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概要編集

関東地方北部(北関東)の都道府県。領域は旧上野国とほとんど同じ。上信越として新潟県長野県とまとめられることもある。


隣接県は北から時計回りに新潟県福島県栃木県埼玉県長野県となっているが、福島県との県境は非常に深い山奥のうえに、尾瀬ヶ原があり立ち入りが厳しく制限されている(徒歩でのみ往来可能)。福島県に自家用車で向かうには東北自動車道などを経由して一度県外に出なければならず、車社会の群馬県民からは「福島県とは接していない」と認識されている。


上毛カルタ「鶴舞う形の群馬県」より、県民の認識では「群馬はの形」である。

上毛カルタでは絵札内に比して描いてあるが、『明らかにアカエイじゃねーか!』とか『どう見ても鶴じゃねーよ!』という県外の方向けに説明すると、南東部の細長い部分が首、北東部及び南西部の突き出しが翼、北西部が尾羽という並びで『右下を向き翼を広げた鶴』の姿となる。


県庁所在地が人口最多の都市ではない県の一つ(他に福島県静岡県三重県山口県)。高崎市が最も人口が多く、前橋市は人口2位。


主な自治体編集

中毛地域編集


西毛地域編集


北毛地域編集


東毛地域編集


主な特徴編集

観光面編集

温泉の数では大分県(総数)・山形県(温泉がある自治体数)には及ばないものの、温泉番付で東の大関となり(温泉番付は大関が最高位)、今もなお最も人気のある草津温泉、温泉のマーク」の発祥の地とされている磯部温泉の他にも、伊香保温泉、四万温泉、水上温泉郷、万座温泉、鹿沢温泉など多数存在する。

しかし、残念ながらその一つである川原湯温泉は八ッ場ダムに沈んでしまったが、違う位置で湯量・泉質も違うものの、新川原湯温泉として生まれ変わった。

また、谷川岳碓氷峠鉄道文化むらなどの温泉以外の観光も可能。

を見に行く際は前橋市の敷島公園がオススメ。



交通編集

鉄道編集

碓氷峠、土合駅、高崎駅と言った鉄道で有名な群馬県だが、関東一の車社会としても名高い。特に両毛地域は全国レベルで車社会化が急進展した地域である。

碓氷峠によって主要鉄道路線ルートから外れてしまった苦い過去がある。(これは長野県にも同様)

しかし、今でも他に大宮駅しか例のないフル規格の新幹線が分岐する駅を抱える県なだけあって、交通の要衝の名は失ってはいない。

※フル規格新幹線の分岐のため、盛岡駅福島駅東京駅新大阪駅博多駅は含まれない。

特に交通面や天候面で難が多いとされる日本海側地域の住民にとっては新潟県と共に大都市へのアクセスには重要な区間でもある。


ちなみに「新幹線が通っているにもかかわらず県庁所在地の市に新幹線の駅がない」数少ない県である。もっとも、上述の大宮も2000年まではそうだったのだが…

※他道県の例としては北海道(札幌市に到達していない)・岐阜県(岐阜市を通過していない)・滋賀県(大津市を通過するが駅がない)・佐賀県(佐賀市を通過していない)・茨城県(水戸市を通過していない。なお同県のみ県内に新幹線の駅自体がない)。


この人口が新幹線駅のある高崎と県庁所在地の前橋とで二分されている影響や、仙台駅などの東北方面へのアクセスがかなり大回りになってしまう交通事情もあって高崎駅はライバルの宇都宮駅に利用者数では負けてしまっている。


ただ、在来線は他の北関東の県に比べて利便性が良く両毛線は地方鉄道の割に利用者が多く、高架区間も多い。

更に東武鉄道の高架化されている区間などが多いので地域の移動としては非常に良いが、東京都心部のアクセスには向いていない。


北関東では最も西側にあるため、東北へ観光する場合は一回大宮まで南下して東北新幹線に乗り換える不自然なルートが最速。東北新幹線も高崎に来ればよかったのだが。


道路編集

山間部はそうでもないが、南部の平野部は最近整備された道路が非常に多い。

以前は平野部もそれほど道路事情が良くなかったが、国道354号407号122号によって交通事情が劇的に変化した。

特に国道354号を利用する事で高崎駅関越自動車道(高崎玉村SIC)~国道462号国道17号(上武道路)~国道407号~国道122号~東北自動車道(館林IC)を結びながら茨城県新4号バイパスまで繋がっているので利便性が高い。

