概要
「うそやでー」とは、『ゆるキャン△』の登場人物・犬山あおいがムダにディティールのこったホラを吹き、種を明かしたときにいつも口にするセリフである。
種を明かす方法は主に2つあり、自分から「うそやでー」と口にするケースと、(妹のあかりともども)ふなっしーのような目になるケースがある。
犬山あおいのホラ一覧
山の道沿いに”そば・うどん屋”が多い理由
なでしこ「ねえ、あきちゃん。山の方に行くと”そば”や”うどん”のお店がたくさんあるけど」
「あれ、なんでだろう?」
千明 「言われてみるとそうだな~‥」
「材料が少なくても作れるとか、水がきれいだからとかじゃないか?」
あおい 「それはちゃうで~。あれはほんまは”そば・うどん”じゃなく”そばう・どん”やったんよ」
なでしこ「そばう・・どん・・?」
あおい 「”そばう”の”う”は鳥の”鵜”や」
「餌に”そば”を混ぜて育てた”鵜”の肉を甘辛~いタレで煮て山菜混ぜご飯の上に乗せた」
「とある山間部の郷土料理。これが”蕎麦鵜丼”や」
「ところが、だんだん”そば・うどん”言うてまちがえられ、」
「”蕎麦鵜丼”は歴史から姿を消したらしいんや」
なでしこ「あ・・そうだったんだ・・」
あおい 「うそやでー」
なでしこにクリスマス・キャンプを提案されたとき
千明 「ナイス提案だな」
あおい 「私はクリスマス、彼氏と過ごすから無理やな」
千明 「彼氏いたのか、きさまー」
あおい 「うそやでー」
”金の足湯”の由来
なでしこ「なんで”金の足湯”って言うのかな?」
あおい 「あ~、それな。昔、ここに立ち寄った農夫がおってな」
「のんびり足湯につかってる間に脇に置いておいた草鞋が」
「いつの間にか金になっとんたんやって」
なでしこ「へ~、そんな言い伝えが」
あおい 「けど、金お草鞋が重すぎて結局履いて帰れんかったらしいわ」
さすがに、これには千明もなでしこもだまされなかったが・・
”ほうとう”の由来
近くで足湯につかっていた外人が”金の足湯”に食いついて・・
外人女性「あなたのストーリー、とてもユニーク!!もっと聞きたいデース!!」
あおい 「このあたりは”(武田)信玄公の隠し湯”って言うやろ」
「それはな、信玄公がこの温泉に大事なものを片っ端から隠したからなんや」
「信玄公は大好きな”ほうとう”の麺まで温泉に隠してもうて」
「そのおかげでぐつぐつ煮込んだ”ほうとう”が山梨の郷土料理になったんやで」
外人女性「ワオ!!ありえないよー!!」
外人女性と別れた直後、関西弁のホラが話題になり
あおい 「まぁ、でも関西弁はあたりがやわらかいから、ホラの成功率上がるって言うけどな」
なでしこ「え、ほんとう」
あおい 「うそやでー」
「イヌ子」というあだ名
なでしこ「ねえ、ねえ。あきちゃんはあおいちゃんのこと呼びまちがえたから」
「”イヌ子”って呼ぶようになったんだよね?」
千明 「あー、まぁな」
あおい 「それだけじゃないで」
「実家が犬山市で”カフェ犬山”ってドッグカフェやっとって」
「しかも家族全員戌年生まれだからなんやで」
なでしこ「え、”カフェ犬山”で犬カフェ!?からの家族全員戌年!?」
あおい 「ちなみにこれはうちで飼っている子犬やね~」
なでしこ「え~!?」
千明 「いいかげんにしろ」
富士山の場所
千明 「富山県って、一番富士山がありそうな県名だよな」
なでしこ「あ~、わかる、わかる・・」
「けど、ほんとうに富山に富士山があるって思ってる人もいるらしいね」
あおい 「なでしこちゃん、富士山富山県にあったのはホンマやで~!?」
なでしこ「・・え・・?」
あおい 「何千年も昔に地殻変動があってな。立山のあたりから今の場所に移動したんやで~」
「せやから富山って県名も・・」
なでしこ「・・ジー・・」
「ウソでしょ」
あおい 「ウ・・ウソやないで・・この目をよう見てみ!!」
なでしこ「じー・・あ、やっぱりウソだ・・」
キャンプにウキウキして徹夜し、車で爆睡するなでしこに対し、妹・あかりと2人がかりで
あかり 「なでしこちゃん、なでしこちゃーん」
なでしこ「ん・・・・?」
あかり 「あ!ようやく起きたわー・・」
なでしこ「ふぁ‥ごめん、寝ちゃってた。今どこー・・?」
あおい 「キャンプ終わって山梨帰るとこやで」
なでしこ「・・え・・」
あおい 「二日も寝とったんやで、なでしこちゃん」
なでしこ「二日・・!?」
あかり 「ずぅーっと起こしとったのに全然起きんし」
あおい 「気ぃ落としたらあかんで。おみやげ色々買うといたし」
「写真もいっぱい撮っといたから帰り一緒に見よな」
あかり 「見よな」
なでしこ「伊豆キャン・・おお~~・・」
千明 「なでしこいじめるな。ホラふき姉妹」
あまりのショックになでしこはリンに今日の日づけと今いる場所を聞いている。
『映画ゆるキャン△』にて
原作・アニメから10年たった設定、この作品でもあかりは千明に対し、
「なーんてな・・うそやでー」
と、降り出した雨のなかで言っているが、いつもとちがって普通の目をしていることから、「うそやでー」と言っていることが「うそ」とわかるシーンがある。
ちなみに映画EDでは、小学校教諭となった彼女が、授業を行っているシーンが映っている。
その際には黒板に「そば・うどん」と書き、生徒たちへいつもの「うそやでー」の目を向けていた(生徒たちに、上記「山の道沿いに”そば・うどん屋”が多い理由」のホラを吹いていたと思われる)。