概要
埼玉県春日部市を舞台にしんちゃんこと野原しんのすけとその家族を中心に巻き起こるドタバタコメディー。アニメ化される以前は目立った反響は全く無く、打ち切りの危機すら出ていたドマイナーな漫画作品であったが、アニメ化されたことがきっかけで、一気にメジャー級漫画と化したことでも有名である。
本来は青年漫画(『漫画アクション』連載)で、性的な描写やどぎつい風刺も目立つ大人向け作品であったが、アニメ化され子供に人気が出てしまった結果、「子供に見せたくない番組」に常にトップ10入りしてしまうが、関係なく放送は続いた。
(過去には『ルパン三世(TV第2シリーズ)』、『8時だョ!全員集合』、『オレたちひょうきん族』がランクインしていた事があり、逆に多くの視聴者に影響を与える番組の証でもあった)
のちに原作漫画も子供の読者を意識したファミリー向けの内容に徐々にシフト。家族や仲間の大切さを描いたエピソードが目立つようになる。掲載も『まんがタウン』に移り、2023年に休刊後は『「まんがクレヨンしんちゃん.com」公式サイトのウェブ連載に移籍し、幼年漫画の扱いを受けることも多い。
海外においてもアニメが放送されている。中国語版のタイトルは「蠟筆小新」(中国語読み:ラービーシャオシン/広東語読み:ラーッバッシウサン)、韓国語版でのタイトルは「짱구는 못말려」(読み:チャングヌンモンマルリョ)<チャングは止められない>、ヒンディー語版でのタイトルは「क्रेयौन शिनचैन」(読み:クラウンシンチャィン)になっている。
原作の特徴
1990年より連載。元々は成年向け雑誌「週刊アクション」連載だったこともあって、初期では際どい下ネタやブラックユーモアを多用。連載第1話を含む単行本未収録の話は更に過激な内容だった。
アニメ化後は段々とホームコメディへと作風を転換していき、2000年にファミリー向け雑誌の「まんがタウン」へ移籍。しかし以降もアニメに比べて時折シビアな話が目立ち、アニメ化されていないエピソードやキャラクター、設定なども少なくない。
2009年9月11日に原作者の臼井儀人が登山中の事故で不慮の死を遂げたため、2010年3月号を以て本家の連載は終了。同年8月号から元アシスタントによる『新クレヨンしんちゃん』が開始された。
来歴
1987-だらくやストア物語スタート。二階堂信之介が誕生。
1990-天安門広場・ベルリンの壁発言で連載スタート。私のメアリーが犯された。
1992-第1巻発売と共にアニメ化。
1994-アクションから専門誌クレヨンしんちゃん特集号が半独立。2000年11月まで刊行。ただし殆どの作品に単行本がなかったことに加え、その特集号がB5中綴じという糞仕様だったため、まんだらけ・駿河屋・日本の古本屋・スーパー源氏いずれでも扱われること無し。
ここまでの歴史は、誰に知られることなく消滅した。
2000-特集号がまんがタウンに改題。同期生に晴れの日ユキちゃん、天王寺のあべ乃ちゃん、派遣戦士山田のり子など。
2023-まんがタウンが2023年12月5日発売の1月号をもって休刊が発表、「まんがクレヨンしんちゃん.com」公式サイトに新作連載が移籍することになる。
あらすじ
埼玉県春日部市に住むしんちゃんこと野原しんのすけは、おバカでお気楽マイペース。下ネタや美人のおねいさんが大好きだが、好奇心旺盛な5歳の幼稚園児。
家族や友達、果てには周囲の人々を巻き込んでしんちゃんの面白おかしい日常は今日も始まる。
登場人物
TVアニメ
