【注意!】「映画ゆるキャン△」のネタバレが含まれます。未鑑賞の方は注意。
概要
二代目グビ姉とは、大人になった大垣千明である。
東京のイベント会社で働いていた千明は、地元山梨の観光推進機構に転職。
現在は上司の白川から高下地区で潰れた施設跡の再開発のアイディアを出すよう求められている。
ある日に名古屋を訪れ、そこでタウン情報誌の記者になったリンと再会。
飲みの席でリンに再開発計画の話をすると「キャンプ場にすればいいじゃん」という投げやりな返答に衝撃を受け(キャンプ場を作ること自体は千明自身も事前に構想していた)、高校時代の友人である各務原なでしこ・犬山あおい・斉藤恵那を即座に招集。
農業を営む岡崎さんのアドバイスを受けたり、キャンプ場の看板の作成をあおいの妹・あかりに依頼するなど、多くの人々の協力を得て手作りのキャンプ場開発を進めていく。
途中で開発を中断せざるを得ないほどの予期せぬトラブルが発生するものの、「そのトラブルの原因となったものも生かしたキャンプ場にすればいい」と思いついたことで再開し、無事プロジェクトは完成の日を迎えることとなった。
愛車は日産マーチ(K13型、車体色:ラディアントレッドパールメタリック、ナンバー:山梨503 は 25-257)。
なぜ「二代目グビ姉」なのか?
上記のストーリーの最中、隙を見つけては千明はぐでんぐでんに酔っぱらっており、あおいから「二代目グビ姉」と呼ばれている。
冒頭でリンと居酒屋で飲むシーンでも、生ビールをジョッキでほぼ一気飲みするほか、場所をわきまえずに大声を出したりしており、リン曰く「めんどくさい酔い方」をしていた。
とはいえ、上記以外の大半のシーンではプロジェクトにまじめに取り組んでおり、メイン5人の中では高校時代からの成長を一番感じられるかもしれない。
余談
原作では、千明が後に二代目グビ姉を襲名する伏線と思しき描写が存在している。
- 漫画『へやキャン△』24話(単行本4巻収録)やアニメ1期12話のなでしこの妄想の中で、10年後に千明たちが再び集まってキャンプした際、リンが到着した時点で千明だけすでにベロンベロンに酔っぱらっていた。
- 劇場版以降の原作では、初代グビ姉たる鳥羽先生の豪快な飲みっぷりを見てきたことで、千明がお酒に興味を持っていることを独白している。