概要
『モンスターハンター4』で登場した轟竜ティガレックスの希少種。
別名は「大轟竜」。
HRが50になるとクエストが出現、クエスト名は「破天大轟」。
ナルガクルガ希少種やリオス夫婦の希少種と同様、塔で戦闘することになる。
MH4Gでは、ストーリークリア後にソロ専用のクエストが追加されるほか、ラスボス撃破後の古文書クエストでG級個体の狩猟クエストが解禁される。
全身が血に染まったかのような異様な赤色をしているのが特徴。
また、原種や亜種と比べて一回り以上大柄な体格をしており、そのためか動きが少し遅い。
素材は「轟竜のアギト」以外は全て固有のもの。
レア素材に「脈動する爆心」(G級では「脅威の大爆心」)がある。
G級個体からは剥ぎ取りで轟竜の天鱗も入手できるが、基本報酬では入手できないため注意(天鱗目当てなら原種と亜種の同時狩猟クエストをマラソンした方が手っ取り早い)。
戦闘能力
振り向き突進や振り向き岩飛ばしなど、原種や亜種の強力な固有モーションを普通に繰り出してくる上、こちらに向き直りながら噛みつく、怒り時でも相手を正確に補足しながらUターンして突進するなど、原種や亜種にはない厄介な攻撃動作が多く、一筋縄ではいかない相手。
また、クエスト名からも想像できるように、原種や亜種とは比較にならないほどの強力な咆哮を武器としており、さらに、攻撃に付随する形で、爆発性の物質を撒き散らすというとんでもない手段まで獲得。これまでブラキディオスにしか行えなかった爆発性物質散布を易々と行ってみせてくる。
希少種のご多分にもれず肉質が非常に硬い。特に、頭と腕は通常時では青ゲージでも容易く弾かれるほど。
怒り時には通常時の倍以上はあろうかという猛スピードで動き回るようになる。攻撃力も大幅に上昇し、防御力400以上でも一撃で6,7割削られるなどザラ。この段階では、恐らくG級クラスの攻撃力を持っているであろうことは間違いない。
そこに前述の爆発性の物質まで加わるのだからたまったものではない。生半可な防御力や対策なしでは苦戦することは必至である。
また、怒り時に攻撃を加え続けると爆轟状態というさらなる戦闘特化形態へと移行。
この状態では攻撃力や俊敏性がさらにアップしており、もはや暴走と言っても過言ではない危険な状態となる。一方で、この状態の時には頭と腕の肉質が大幅に軟化して大きな弱点となるため、いかに苛烈な攻撃をくぐり抜けながらこれらの部位に攻撃を加えていけるかが攻略の鍵となる。
余談
- 発見されたのはつい最近だが、実はかなり以前から足跡のみ発見されており、存在自体は認知されていたらしい。ただ、生きた姿を見たものが誰もいなかったため、本当に存在するかどうかを疑問視する見方も多く、モンハンの世界の学界では大きな物議を醸していたようだ。
- ティガレックス希少種を略して「希ティ(キティ)」と呼んでいる人もいるとか。
- 2014年1月10日には、このティガレックス希少種を狩猟するイベントクエスト「驚天轟地」が配信された。元々かなりの強さを誇っているモンスターであるためなのか、通常の個体と比べてそこまで強化はされていないようだが、レア素材である「脈動する爆心」と「轟竜のアギト」の入手確率が上がっている模様。
- 通常種や亜種と違い、一切罠肉を食べない。