1992年4月にテレビ朝日系列の月曜19時-19時30分枠にて放送開始。元々この枠は木曜19時半 - 19時58分の枠から移動してきた藤子アニメ枠で、本来であれば引き続きテレビ朝日・シンエイ動画お得意の藤子アニメの新作を放送する予定であった。しかし、当時同時間帯にテレビ東京で『炎の闘球児ドッジ弾平』を放送していたため、藤子作品の多くが『ドッジ弾平』と同じ小学館から発行されているという事情から、藤子アニメを放送することは断念されることになった(このことから『ドッジ弾平』はある意味クレしんアニメ化の間接的なきっかけとなった作品および、クレしん大ヒットの陰の立役者ということになる。)。
その後、1991年末に行われた旭通信社(現・ADKエモーションズ)のラジオテレビ企画部の会議にて、当時旭通信社のプロデューサーだった堀内孝が「青年誌(漫画アクション)でやっている『クレヨンしんちゃん』というマンガが面白くなるような気がする」と発言したのがきっかけで(旭通信社側は、これについて元々は他の作品のアニメ化案を通すための当て馬でしかないと思っていた。このことは『しくじり先生』(関東地方2021年4月19日深夜放送分)にて明らかにされている。)、旭通信社が『クレヨンしんちゃん』のアニメ化を企画。それをテレビ朝日編成局編成部長の高橋浩とシンエイ動画に持ち込み、1992年1月13日にテレビアニメ化が決定した。当て馬から一転アニメ化された理由は「ちびまる子ちゃんとは違った、子供が大人を振り回す作品をテレビアニメにしたら面白そう」とのことだった。このため、本作は元々『ドッジ弾平』終了までの繋ぎ番組という扱いでしかなく、『ドッジ弾平』終了後は直ちに元通り藤子アニメに戻すつもりであった(『しんちゃん』企画立ち上げ前時点では『バケルくん』『ウメ星デンカ』の2案があり、そのいずれかが後番組になる予定であった)。
結局本作は、スタッフの予想を上回る人気が出てしまったため、前述の『ドッジ弾平』終了以降も藤子アニメの新作は制作せず、本作を継続して放送されるようになり、現在に至っている。
元々は月曜19時-19時30分に放送されていた。その後金曜19時台後半→土曜19時台前半を経て、2004年10月22日から2019年9月までフルネット24局で金曜19時台後半(『ドラえもん」』と『ミュージックステーション』の中間)に放送されていた。2019年10月からフルネット局では『ドラえもん』の前、土曜の16時30分-17時の放送となり、その際『ドラえもん』と共に「ローカル枠格下げで地方によっては早朝深夜の放送か、打ち切りの地域が出るのでは?」という意見もあったが、最終的には全国ネットが維持される。放送時間の移動は15年ぶり。これに合わせて同年9月13日に「引っ越し」を記念した『せぷてんばー引っ越せばースペシャル』を放送(この放送を最後に劇場版やTVスペシャルなどを除き、日本の民放テレビからゴールデンタイム放送のテレビアニメが一度姿を消した)。移動してからも他番組とのコラボを行っている。
放送枠が悉く廃枠になっている事から、将来を不安視する視聴者も居る。さらに、関西の視聴者にとっても長年無縁だった夏の甲子園との戦いが始まった(ただし、ゴールデン時代はテレビ朝日の編成の都合でマトモに放送できないこともあり、移動後は編成の都合による休止はほぼ無くなった)。
2020年4月からBS朝日の金曜日19時30分に放送されるようになり地上波ではないがゴールデンタイムに復帰した(放送内容は基本的に地上波の6日遅れだが違う回の話になって見れないこともある。)…のたが2023年9月29日を以て「ドラえもん」と同時に終了。
しんちゃんが編成された放送枠は悉く廃枠になると言うジンクスがある。(月曜夜7時前半、金曜夜7時後半、二代目土曜夜7時前半)