一方、国道17号の上武道路区間や国道50号は道路規格良いものの所々、2車線区間も多く決して走りやすいとはいいがたい。

高速道路に関しては、南北に関越自動車道、東西に上信越自動車道北関東自動車道を走っており、非常に便利だが、東京方面は土休日になると登山やスキー客の帰りで非常に渋滞するので注意が必要となる。


空路編集

県内に空港は存在しない。最寄り空港は一応羽田空港とされているが、例えば前橋からだと関越自動車道等を経由して約150km遠方にある。なお、距離だけで言えば松本空港まで約170~180kmと対して変わらず、県北の水上・沼田辺りだと新潟空港(約200km)すら等距離になるほどである。太田あたりだと羽田からの距離は約130kmほどとなるが、実はこの辺りだと茨城空港との距離も130km程度となっている。

…と言っても県民や、群馬を目的地とするものが松本空港や茨城空港を利用することはほぼ皆無である。何故ならどの空港もざっと100km以上は離れており、最も公共交通手段に優れているのが羽田であるため(県内各地から羽田への直通リムジンバスがいくつか発着している)。

なお、茨城空港と静岡空港の開港により、県都と空港との間が100km以上、空港までの所要時間にして3時間以上かかる都道府県は群馬県が日本で唯一となった。このように空路との縁遠さによる他の地方との心理的・物理的距離の遠さは課題と言える。


一方で県内には群馬へリポート、高崎ヘリポートという公共ヘリポートが存在する。かつては成田空港と群馬ヘリポートとの間に直行のヘリコプター民間航路が開設されており、これを使うことで成田まで片道40分で行くことが出来たが、現在は運行されていない。

この他に大西飛行場という、航空愛好家の個人が所有する飛行場が存在した。2004年に残念ながら廃港となったが、空港前には一般道と仕切るために踏み切りが存在したことなどが知られる。

首都圏第三空港構想においては、群馬県または埼玉県など北関東地区に新空港を建設するという構想が存在するが、東京湾の他地区を埋め立てるという案と比べると残念ながらメジャーとは言えない。また、羽田・成田の空港設備拡張により、現在首都圏第三空港構想は棚上げ状態にある。


経済面編集

家電量販店の業界シェアツートップであるヤマダ電機ビックカメラは両方高崎市で創業。ヤマダ電機は現在も高崎駅の目の前に本社ビルを構えている。


自動車メーカーSUBARUの前身である中島飛行機は、現太田市にルーツを持つ。現在も市内に工場が存在し、その敷地にはスバル町の名が付いている。


群馬県で創業したり拠点にしている企業は数多く存在する。

それ以外にもたくさんの工場があり、工業地帯としても知られている。


群馬を代表する主な企業


地理編集

地形編集

南東部には関東平野が広がっているが、それ以外の県のおよそ3分の2は山地が占めている。有名なも多くあり、赤城山榛名山妙義山で構成される「上毛三山」は県民に広く親しまれている。

東京近郊という事もあってか、日帰り登山も盛んに行われている。初心者向けの日光白根山谷川岳から上級者向けの妙義山まで、多くの登山愛好家が楽しむ事ができるのも要因の一つか。

また、県北西部に位置する浅間山草津白根山といった火山は現在も活発に活動しており、前述した数多くの温泉といった恩恵の他にも、火山活動による周辺道路の規制、噴火による死傷者などの被害を生み出している。


に全く面していない内陸県のひとつ。県民が海に行く際は新潟県に行く事が多く、県内の小学校の臨海学校も新潟で行われていたが、最近は安全や災害などの観点からほとんどの臨海学校が廃止された。

