鳥羽美波
とばみなみ
CV:伊藤静 / 演:土村芳
産休に入った教員の穴埋めとして本栖高校に赴任してきた、優しそうな糸目美人の新任教師。担当教科は歴史。「野外活動サークル(野クル)」の顧問も務めている。
人物像
普段は教師・大人として頼れる人物で、子供の頃からキャンプの経験も豊富な事から、愛車のスズキ・ハスラー(DAA-MR41S GグレードNA、車体色:アクティブイエロー&ホワイト2トーンルーフ、ナンバー:山梨580 あ 57-319 オプションのフォグランプを取り付け)でキャンプへ同行するなど、良き顧問として振る舞っている。
しかし、酒癖がものすごく悪い一面を持ち(酒に強い家系らしい)、隙を見せれば勝手に一杯やり始めてすぐに泥酔して三白眼に。アルコール度数高めのラム酒をコップ1杯のストレートで一気飲みするわ、「ノンアルコールビールなら勤務中に飲んでもOKなのでは?」と倫理的にアウトなこと思いつくわと、酒が絡めば言動が滅茶苦茶に。クリスマスキャンプではリンを酒の買い出しに行かせようとするなどやりたい放題。泥酔していた時の記憶は曖昧である。なお「アルコールも含めてお酒が好き」とのことで、実際にはノンアルコール飲料はあまり飲んでいない。
オフの時間は酒をやりつつ海外ドラマを見るのがマイブームで、そのために千明がアルバイトしている酒屋に毎日夕方に訪れては500ml缶ビール6本パックを購入していくため、「グビ姉」なるあだ名で呼ばれている。
4月2日の花見キャンプでは「思いっ切り本格的なジンギスカンを作ろう」と精肉店へ行ってカエルなどのジビエ肉をたっぷり買い込むなど、健啖家の一面もある。
初登場はリンとなでしこの四尾連湖キャンプで、この時は妹の涼子とキャンプしていたのだが、当然のように昼から出来上がっていた。涼子がリンとなでしこの火起こしを手伝った縁で料理を分け合った際には、お返しに酒瓶を持たせようとしている(当然涼子に阻止された)。その夜に湖畔で悪酔いに苦しんで唸りながら嘔吐していたが、たまたま近くに寄っていたリンは四尾連湖に伝わる牛のお化けと見間違え、トラウマになった。なおリンは暗闇で視界が悪かったうえに即座に逃げ出したためその正体を知らず、美波も近くに人がいたことすらすぐには気づかなかった。
その後、本栖高校でリンとなでしこと再会したものの、眼鏡をかけずに糸目だったことから「どこかで会った気がする」「誰かに似てる」などと思いつつも同一人物だと気づかれなかった。だが、野クル顧問就任直後になでしこが気づき、先生の写った写真に四尾連湖の恰好っぽく落書きしてリンに報告した(ちなみにこの時、漫画では「なでしこがいきなり美波をスマホで撮影する」という失礼な行動をとったが、アニメでは「顧問就任の記念写真を一緒に撮影する」という展開に変わっている)。
部活顧問は「プライベートの時間が削られる」と当初は否定的だったが、元々野クルは平日は大して活動していない事からその心配は薄いことに安堵している。千明たちが山中湖で凍死しかかっていたときは夜間でも救助しに急行し、冬キャンプの恐ろしさを真剣に伝えるなど、きちんと顧問として活動している。「生徒たちの成長を感じられる」という先生らしい喜びを味わってからは、顧問を引き受けたことに対してもだいぶ肯定的になっている。
野クルメンバーからは泥酔時の言動に呆れられることもあるものの、彼女たちの旅先でのお土産が職員室の机の上に置かれているなど、顧問として慕われているようだ。
野クルメンバーの資金面や直近の期末テストを考慮して、3月の伊豆キャンまでキャンプを自粛するよう千明たちに忠告した際、「自分たちがテスト終わりまでキャンプを我慢する代わりに、先生も伊豆キャンまで禁酒してください」という交換条件を千明から突きつけられた。別に従う義務は全くないし監視されているわけでもないのだが、生真面目な性格ゆえか律義に禁酒を成功させている。禁酒を経て「お酒は毎日飲むよりしばらく我慢してから飲むほうがおいしい」ということに気づいたため、禁酒から解放されても以前よりお酒を飲む頻度を減らした一方、一般的な辛党と同じくバタークッキーなどの甘いものをよく食べるようになった。