放送時間によって構成が異なっており、元々は30分枠で3話放送だったが、金曜19時台後半時代の大半は24分枠だっため、1回2話放送だった。土曜16時30分枠に移動すると30分に戻り、3話放送になったが、昨今の時世の事情によって作品の制作、収録にこれまで以上の時間が要する事になったせいか、新作1本+再放送2本か新作2本+再放送1本という形のため「再放送ばかり」と難色を示す視聴者もいる(制作側もそれを踏まえてか、新作エピソードの中で風間くんが「最近のご長寿アニメは、過去作の再放送ばかりして手抜きになっている」と完全に自嘲ネタとしか言いようのない愚痴を呟くシーンがある)。なお、再放送された作品は新たにアフレコし直しており(代役を起用していた場合は本来の声優に戻している)、尺の都合でカット込みのものが少なくない。(必ずしも全員新録ではないようで声優を引退した大前茜の出ている回の再放送が有り大前はライブラリー出演の可能性が高い。)
過去には他系列とのクロスネットである福井放送(日本テレビ系列とテレ朝系列)やテレビ宮崎(フジテレビ系列と日テレ系列とテレ朝系列)でも放送されたほか、他系列局のIBC岩手放送(岩手朝日テレビ開局まで)、秋田放送(秋田朝日放送開局まで)、山梨放送、北日本放送(富山県)、山陰放送、四国放送(徳島県)、南海放送(愛媛県、愛媛朝日テレビ開局まで)、高知放送、琉球放送(沖縄県、琉球朝日放送開局まで)でも放送された。また日テレ系列とテレ朝系列のクロスネットだった山形放送も月曜19時台はANNネットだったため、山形テレビがフジテレビ系列からテレ朝系列にネットチェンジするまでは同時ネットで放送していた。テレビ宮崎のネット打ち切りを最後に系列外&クロスネット局による遅れネットは消滅し、現在ではフルネット局のみの放送となっている。
2022年7月2日放送分より、TVer、ABEMA、テレ朝動画、GYAO!で見逃し配信が開始。地上波放送終了後に当日の放送分が期間限定で配信される。
青年向け漫画だった原作を子供向け・ファミリー向けにアレンジしている。とはいえ下ネタが頻発していたのは上記の評価からもおわかりだろう。
またずれ荘編あたりから露骨な下ネタやブラックジョークは段々と減少し、現在は比較的穏やかなホームコメディとなっている。しかし下ネタやブラックジョークを抑えた反動で、原作よりホラーなエピソードも目立つ。
初代監督は本郷みつる。1996年10月からは原恵一が、2004年7月から現在まではムトウユージが担当しており、監督による作風の違いも見られる。
TVスペシャル
- クレヨンウォーズ(1997年)‐しんのすけたちによるスターウォーズのパロディ作品。歴代の映画キャラたちがモブキャラとして登場している。
- クレヨン大忠臣蔵(1998年)‐大石しんのすけ率いる春我部浪士が風間内匠頭トオルの仇討ちをするべく、吉良上野介ぶりぶりざえもんに挑む忠臣蔵のパロディ作品。因みに、子供向けの作品なので風間は幽霊としてしんのすけたちの前に現れている。
- 野原刑事の事件簿(1997年~) - かすかべ署に勤める刑事、ひろしとひょんなことから刑事となったみさえ、しんのすけ、ひまわりが事件を解決していくというもの。
- トレジャーハンターみさえ(2000年~) - トレジャーハンターの野原一家が財宝を求めて冒険するという作品。『インディジョーンズ』や『犬神家の一族』『プロジェクトA』等、様々な映画のパロディが存在する。
- えんぴつしんちゃん(2002年~) - 小学生に進級したしんのすけが騒動を引き起こすという作品。
- しんちゃん対シン・ゴジラ(2016年) - この作品がクレヨンしんちゃんとゴジラの初共演となった。カスカベ防衛隊とゴジラの戦いを描く。
