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概要編集

ハローキティは直訳すると「こんにちは子猫ちゃん」と言う意味になる。

ただし基本的に日本で「ハローキティ」と言ったらキャラクターブランド名及び作品タイトル名であり、その中心的キャラクターである紅いリボンの子猫の本名はキティ・ホワイト(通称キティちゃん)である。


口が無い事で有名なキャラクターだが、理由は「やさしさや思いやりは口(言葉)で言うだけではなく、態度で示しましょう!というメッセージが込められている」との事であり、更には「見る人が自由に表情を想像できるように」という意味も込められているという。

ただし彼女を主人公にしたアニメ作品やOVA等では、表情を分かりやすいようにするためかしっかり口が描かれている事が多い。


キャラクターコンテンツを数多く抱えるサンリオの大看板であり、日本だけでなく国際的に大変な知名度がある。ソフトパワーの視点でみると、海外における「KAWAIIの代名詞」扱いと言っても良いレベルである。

その一方で、他企業のPRのためのキャラの貸し出しや他社のコンテンツとのコラボに積極的で、『ハローキティ』本来の雰囲気に合わないような内容であっても平気でコラボしてしまうフットワークの軽さでも知られている。インターネット上では「仕事を選ばない」ことで有名で、「キティさん」と呼ばれることも。

サンリオの他のキャラクターはそれなりにキャラクターイメージを崩さない戦略を意識しているため、この傾向は『ハローキティ』というコンテンツ特有のものでもある。

もちろん、イメージを著しく毀損しかねないものへのキャラクターの貸し出しについては他社同様に強い制限を敷いており、性的なものや、お酒(ハードリカー)、人を傷つけるなどの攻撃的かつマイナスイメージが強いものなど、主な購買層である若者への影響を及ぼしかねないものについてはNGである。ただしワインなどのソフトリカーやジッポなどのたばこ製品に関しては例外的に許可が下りている。

(・・・アダルトグッズや某ホラー映画映画の殺人人形とかとコラボしたことがあるのは内緒だ!)


2017年には国内だけでなくハリウッドからのオファーを受け、まさかのハリウッドデビューをする事に。


実際、上述通りになんでもコラボしがちなのだが…それでもサンリオ側がチョイスを行い、結果的になんでもコラボしているように見えるだけらしい。

(最初のオファーでは断られ、何度かのオファーの末に……と言うケースもあるらしい)



歴史編集

1974年に最初のグッズ、ビニールのがま口が販売された。

初期の頃はキティは名前が無かったが、後に鏡の国のアリスの猫の名前にちなんでこの名称が付けられた。


1977年ごろに一次ブームが起きるも、70年代末期から80年代初頭にかけて人気が低迷。この時期は3代目デザイナー山口裕子曰く「誰その白い猫?」と呼ばわれるほどの顧客からの冷遇ぶりであったが、顧客リサーチと意見の反映を徹底した山口の尽力が功を奏し、関連キャラクター「タイニーチャム」の大ヒットによってキティ人気も息を吹き返して急速にキャラ人気が向上。90年代初頭の第3次キティブームを経て、サンリオ代表キャラクターの筆頭格に上り詰め人気を不動のものとした。


年表編集

西暦概要
1974初代グッズ・がま口発売
1977キティアイテムが増加する
1979サンリオ20周年。笑顔のキティが描かれる
1980キティのふたの時計が発売
1984キティ生誕10周年
1987モノトーンシリーズ発売
1992フラワーシリーズ発売
1994キティ生誕20周年
1995ブルーカラーナースシリーズ発売
1997ピンクキルトシリーズ発売
1999ダニエル初登場
2000ミレニアム。妖精シリーズなどが発売
2004キティ生誕30周年
2010笑っていいとも!」テレフォンショッキングコーナーに出演。ホモサピエンス以外で同コーナー出演はガチャピンムック以来2例目
2011イチゴマンのデザインができる
2012秘密結社鷹の爪とコラボレーション、「世界ナカヨク」作戦を推進。総統選挙にも出馬したが、吉田君に破れ落選
2014キティ生誕40周年。同じく40周年を迎える「超合金シリーズ」とコラボレーションし、超合金ハローキティが6月に発売されることになった
2015消滅都市とのコラボイベント『ハローキティと消えたリボンの謎』を開催
2016バンダイの超合金シリーズでマジンガーZとコラボ。 マジンガーZカラーのキティちゃんと、キティちゃんカラーのマジンガーZが登場
2017ハリウッドから遂に声がかかり、ワンダーウーマンとコラボする事に。
2018JR西日本のオファーで、新幹線となる事が発表→ハローキティ新幹線バーチャルYoutuberデビュー。仮面ライダー555とコラボ
2019生誕40周年を迎える機動戦士ガンダムとコラボ。その名も「ガンダムVSハローキティ」。仮面ライダー電王とコラボ。クレヨンしんちゃんとコラボ
2020東方Projectとコラボ。こちらに関してはキティさん以外にもけろっぴなども参戦するため、サンリオとしてのコラボという可能性もあるが。けものフレンズ3とコラボ。新たなフレンズ・キティサーバルミミィサーバルが登場する。
2021情報募集中。
2022シノアリスとコラボ。こちらは後に復刻される事に。
2023まさかとも言えるベイブレードとのコラボを実施。BLACKPINKのジスがソロでハローキティと韓国でコラボショップイベントを開催。グランブルーファンタジーエイプリルフール予想外の競演ナナシスと5月にコラボ。グラブルに続き、Shadowverseともコラボ。ついには、埼玉県知事選挙にも登場した。
2024ウマ娘プリティーダービーSeason3とコラボ。サトノダイヤモンドと組んだ。更にはモンスターハンターともコラボを行う。


