CV:伊藤静 / 演:土村芳
概要
産休に入った教員の穴埋めとして本栖高校に赴任してきた、優しそうな糸目美人の新任教師。担当教科は歴史。「野外活動サークル(野クル)」の顧問も務めている。
人物像
普段は教師・大人として頼れる人物で、子供の頃からキャンプの経験も豊富な事から、愛車のスズキ・ハスラー(車体色:アクティブイエロー&ホワイト2トーンルーフ、ナンバー:山梨580 あ 57-319)でキャンプへ同行するなど、良き顧問として振る舞っている。
しかし、酒癖がものすごく悪い一面を持ち、隙を見せれば勝手に一杯やり始めてすぐに泥酔したり、アルコール度数高めのラム酒をコップ1杯のストレートで一気飲みしたり、「ノンアルコールビールなら勤務中に飲んでもOKなのでは?」と倫理的にアウトな考えを過らせたり、クリスマスキャンプではリンを酒の買い出しに行かせようとするなど、酔っぱらったときはやりたい放題。
オフの時間は酒をやりつつ海外ドラマを見るのがマイブームらしく、そのために千明がアルバイトしている酒屋に毎日夕方に訪れては500ml缶ビール6本パックを購入していくため、「グビ姉」なるあだ名で呼ばれている。
なお、オフでは眼鏡をかけており、泥酔すると三白眼になるため、パッと見では同一人物には見えない。
初登場はリンとなでしこの四尾連湖キャンプで、この時は妹の涼子とキャンプしていたのだが、当然のように昼から出来上がっていた。涼子がリンとなでしこの火起こしを手伝った縁で料理を分け合った際には、お返しに酒瓶を持たせようとしている。なお、リンがその晩に湖畔で遭遇した「伝説の怪牛」の正体は、悪酔いに苦しんで唸っていたこの人であった。リンは脱兎のごとく逃げ出したためその正体を知らず、美波も近くに人がいたことすらすぐには気づかなかったが。
その後、本栖高校でリンとなでしこと再会したものの、当初は人相の違いから「どこかで会った気がする」「誰かに似てる」などと思いつつも同一人物だと気づかれなかった。だが、野クル顧問就任直後になでしこが気づき、先生の写った写真に四尾連湖の恰好っぽく落書きしてリンに報告した。
部活顧問は「プライベートの時間が削られる」と当初は否定的だったが、元々野クルは平日は大して活動していない事からその心配は薄いことに安堵している。千明たちが山中湖で凍死しかかっていたときは夜間でも救助しに急行し、冬キャンプの恐ろしさを真剣に伝えるなど、きちんと顧問として活動している。「生徒たちの成長を感じられる」という先生らしい喜びを味わってからは、顧問を引き受けたことに対してもだいぶ肯定的になっている。
野クルメンバーからは泥酔時の言動に呆れられることもあるものの、彼女たちの旅先でのお土産が職員室の机の上に置かれているなど、顧問として慕われているようだ。
余談
作者の別作品の『mono』にゲスト出演しており、同じく酒癖が悪い秋山春乃と泥酔した状態で意気投合していた。
2019年1月27日に、山梨県で鳥羽美波に関連したイベントが開催された。→グビ姉の利き酒会
イベントでは鳥羽美波の中の人に加え志摩リンの中の人である東山奈央氏も参加し、中の人のトークとともに利き酒対決を実施。勝ったのはもちろん伊藤氏のほうである。
また、イベントでは日本酒が飲み放題という、まさに鳥羽美波のためのイベントであった。
詳細は下記のレポートを参照されたし。