- 仮面ライダー電王+しん王、三段腹イマジン登場。アニメ版にて「俺、参上!」が実現した。(2007年)。実写パートでは良太郎とモモタロスと共演しその翌年の再放送では次作の主人公、同時期放送のスーパー戦隊の『ゲキレンジャー』と『ゴーオンジャー』のキャストや怪人と共演した
- 仮面ライダーフォーゼよりクレしんスイッチ(嵐を呼ぶ! オラと宇宙のプリンセス特別企画・ショートアニメ全4話)(2012年)
- シン・仮面ライダーよりしん・仮面ライダー、怖顔オーグ、梅オーグ、雲オーグ登場(2023年)
- 2006年放送の「ふたりはプリキュアSplash☆Star」においてエンドカードや後期ED「ガンバランスdeダンス」のダンスにキュアブルームとキュアイーグレットと共に参加し2024年4月18日放送の『わんだふるぷりきゅあ!』で初のコラボエピソード「オラ、プリキュアだゾ」の放送が決まりこむぎ(キュアワンダフル)といろは(キュアフレンディ)が共演してしんのすけとシロがプリキュアに変身する。さらに5月19日放送の第16話「鏡石のふしぎ」でしんちゃん側の双方向コラボ放送がきまりにそれにちなみしんのすけとシロが登場し再びエンドカードも見せる。
- 1993年頃放送されたテレ朝アニメの特番においてしんのすけとみさえ(彼へのお目付け役)とその当時に放送されたテレ朝アニメのキャラ(『ドラえもん』からドラえもん、のび太、ドラミ、『美少女戦士セーラームーン』からうさぎとルナ、『スーパービックリマン』からフェニックス『南国少年パプワくん』からパプワくんとチャッピー、『クッキングパパ』の荒岩一味の9人+2匹)と共演した。各キャラたちの関連映像(ちなみにクレヨンしんちゃんだと「しんのすけの行動パターン」の解説)だったが最初から緊張モードでベンチに隠れ毒舌を出す、ひな人形のお雛と三人官女(放送時期はひな祭り)でナンパをしだす(ちなみにこの時、うさぎとフェニックスはため息、パプワは現代っ子に対しての言葉に荒岩は冷や汗、ドラえもん達は茫然自失だった)、コーナー終了後、次のコーナーの担当がうさぎだとドラえもんが教えたら興奮する、EDの締めが「さようなら」と思わせて「こんにちは」というなど相変わらず全員を振り回し差全開だった。
ちなみにドラえもんとも付き合いが長く1時間合体特番回ではしんのすけがのび太とドラえもんのコスプレした寸劇を見せることもある。しかし、この寸劇で見せたお下品な行為が、ドラえもんとの付き合いを少なくさせる原因にもなってしまった。
原作漫画を基にしたエピソードだぞっ。
- 恐怖の幼稚園だゾ‐クレしん最大のホラー回
- 呪いのフランス人形だゾ‐呪いの人形が野原家を襲う話
- 本当に怖い呪いの人形の話だゾ‐呪いの人形が野原家に呪いをかけようとする話
- 縮みゆくしんのすけ‐しんのすけが小さくなる話
- 知らない誰かがいるゾ-しんのすけたちの中に映り込む謎の人物
- ななこおねいさんとおばけやしきだゾ‐お化け屋敷に本物の幽霊が出る話
- オラとオラの対決だゾ‐もう一人のしんのすけがやりたい放題する話
- 怖~いDVDだゾ‐侵略者が販売していたDVDを見た人々が偽物と入れ替わる話
- お留守番がドキドキだゾ ちょっと怖いゾ編-留守番中のしんのすけを怪奇現象が襲う
- 真昼のホラー体験だゾ‐マサオくんの家で連発する怪奇現象
- ユーレイに誘われちゃったゾ‐風間くんが親子の幽霊に狙われる話
- 真夏の雪だるまだゾ‐冷凍庫に放置された雪だるまがしんのすけに復讐しようとする話
- たけのこ大襲撃だゾ-幼稚園に現われたたけのこのお化けが皆を襲う話
なぐられウサギシリーズ
