八村塁
はちむらるい
1998年生、富山県出身。
4人兄弟(二男二女)の長男で、弟(八村阿蓮)と上の妹(八村安美菜)もバスケットボールをしており、弟も兄と同じ高校から東海大学に進学、注目されている選手である。(こちらを参照。
のち、2020年にサンロッカーズ渋谷に特別指定選手として加入、翌年群馬クレインサンダーズに加入。)
また、母方の親戚夫婦が川口市・鳩ヶ谷でパン屋を経営、純粋に人気店としてテレビ番組やYoutubeで紹介されたりしている。(詳細はこちら。)
当初は野球と陸上競技をやっていたが、中学時代に同級生の半ば強引な推しでバスケットボールに転向。
嫌々ながら始めたバスケだったが、当時の中学のコーチは彼の才能を見抜き「NBAに行け」と発破をかけた。
恵まれた体格もあり瞬く間に才能を開花させ、チームを全国大会上位に導くほどになった。
2013年にはU-16日本代表に選出。
高校は明成高校に進学し、ここでもチームの2年連続全国優勝に貢献した。
高校卒業後はアメリカのゴンザガ大学に進学し、ここでも大会で活躍しNBAからも注目を集める選手になる。
2015年に日本代表候補入り、2018年からバスケットボール日本代表の一員として試合出場。(2023年に自国開催となったFIBAバスケットボールW杯2023はNBAにおける来季の契約、またコンディショニング等の課題から辞退。)
2019年NBAドラフト一巡目でワシントン・ウィザーズより指名を受けて入団した。
2023年1月23日に、3つのドラフト2巡目指名権とのトレードで、ロサンゼルス・レイカーズへ移籍した。
そのレイカーズではバスケの歴史でも最高の選手の一人とされるレブロン・ジェームズのチームメイトとなった。そんな伝説的な選手と試合でも頻繁に共闘したりオフには自主練でガッツリ相手してもらっていたりする様子を見て感慨深く感じる日本のバスケファンも多い。2024年シーズン時点ではレイカーズのレギュラー以上でも以下でもないが、日本出身者が名門・レイカーズのレギュラーになった時点で大偉業である。