プロフィール
概要
志摩リンの中学時代からの友人。野外活動サークルの手助けをしたことがきっかけで、部員である大垣千明・犬山あおい・各務原なでしことも友人になった。
家族構成
家族については今のところ父親(斉藤潤)が登場している。「アウトドアはいい経験になるから」と45,000円もするシュラフを買ってあげたり、休日にキャンプ中の娘にちくわの写真を(犬っぽい文章付きで)送ってくれるなど、娘思いの人物のようだ。
「ちくわ」と名付けたチワワを飼っており、バイト代で計35,000円の犬用キャンプセットを買うなど、とても大事にしている。溺愛するあまり数日程度離れるだけでも耐えられないようで、キャンプ先で会った他の犬を間違えて「ちくわ」と呼んだり、キャンプご飯の竹輪を見ただけでちくわのことを恋しがっていた。いつか来るちくわとの別れについては覚悟しており、それまでにたくさん遊んで楽しんでもらいたいと思っている。
人物
マイペースで捉えどころのない言動が多く、少々いたずら好きなところもある。その一方で面倒見もよく、人づきあいが苦手なリンをサポートしている。
野クルメンバーがリンと知り合うきっかけを作ったり、リンがソロキャンに向かった場所をなでしこにリークしたり(後日リンに睨まれた)、当初クリキャンへの参加を拒否していたリンにグルキャンの楽しさを説くなど、何かにつけてゆるめのお節介を焼いており、結果としてソロ一筋で内向的だったリンの考え方が徐々に変わっていくこととなる。
リンのコンパクト焚火グリルをメタル賽銭箱と呼んだ張本人。
寒さと早起きが苦手で、初期はキャンプに縁のないインドアっ子だったものの、クリスマスキャンプ(漫画第4巻、アニメ1期第11~12話)に参加したのを皮切りに、野クルメンバーのキャンプにときどき参加するようになった。一方で、野クルメンバー全員+鳥羽先生+リンと一緒に参加するグルキャン以外で、リンとキャンプする機会は今のところない。
千明やなでしこから野クルに勧誘されているが、「帰宅部はやめられない」として入部は断っている。とはいえ千明には身内認定されているらしく、バスキャン🚍の際は千明・あおいと共に「野クルの残りものメンバー」(by 千明)と呼ばれている。
手先がとても器用で、学校ではよくリンの頭のお団子を作ってあげているが、たまにおふざけでクマヘアーなど非常に凝った形に整えることがある。仕上げた髪形の写真を「髪形アート」としてSNSによく投稿しており、結構フォロワーがいるようである。クリキャンではみんなをお団子頭にしていく中、なぜかなでしこの頭にだけ立派なサボテンを生やしていた。
ちくわのトリミングを自分でやっており、その延長で人の調髪も得意としているようで、千明(単行本10巻・アニメ第3期)やリン(単行本16巻)の散髪も手掛けている。リンがロングヘアーをばっさり切った際にはヘアアレンジの楽しみが狭まってしまうとあってかなりごねていたが、後に新たなおもちゃ……もといヘアモデルとして、春休みに仲良くなった瑞浪絵真に目をつけている。
高校1年の冬休みになでしこと一緒に郵便局でアルバイトを経験し、その後はなでしこの家の近所のコンビニでアルバイトを始め、なでしこの母とも顔馴染みになったようだ。
当初はセミロング以上の登場人物が多い中で稀少な短髪キャラだったが、2年に進級してからは絵真や中津川メイが登場し、リンもショートカットになったため、希少性はやや薄れた。
『映画ゆるキャン△』では横浜でトリマーをしており、週末はちくわに会うために実家に帰っている。千明とリンが立てたキャンプ場建設計画に、なでしこ・あおいも含めた5人で参加。物語最終盤では、父とちくわをつれてキャンプを楽しんでいる。詳細はトリマー斉藤を参照。
余談
メインキャラクターの5人の中では唯一、苗字が地名由来ではないのだが、これは元々サブキャラクターとして登場したため。雑誌の担当の推しキャラになったことで扱いがメイン級に昇格、代わりにファーストネーム「恵那」が岐阜県の地名に由来している(ちなみに、岐阜の有名な戦国大名に"斎藤"道三がいる)。
単行本第10巻ではちくわとともに表紙と背表紙を飾った。背表紙になでしこ・リン以外の人物が描かれたのはこれが初めてで、以降の巻では主人公二人以外の人物も背表紙に登場するようになった。
リンの長髪をいじって奇抜な髪形にしたり、彼女が何かににやけていると「ニヤニヤしてる」と茶化すなど、同時期に放送されていたアニメのタイトルとかけて、視聴者からは「からかい上手の斉藤さん」と呼ばれることも(ちなみに中の人も同じ)。
関連イラスト
制服姿
コート姿
パーカー姿
パジャマ姿