- なぐられウサギの逆襲だゾ-ネネちゃんとママがストレス発散に殴っているぬいぐるみに真夜中に逆襲される話
- ネネちゃんのウサギがしゃべったゾ‐なぐられウサギが消えてシロに愚痴る話
- なぐられウサギたびたびだゾ‐なぐられウサギがネネちゃんの夢に現れる話
- うさぎもイッパイ飲みたいゾ‐なぐられウサギがマスターヨダの店に来る話
- レジェンド オブ なぐられうさぎだゾ‐なぐられウサギがネネちゃんに憑りつき、乗っ取ろうとする話
- なぐられうさぎ〈泡〉だゾ‐なぐられウサギが自らの存在意義としてネネちゃんに自分を殴ることを求める話
- なぐられうさぎ〈醒〉だゾ-ネネちゃんが目を覚ますとなぜか枕元に殴られウサギが…
カスカベ都市伝説シリーズ
2013年
- 人面クレヨンだゾ-マサオくんに取りついた人面クレヨンが不吉な予言をする話
- 幼稚園の階段だゾ-しんのすけたちが幼稚園で謎の階段を発見する話
- 謎のかぐやさんだゾ-しんのすけたちが月から来たというおばあさんに出会う話
- ゆれるブランコ少女だゾ-しんのすけたちが不思議な公園で出会った謎の少女の話
- 大回転マダムだゾ-ある言葉を言ってはならない寿司屋の話
2014年
- ガチャガチャ人間だゾ-マサオくんがガシャポン人形の祟りに逢う話
2015年
- 呪いのあみだくじだゾ-呪いのあみだくじに名前を書いてしまったカスカベ防衛隊に不幸が降りかかる話
- 恐怖のアプリだゾ-謎のアプリにはまってしまったみさえの話
2017年
- 謎の行列だゾ - なぜか抜け出せない行列に並んでしまったしんのすけ達の話
- 恐怖のエレベーターだゾ - 目的地に着かない謎のエレベータに乗ってしまった風間くんの話
2018年
- 風間くんと離れられないゾ ‐ 謎のボールに手を突っ込んだまま抜けなくなってしまったしんのすけと風間くんの話
- おともだちができたゾ - ひまわりにしか見えないお友達とは…
- 行き先のわからないバスだゾ - おかしな幼稚園バスに乗ってしまったしんのすけとボーちゃんの話
- キョーフ扇風機だゾ - しんのすけに惚れた扇風機がななこを妬み、襲撃する話
2019年
- オラのぬけがらだゾ - 謎のパックを使ったらしんのすけの抜け殻が動き出して…
- 不思議なドッグハウスだゾ - 謎の光に吸い込まれたしんのすけとシロが立場が入れ替わった異世界に行ってしまう話
- 帰れない風間くんだゾ - 同じ時間と出来事を繰り返す風間君の話
劇場版
ヘンダーランドの大冒険 - 人形ひろしとみさえ
伝説を呼ぶ踊れ!アミーゴ! - タイトルからは想像できないようなホラーな内容
爆睡!ユメミーワールド大突撃 - 悪夢の世界
劇場版サブタイトル
詳しい概要はクレしん映画の項へ。
長寿アニメなのに……
テレビ朝日で30年以上放送されている長寿アニメだが、それ以上に長寿番組であるドラえもんと比較すると扱いの差が非常に大きく、ドラえもん関連の企画がアメトーークでたまに放送されるのに対し、クレヨンしんちゃん関連は何故か一度も放送された事がない。
同じテレ朝のしくじり先生などではしんちゃん関連を扱っているのに対し、アメトーークではアニメ本編で絵心ない芸人のイラストとのコラボがあった程度しかなく、一方でギャグ漫画サミットでは本作がギャグ漫画の代表格であるにも拘らず一切取り上げられないなど30年以上放送している長寿アニメとは思えないほど扱いが悪かった。
その後、「しくじり先生~俺みたいになるな!!~」においてはじめて取り上げられ本作について現状が語られた。ちなみに今回講師役は「2021年のクレしん映画」でゲスト声優として出演したチョコレートプラネットが務めEDにしんのすけが登場した。