関連記事
親記事
子記事
兄弟記事
コメント
pixivに投稿されたイラスト
すべて見るpixivに投稿された小説
すべて見る- やはり俺が山梨でゆるキャン△するのはまちがっている。
俺の青春ラブコメキャンプはどう考えてもまちがっていない。~みちゆき~
受付「こちらに宿泊者全員のお名前をお書きください」 千明「斉藤の下の名前って何だっけ」 あおい「恵那、やでー」 千明「比企谷の下の名前って八幡太郎だっけ」 あおい「それは源氏の武将や」 千明「いや、八幡大菩薩だったかな」 あおい「仏になってまうがな」 千明「じゃラーメン太郎にするか」 あおい「なんでやねん」 千明「妹は小野小町っと」 あおい「苗字変わっとるやないかーい」 千明「これでいいすか?」 受付「構いませんよ」 あおい「ええんかーい!」3,155文字pixiv小説作品 - やはり俺が山梨でゆるキャン△するのはまちがっている。
表向き、鳥羽美波は静かに暮らしたい。
「各務原さ~ん!」 「あ、その声。小町ちゃん、だよね? 比企谷くんの妹さんの」 「はい。メッセで連絡させてもらった比企谷小町です。初めまして、お会いしたかったです~!」 「私も~!」 「あ、これ千葉から取り寄せた梨のジュースです! この前いただいた桃ジュースのお礼に、よかったら……」 「わぁ~ありがとう! こんなにいっぱいもらっていいの」 「どうぞどうぞ! 各務原さんには兄が大変お世話になっているそうなのでっ。どうぞこれからもよしなに」 「えへへ、私ぜんぜんお世話なんて、むしろ比企谷くんにお世話になってるよぅ」 「いえいえ、各務原さんや恵那さんに出逢えて……兄は良い方向に変わりつつあります。お二人には感謝しかありません」 「比企谷くん、斉藤さんと仲いいよねぃ。小町ちゃんも斉藤さんと仲いいんだよね」 「はい。各務原さんのことも恵那さんから紹介してもらって。私も中学の途中で引っ越してきて、『お姉ちゃん』と呼べるような先輩方と出逢えて嬉しいです」 「お姉ちゃん……! いい響きだなぁ。私、小町ちゃんのお姉ちゃんになってもいいよ!」 「お義姉ちゃん……。各務原さん、いえ、なでしこさん……!」 「あ、小町ちゃんせっかくだからうちでごはん食べてかない? ちょうど夕食時だし」 「え、いいんですか? ご迷惑なんじゃ」 「全然大丈夫だよ~。小町ちゃんもキャンプ興味あるんだよね。キャンプごはんの話とか、いっぱいしようよ」 「いいですね! それではお言葉に甘えて……!」 「さ、どうぞこちらへ」 「あ、そうそう、なでしこさん」 「ん、なに~?」 「私がなでしこさんと連絡取り合ってるってことは兄には内密にお願いできますか」 「へ? どうしてー」 「そのほうが面白そうじゃないですか、なんだかスパイみたいで~(なしくずしに巻き込むためにはまず隠密で外堀を埋めないと!)」 「スパイかぁ。うん、わかったよ! 秘密にしておくね!」6,827文字pixiv小説作品 - やはり俺が山梨でゆるキャン△するのはまちがっている。
その部屋の中はいつも、素敵な香りで満たされている。
ゆるキャン△の子たちはみんな、自分の「好き」を仕事にできてるなあと改めて感じています それはさておきリコリコいいっすね7,420文字pixiv小説作品 - やはり俺が山梨でゆるキャン△するのはまちがっている。
俺の青春ラブコメキャンプはどう考えてもまちがっていない。~さけのみ~
ハレきゃん△(晴れ晴れとした快晴の空の下で行われるきゃんぷの略) (追記)3期決定めっちゃ嬉しい。このシリーズこのまま細々と3期放映まで続けようかなとか思いつつある4,456文字pixiv小説作品 同人作家の斉藤さんII
Il faut être un grand homme pour savoir résister même au bon sens. (Fiodor Dostoïevski) 良識に抵抗する術を知るためには、偉大な人間にならなければならない。(フョードル・ドストエフスキー)3,175文字pixiv小説作品