余談だが、童謡「うみ」の作詞者・作曲者は共に群馬県出身。よっぽど海への憧れが強かったのだろうか。


気候編集

北部は日本海側気候となっており、関東地方としては唯一。

特に最北端のみなかみ町藤原地区や片品村は日本有数の豪雪地帯で、3mを超える雪が積もる事もあった。

また、北西部に位置する草津町などでは、降雪量こそ少ないものの北海道並に寒冷な地域であり、最低気温が-10℃を下回る事も珍しくない。


いっぽう南部は、フェーン現象による猛暑地域として知られている。その代表例が館林市で、夏季のニュースでは埼玉県熊谷市と共にトップクラスに名前を見掛ける地名である。他にも前橋市や伊勢崎市では、最高気温40℃を記録した事がある。また、この高温と山地の影響で、北関東ではが非常に多い。

冬季は他の関東地方と同じく乾燥した晴れの日が多いが、からっ風と呼ばれる群馬特有の強風が県民を苦しめる。特に赤城山から吹き下ろす風は赤城おろしとも呼ばれ、自転車通学をする生徒は毎日これと戦っている。


政治編集


文化編集

  • 日本三大映画祭の一つ、高崎映画祭を開催している。
  • 元日のニューイヤー駅伝の舞台である。
  • 群馬県をモチーフにした上毛かるたが盛んで、暗唱することが県民の誇りとされている。半面、百人一首は苦手としている県民も多いとされている。
  • 無アクセントの栃木・茨城とは異なり、群馬は東京式アクセント。
  • 群馬弁は若者の間ではほとんど使われないが、独特なアクセントは残っている。例えば、いちごという単語では普通「いちご」と後半にアクセントが付くところ、群馬県民は「ちご」と先頭にアクセントが付く。

風潮編集

  • 隣接する栃木県を県民の多くがライバル意識している。
  • かかあ天下が多いとされている。これには諸説あるが、養蚕が盛んな時代に夫婦の夫が遊び歩くところに見切りをつけて内職で家計を支えていた、もしくは「うちの妻は日本一」という意味合いであるなど、はっきりしていない。

不憫な県、群馬県編集

群馬県はネットによって未開の地というあまりにも不名誉なレッテルを貼られてしまった。

これに関しては知事と同県選出の衆議院議員が以下のような発言をしたことがある。

大沢正明群馬県知事

 「2/3が山林で風光明媚なので取りかたによってはそう(未開の地)」 「いい言葉だ」

 「(未開の地なら)これから発展できる県だ」

小渕優子衆議院議員(群馬5区)

 「東京からわずか100kmでアフリカ気分が味わえるのなら良くないですか?(爆笑)」

 証拠映像

群馬サファリパークがあるため、あながち間違いではなさそうですが、このネタは傷付く関係者も存在する危険なネタのため、絶対に乱用しないでください。

特に対なるネタを持つ岡山県とは絶対に比べないでください。

実際に、大沢の後の知事になった山本一太はランキング関連の出版社相手に大人げなく恫喝して失笑されている。


名物編集

観光編集

前述の主な特徴>観光面および群馬県観光物産国際協会の公式サイトをチェック。


食べ物編集



その他編集


群馬県出身の著名人編集

前橋市


高崎市


太田市


桐生市


みどり市


伊勢崎市


藤岡市


館林市


邑楽郡邑楽町


下仁田町


渋川市


沼田市


吾妻郡草津町


中之条町


その他


歴史上の人物編集




群馬を舞台とした作品編集


群馬に関連するキャラクター編集


VTuber


pixivに登録している群馬県の絵師編集

ユーザー検索:群馬県


関連タグ編集

群馬 ぐんまちゃん グンマー

群馬県庁 ザスパクサツ群馬 だるま いい湯だな

赤城山 / 赤城 榛名山 / 榛名 谷川岳 / 谷川

群馬(小惑星)


関連リンク編集

群馬県公式サイト

ググッとぐんま公式サイト

群馬県公式Twitterアカウント

ググッとぐんま公式Twitterアカウント

tsulunos(ツルノス)HP

tsulunos 〜群馬県公式〜

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