近年では朝の情報番組「グッドモーニング」ではドラえもんと同様時刻のお知らせにアニメーション付きで登場するなど待遇は良くなりつつある。当番組ではお天気コーナーなどで春日部で中継する際はしんのすけが着ぐるみで登場することもある。
まさかの……
今は亡きスーパーロボット大戦X-Ωの2015年の限定イベントで、カンタムロボと共に限定参戦し、STAR DRIVER 輝きのタクトと共演した。
2021年のエイプリルフール企画でラブライブ!のスクールアイドルフェスティバルとのコラボが決定。ホーム画面にはしんのすけ、ひまわり、かすかべ防衛隊の他、クレしん風に描き下ろされたμ'sやAqoursのメンバーが登場し、5日間限定で「オラはにんきもの」がスクフェスでプレイできるようになった。(イントロとサビだけだが。)
今まで徹底的に男性キャラを排除してきたラブライブの世界についに国民的アニメの男性キャラが入り込んだ。女子高生アイドルだらけの世界で、下ネタとお姉さん大好きな嵐を呼ぶ5歳児が黙っているはずはないだろうと、一部では心配(期待)の声が上がったが、ストーリーではただ挨拶して一緒のステージで踊るまでにとどまった。(当然と言えば当然ではあるのだが・・・・・。)
余談になるが主要キャラを始め
実際の5歳児はここまで小さくはない(下手すると1歳とちょっとくらいの身長で、実在したら当然発育不良)
設定上は身長1m以上あるはずだが、みさえとの比較では
3〜4人分くらい身長差があるように見える
『封印作品』
外部サイトで話題。「クレしん」+「封印」Or「お蔵入り」でワード検索可能。
元々「漫画アクション」で連載されたためか初期のしんちゃんには青年、大人向けの話が多かった。
記念すべき第1話がよしなが先生にハレンチな事をし体罰をうける『くそー顔がピカソになるぐらいなぐりやがって』
その後の粘土造形「私のメアリーが…」といった下ネタ、「ベルリンの壁」「天安門事件」と時事ネタ過激すぎたためか単行本未収録。
他にも「おケイさんのお見合い話」「幼稚園の運動会」など数多くのお蔵入りとなったエピソードがある。
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- 仮面ライダーアマゾンズ:『クレヨンしんちゃん外伝 おもちゃウォーズ』にて共演。
- 獣拳戦隊ゲキレンジャー 炎神戦隊ゴーオンジャー 仮面ライダーキバ:番宣コーナーで共演。
- パロディ系
- コラボ商品を出したアニメやゲーム等の作品
その他
- 勇者特急マイトガイン:しんのすけの中の人がヒロイン・吉永サリーの声を担当しており、マイトガインの音楽CDに銭湯の番台のアルバイトをしている最中に、しんのすけがやってくる内容のミニドラマがこっそり収録されている他、第44話では主人公・旋風寺舞人とサリーが幼稚園児のコスプレをしており、サリーが『嵐を呼ぶ園児、吉永サリー!』と名乗っている(なお、サリーの弟・テツヤは赤ちゃんのコスプレをしていた)。因みに舞人の中の人は『逆襲のロボとーちゃん』で山田ジョン青年の声を演じている。さらにマイトガインもスパロボに参戦した事がある。
- 少年アシベ:コラボ商品を出しただけに留まらずアニメの最終シリーズが同じくシンエイ動画が制作、新クレヨンしんちゃんにゲスト出演(単行本9巻に収録)、単行本復刻時に版権が双葉社へ移籍、続編も双葉社で連載、そして共にスパロボX-Ωに参戦。また旧アニメの劇中音楽を荒川敏行氏が担当していた。
- 白猫プロジェクト:中国版にてコラボを開始している。また、しんのすけがプレイアブルキャラクターとしても登場している)