北海道の湖
北海道南西部、胆振総合振興局管内に存在する総面積70.7平方km、最大水深180mの湖。隣接して有珠山、昭和新山がある。
支笏洞爺国立公園の一部を成す。札幌市周辺の小学生にとってメジャーな修学旅行先である。
日本百景にも選ばれた美しい湖であり、内部には中島という小島が存在する。日本で9番目に大きな湖であり、カルデラ湖として見れば3番目の面積となる(ちなみにベスト3はいずれも北海道に存在する)。湖畔には温泉も多く存在している。
ホヤウカムイの伝説なども残り、UMAの「トッシー」もそこそこ有名。ギララもサミットに向けて一時復活した。
下記の漫画の影響により、洞爺湖の土産物売り場では木刀が飛ぶように売れているらしい。
2008年には湖畔で第34回主要国首脳会議が行われ、話題を呼んだ。
2010年から洞爺湖温泉を会場にしたTOYAKOマンガ・アニメフェスタが開催されている。
2014年には洞爺湖が舞台のモデルとなった『天体のメソッド』が放送された。
銀魂
北海道出身の漫画家・空知英秋の代表作『銀魂』では、主人公の坂田銀時の使用する木刀に「洞爺湖」の銘が彫られている。銀時曰く「修学旅行で洞爺湖に行った際に購入したもの」とのこと。
しかし、その正体は『名刀「星砕」』と呼ばれる宇宙で作られた木刀であり、辺境の星に生える樹齢1万年と言われる金剛樹を材料としている代物。実際に何の変哲もない木刀の外見でありながら鉄以上の硬度があり、真剣と張り合ったり、突けば人体を貫通させることすら可能。銀時の様々なムチャに応えてきた逸品であり、夜兎並のパワーが無ければ傷一つ付きはしない。ただし、流石に名刀・紅桜相手には分が悪かったようで、一騎打ちにて引き裂かれるように折られている。
初期に神楽に破壊されており、その後は通信販売で購入しているような描写がある。「洞爺湖」の文字が彫られているのは、通販会社側の「柄の部分に好きな文字を入れる」というサービスによって彫られたもの。「ミステリアスな感じにしときたい」という理由で銀時自身がリクエストしている。値段は原作では不明だが、アニメ版では11760円となかなかに高額。作中での活躍を考えれば、それ以上の価値はあるだろう。つまり、この刀を探し回っていた天人はわざわざ刀狩りなんぞしなくても、多少の金を出せば簡単に手に入っていたのである。
……ただ、リサイクルショップ地球防衛軍の店主曰く「紛い物」らしい。そんなもんで戦える銀さんも銀さんだが、その気になれば戦艦すら破壊できる物を売っている通販番組も通販番組である。
作中では、木刀が具現化して人の形になったオッサン『洞爺湖仙人(CV:飛田展男)』として夢に現れ、万事屋の三人に必殺技を伝授しようとしたことがある(漫画『BLEACH』に出てくる「斬月」のパロディ)。
しかし、「今時必殺技なんてあってもダサいだけ」と相手にされず、いやいや付き合わせて伝授した必殺技も「ももパーン」なるしょうもない物(ただのローキック)だった為に、それでボコボコにされるなど、終始ロクな目に遭っていない。