概要
8月31日生まれ。
「野外活動サークル」(野クル)を犬山あおいとともに創設し、部長を務めるムードメーカー。黒縁の大きめな眼鏡を常用している。髪を腰の近くまで伸ばしており、普段はツインテール。髪型はメインキャラクター5人のなかでも変化が激しく、原作コミックス第54話では散髪で後ろ髪を肩まで切っているほか、前髪を束ねて額を出したり、『へやキャン△』アニメ版第1期第6話では肩の高さで切り揃えている中学生時代の様子が確認できる。
明るく快活な性格だが、ややオーバー気味なテンションで振る舞うため、そのノリを嫌う志摩リンからは苦手意識を抱かれ、「大垣」と距離のある呼ばれ方をしていた(クリスマスキャンプ以降は「千明」と呼ばれるようになっている)。
各務原なでしこと斉藤恵那のことは「各務原」「斉藤」→「なでしこ」「恵那」と呼ぶ一方、あおいを「イヌ子」、あおいの妹・あかりを「チビ犬子」、リンのことは「しまりん」と呼んでおり、特にリンに関しては苗字が「志摩」であることを知っていながら、名前が「リン」であることにクリスマスキャンプまで気づいていなかった。また、なでしこの誕生日があおいと同じ3月4日であることを知ったときには「大塩コンビ」と呼んでおちょくっている。
クリスマスキャンプを経てリンと恵那を野クルに勧誘しているが、マイペースな両者からはいまのところ色よい返事をもらえていない。
同好会ゆえに少ない活動予算の範囲内で試行錯誤を繰り返していたが、なでしこの加入を機に本格的にキャンプを実施することになったため、軍資金のために酒屋でアルバイトを始める。なお、酒屋の常連にはのちに野クルの顧問となる鳥羽美波がおり、彼女が「グビ姉」とあだ名される裏の顔を持っていることをいち早く知っていた。
なでしこに負けず劣らずな行動力の持ち主で、野クルの創設はもちろん、ほかのキャンパーがスキレットを使っていた姿に憧れてそれを即座に購入、テスト間近にもかかわらずシーズニング(鉄鋳物に油を慣らすこと)を始めるなど、よくも悪くも決断が早い。
キャンプ費用をなるべく安く抑えようとしたり、バイト代が入っても3万円の焚火セットを前に鼻血を出してしまい購入を取りやめるということがあったため、金銭が絡むと判断が慎重になる模様。また、恵那のシュラフが4万5千円もすることを知ったときにもやはり鼻血を出している。
アニメ化に際して、原の好演もあって(花守ゆみり演じる)なでしこの声マネが上手いという特技が加わった。アフレコ時には「なでしこに似すぎていて千明っぽさが出ていない」という理由でリテイクを食らったらしい(最終回直前ニコ生より)。
実写版を演じた田辺は、外見だけでなく大垣のハイテンションぶりを豊富な顔芸と演技で表現。原作から飛び出してきたようなその存在感から、ゆるキャンファンからも「大垣役の大垣」や「野生の大垣」などと、評価された。
アニメでは第1期第6話でキャンプ場の下見に行った際に、偶然にもそこでキャンプをしていた老人と(お互いに孫娘の友達・友達の祖父とは知らずに)出会うオリジナルシーンが描かれている。
『映画ゆるキャン△』では地元山梨の観光推進機構に就職、かつての野クル部員4人と新たなプロジェクトに携わり、二代目グビ姉のあだ名をつけられている。
関連イラスト
制服姿
コート姿
エプロン姿(アルバイト)
関連タグ
ゆるキャン△ 野外活動サークル/野クル 秘密結社ブランケット
田井中律、天野恩紗、犬吠埼風 - 他作品における部長つながり。律はデコキャラということもあって、特にシンクロ率が高い。
本田未央:中の人が同じな他、妙なあだ名をつける、ムードメーカーといった共通点がある。なおなでしこ、しまりんとも共演している。