:54)の中継を引き継ぐ形で「NET日本プロレスリング中継」という中継枠が設けられた。結果NETテレビは週2本プロレス中継を抱える事になった。しかし同年9月25日の放送をもって「NETワールドプロレスリング」は終了した。

1973年4月6日、半年ぶりに「ワールドプロレスリング」のタイトルが復活した上で新日本プロレス(新日)の中継番組として放送開始(実質再開。また、「NET日本プロレスリング中継」をリニューアルする形でもあった)。猪木の試合が1年4カ月ぶりに全国ネットプロレス中継に復活したと同時に、前年3月の旗揚げから経営難にあえいでいた新日の経営も立て直すことが出来た。

逆に、NETにまで「見捨てられた」格好の日プロは、その年の4月20日群馬県吉井町(後に高崎市に編入された)で行われた興行を最後に活動停止。選手の大半は全日に移籍した。

ゴールデンタイムからの撤退

1987年4月7日火曜日の20:00からの放送に移行。同時にテコ入れとしてバラエティの要素を加えた『ギブUPまで待てない!!ワールドプロレスリング』として番組を新装するが、当時のファンからは猛反発を受け、10月5日からは再び月曜日の20:00に復帰、「ワールドプロレスリング」のタイトルが復活したうえ番組も元の試合中継のスタイルに戻る。

その後は土曜日の16:00 - 16:54→土曜の深夜時間帯に移動。2004年4月には、放送時間が30分に短縮された。

しかしながら、現在でも唯一「地上波で放送している全国ネットのプロレス番組」として健闘している。

ただし地方ローカルのプロレス番組では、福岡県ではテレビ西日本フジテレビ系列)が、DRAGON GATEを取り上げた「プロレス新伝説 DRAGON GATE」を不定期に、埼玉県ではテレビ埼玉DDTを取り上げた「DDTプロレス中継 さいたまースラム!」を毎週水曜深夜に、千葉県では千葉テレビが地元のKAIENTAI DOJOを取り上げた「プロレスリングTV We are KAIENTAI DOJO」を毎週日曜深夜に放送している。

2014年11月時点

関連番組

プロレス関連

  • ワールドプロレスリング完全版、クラシックス(テレ朝チャンネル1・2)
  • ワールドプロレスリングLIVE(テレ朝チャンネル2)
  • ワールドプロレスリング リターンズ(BS朝日
  • ワールドプロレスリングNOTTV(NOTTV

プロレス以外の番組

外部リンク

公式サイト

コメント

コメントが未記入です

pixivに投稿されたイラスト

すべて見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ

ワールドプロレスリング
4
編集履歴
ワールドプロレスリング
4
編集履歴