「うそやでー」
プロフィール
概要
大垣千明とともに「野外活動サークル」(野クル)を立ち上げた創設メンバー。見かけ通りおっとりとしたお姉さん的ポジションで、突っ走りがちな千明と各務原なでしこの抑え役。
人当たりがよく礼節をわきまえており、全体的にアクティブな登場人物のなかでは常識人寄りに描かれ、ゆるい関西弁でツッコんだりする。
一方で意味のないウソでなでしこと千明を翻弄するいたずらっぽいところがある。嘘をつくときに目が丸くなって変な方向を向くことがある。クリスマスキャンプの相談では「彼氏と過ごす」という雑に強い冗談で目の前に居た千明(と全国のあおいファン)を硬直させた。
八重歯とたくあんのような太眉が特徴で、眉に関しては帽子の上からでもお構いなしに描かれるほど存在感が強い(フィギュア化に際しても完全再現された)。
野クルメンバーの中では一番勉強ができ(2番目はなでしこ、3番目は千明)、テスト勉強もしっかりしている。
また作中のJKキャラの中では断トツの巨乳(ただしアニメ3期では基本的に目立たないように描写された)。
祖母・みね子、父・達雄、妹・あかりも同じ眉をしており、家族そろった遺伝であるらしい(母親は不明)。
あかりからは「あおいちゃん」と呼ばれており、あおいをそのまま小さくしたような見た目だけでなく、特に意味のないでまかせを同じ顔で言うところも姉妹そっくり。
野クルの活動資金を稼ぐため、地元のスーパーマーケットでレジ打ちを担当している(隣接する酒屋は千明のアルバイト先)。アニメ版では千明と同日にそれぞれアルバイトの面接を受けに行き、互いに採用されたシーンが追加された。四尾連湖(しびれこ)キャンプの準備に立ち寄った志摩リンとなでしこは、店員として働く彼女の姿を見かけている。
千明との付き合いの長さはアニメ版で描写が追加され、『へやキャン△』第6話によれば初めて会話したのが中学生時代の夏祭り。名前をうろ覚えだった千明に「アオヤマイヌコ」と間違えられ、なんだかんだでずっと「イヌ子」と呼ばれているらしい。
偶然にも各務原なでしこと誕生日が同じ。歴史上の人物である大塩平八郎とも同じだったため、千明に大塩コンビと命名された。
単行本の裏表紙には彼女が主役の4コマ漫画『イヌイヌイヌ子さん』が掲載されており、そちらで出された情報では岐阜県出身(冗談)、第4巻では山梨県出身(ウソを言うときの顔)と、関西弁のルーツは謎に包まれている。
ちなみに、岐阜県で関西弁のイントネーション(京阪式アクセント)になるのは垂井町・関ヶ原町あたりのごく狭いエリア。苗字の「犬山」は犬山城で有名な愛知県の土地であり、岐阜の各務原・大垣とは仲間外れ。なお、あおいの演者はアニメ版もドラマ版も非関西出身者が選ばれている(アニメ版の豊崎氏は大阪在住歴もあるが徳島出身、ドラマ版の箭内氏は福島出身)。
『映画ゆるキャン△』では山梨で小学校の教師をしている。友人たちが実家から遠く離れたところで働いているなか、唯一実家で暮らしているようである。詳細は犬山先生を参照。
余談
「犬山葵」
あおいいわく、もともと「読みは同じ『犬山葵』と名づけられる予定」だったものの、出生届を出す直前、「これだと妙なところで名前が切られて『イヌ・ワサビ』と読まれてしまう」ことに祖母・みね子が気づき、「名前をひらがなの『犬山あおい』に変えられた」と、あおい自身が語っている。(コミックス11巻、162ページ)
謎の郷土料理・そばう丼
なでしこと千明が「山間部にはなぜ"そば・うどん屋"が多いのか」を話し合っているところにあおいが現れ、「もとは山菜を混ぜたご飯に、蕎麦を食べさせた鵜を甘く煮こんで載せた丼とした『そばう丼』が、いつの間にかまちがわれて『そば・うどん』になった」と無駄にディテールの凝った冗談を吹き込むというエピソードをベースに、身延町の飲食店が「そばう丼」を作ってしまった(さすがに「蕎麦を食べさせた鵜」ではないが)。喫食報告も多数上がっている。
Pixiv、Twitterでは
前述のとおり非常に発育がよく、アニメ第5話で温泉回が放映され、そのダイナマイトなバストが晒されると人気が爆発。pixiv閲覧数が一気に5倍になり、成人向けコンテンツで屈指の人気キャラに。皆おっぱい好きすぎるんとちゃうー?
実写ドラマ版
実写ドラマでは演じる俳優のスタイルの影響もあり、なでしこに巨乳を奪われる格好となったが、代わりにレギュラー5人の中で背が最も高くなった(あおい役の箭内夢菜が166cm、なでしこ役の大原優乃が一番背が低く154cm)。
関連イラスト
制服姿
私服姿
エプロン姿(アルバイト)
関連タグ
犬山葵 うそやでー 大塩コンビ トンボロ(ゆるキャン△) しまりんだんご しまりんだんごアイス