概要
キャンプをしたい大垣千明と犬山あおいが春に立ち上げた、本栖高校の部活動。通称「野クル(のくる)」。大垣千明が部長に就任している。
使われていない縦長の用具入れを部室に使っている部員2名の弱小同好会であり、新入部員の各務原なでしこ曰く「ウナギの寝床」。
当初は夏キャンプを楽しもうと980円の格安テントを注文したのだが、9月になってようやく届けられたため計画が立ち消えになり、部室でキャンプ雑誌を読んだり、グラウンドで焚火をしてコーヒーを飲むだけの半休眠状態となった。
本栖高校の部への昇格条件である「部員4名」に達していないため、活動資金確保のためにアルバイトをしなければならないほど予算が不足しており、装備も前述の格安テントやキャンプ雑誌のほかには、薪が数束(相場よりも高い物を買ってしまい、勿体なくて使えないでいる)、着火剤用の松ぼっくり、夏用のシュラフ(=寝袋。夏用なので寒さをしのぐ為にアルミホイル・気泡緩衝材・段ボールでくるんだりする)とシート、黒板各1個、キャンプ用(食用兼オイルランプ用)のツナ缶が数個しかない有り様だった。
なでしこの入部以降、新しくテントを1個購入、部員が装備を持ち寄って本格的にキャンプを企画、楽しむようになる。
当初は顧問もおらず、登山部顧問の大町先生に焚火などの部活動を監督してもらっていたが、クリスマスキャンプを前にグラウンドで焚火をしているところを、事情を知らない新任の鳥羽先生に注意されたことがきっかけとなって、彼女を顧問に迎えることになる。
クリスマスキャンプに参加した志摩リン、斉藤恵那を勧誘して部への昇格を目指しているが、色よい返事はもらえていない。
・・・のだが、12巻(アニメ3期)で千明が、自身とあおい・恵那を「野クルの残りものメンバー」と言っており、大井川キャンプに行ったなでしこ・リンと合わせて5人が野クルメンバーと認識しているようである。
関連イラスト
関連タグ
秘密結社ブランケット 志摩リン 斉藤恵那 犬山あかり ちくわ(ゆるキャン△)
以下未アニメ化の原作第78話以降の内容を含みます。
アニメ派はネタバレ注意
千明たちが2年に進級した後、部への昇格を目指して新入生勧誘を実行。
ところが、他の部がこぞってキャンプブームに乗っかったポスターを作っていて、直談判の結果自分たちで作り直すハメになったり、なでしこ特製の「餃子皮ミニピザ」を振る舞うも、宣伝不足で名前を覚えてもらえなかった事から料理研究部に流れてしまったりと様々な苦労があったが、中津川メイが入部し晴れて部に昇格する事となった。
なお、千明は前述した悲劇もあって昇格に合わせて改名を予定しているが、今のところどういう名前にするかは決めかねている。