設定編集

生年月日1974年11月1日
出身ロンドン郊外
身長りんご5こ分
体重りんご3こ分
血液型A型
好きな食べ物ママの作ったアップルパイ
リボン基本赤で右

デザイナー編集

o 清水侑子(初代。1974年~1976年)

o 米窪節子(2代目。1976年~1980年)

o 山口裕子(3代目。1980年~)



キャラクター編集

キティ・ホワイト主人公
ミミィ・ホワイト双子の妹
ジョージ・ホワイト双子の父
メアリー・ホワイト双子の母
アンソニー・ホワイト祖父
マーガレット・ホワイト祖母
ダニエル・スターボーイフレンド

友人編集

ジョーイネズミの男の子
フィーフィーヒツジの女の子
ジョディイヌの男の子
ティム&タミーサルの兄妹
トレージータヌキの男の子
ティッピークマの男の子
トーマスクマの男の子
キャシーウサギの女の子
ローリーリス
モーリーモグラ
タイニーチャムテディベアの男の子

ペット編集

チャーミーキティメスのペルシア猫
ハニーキュートチャーミーの妹
シュガーオスのハムスター

逸話編集

2010年8月17日『笑っていいとも!』のテレフォンショッキングに出演。非人類ではガチャピンムック以来の2例目。そこで、デザイナーの山口が「日本人で一番多い血液型がA型なので、そうしました」「キティちゃんが生まれたときに、ロンドンが旅行先で人気だったので、ロンドン出身なんです」などとんでもない話を始めて、キティと当時の猫の付き人である林原めぐみを大きく慌てさせた。「口ないのにどうして喋れるの?」というタモリの禁断な質問に対し、「皆さんの心の中に喋りかけてるんです」と見事な切り返しをしたお陰か、

最初は設定に突っ込みを入れていたタモリも「私がそういうことを言うのはまだしも、あなたが言うのはいけません」とフォローしていた。


ただし、キャラクターを末永く愛される存在にする上では世間の流行や風潮を反映させることは欠かせないことであり、山口氏も3代目担当着任以来、世間の流行や風潮は敏感にキャッチしてキャラクターに盛り込むことでキティ人気を維持し続けてきた。

実際、キティちゃん人気の火付け役となったサブキャラクターの「タイニーチャム」も、1983年の第一次テディベアブームに乗って描いた「テディベアを抱いたキティ」のイラストから独立して展開したキャラであるし、キティに彼氏の存在が設定されたのも「安室奈美恵の彼氏宣言に倣って続々と芸能人が彼氏の存在を公言するようになったため、ごまかすわけにはいかないと思った」という考え方からである。

確かに裏話的なことを堂々と作者がするのもあれではあるが、人気に恵まれることなく廃れてしまった多くのキャラを見てきたデザイナーだからこその発言ともいえよう。


生誕40周年である2014年では同じく40周年を迎える「超合金シリーズ」とコラボレーションし、超合金ロボットに乗り込んだハローキティをコンセプトにした立体物「超合金ハローキティ」が6月に発売されることになった。「仕事を選ばないキティちゃん」の伝統の中でも最大級のインパクトとして多方面で話題となった。同年4月1日にはバンダイつながりで『第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇』に緊急参戦するというとんでもないネタが行われた。


2015年、消滅都市とのコラボイベントを開催。街中から消えてしまったキティのリボンに関する謎を解き明かしていく内容との事。イベントは5月22日~6月3日まで開催され、開催期間中に消滅都市へログインする事でコラボタマシイも入手できる。

(コラボタマシイは、キャンペーン終了後に配布予定)


2016年、バンダイの超合金シリーズでマジンガーZとコラボ。


テレ朝のキャラクターであるゴーちゃん。はデザインした方が『山口裕子』さんなので、ハローキティはゴーちゃん。とは姉弟となる。(ハローキティはゴーちゃん。の姉)



関連タグ編集

サンリオ 笑っていいとも! 第3次スーパーロボット大戦Z 消滅都市

キティちゃん キティラー 猫村いろは 吉野俊介 ティガレックス希少種

キャラマリオ:キティちゃんのキャラマリオが存在する

仮面ライダー仮面ライダー2号とコラボ済みだが、なんと仮面ライダー555とまでコラボする珍事になった。これも全て乾巧って奴の仕業なんだ。その他にはウルトラマンともコラボしている。

ペンギンの問題:¥:プレートを集めて自分だけの図鑑を作る面白大図鑑プレートに参戦。こちらはキティちゃんが木下ベッカムになるのではなく、木下ベッカムがキティちゃんになるといういつもとは逆パターンの展開となった。

サンリオタイムネット:ハローキティをはじめとしたサンリオキャラクターが登場したポケモンっぽいゲーム性のRPG、出来は…

サンリオ男子:サンリオ好きの男子高校生達を描いたアニメプロジェクトで登場人物の吉野俊介がハローキティのファン

トリビアの泉:「ハローキティが猫を飼っている」というトリビアが登場したことがあり、審査員たちを驚かせた。

深夜!天才バカボン:最終回に出演し本官さんにエールをおくった。

おねがいマイメロディ:何故だかCMアイキャッチに登場している。本編との関わりはあまりない。

みずほ銀行旧第一勧業銀行時代からのイメージキャラ。

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