概要
山梨県西八代郡市川三郷町の山保地区の標高850mの地点にあり、周囲は1.2km。
富士五湖の一つである本栖湖の北西に位置する小さなカルデラ湖で、1959年に山梨県立自然公園に指定。
江戸時代には「富士五湖(山中湖、河口湖、西湖、精進湖、本栖湖)」、「泉端」、「明見湖」とともに「龍神」が祀られ、「富士内八海」と称された。
雨乞い伝説
300~400年ほど前、武士の兄弟が四尾連湖に住まう怪牛と戦い、兄弟とも死亡した伝説があったとされる。
当時付近では日照りがひどかったが、怪牛の退治後しばらくして大雨が降り旱魃は解消したという。
それ以来、旱魃の時には兄弟の墓に詣でる習慣ができたと言われている。
名の由来
「志比礼湖」とも「神秘麗湖」とも表記されていたが、湖の祭神・「龍神・尾崎龍神」が四つの尾を重ねた姿であることから「四尾連湖」となったとされる
宿泊施設
キャンプ場を経営する「水明荘」と「龍雲荘」の2つがある。