概要
別名:「雷轟竜」。
別名からもわかるように、ティガレックスの進化した姿であり、“発電板”と呼ばれる発電器官を発達させたことで電気を発生させることができるようになった個体とされている。
外殻の強度は通常のティガレックスと同様あまり高くはないため、発生させた電気を使った電磁力で“アーマー”と呼ばれる鉱石の鎧を身に纏うことで防御力を高めている。アーマーは美しい青色をしているが、これは高電圧の影響だと考えられる。
戦闘能力
戦闘の際には発電版から発生させた電磁力を推進力に変換して一気に解き放つことで、猛スピードで攻撃を行うことが可能(おそらくリニアモーターカーと似た原理ではないかと思われる)。
他にも、口から強力な電撃のビームを吐く、凄まじい咆哮と共に大規模な放電を発生させる、飛ばす岩に電磁力を付加させる、そして遂には磁力によって岩盤を浮上させ、空中に足場を作るというとんでもない芸当までやってのける。
とにかく通常のティガレックスとは異なったモーションが多く、ただのコンパチだと思って舐めてかかると間違いなく返り討ちに遭うだろう。
またアーマーの強度は凄まじく斬れ味ゲージが紫だろうが容赦なく弾き、弾丸もまるで効果がなく属性耐性もアーマーを纏っている間は火、雷、水属性は無効どころか吸収という尋常ではない防御力を誇る(属性吸収はMHF特有の耐性であり属性無効よりも性質が悪く、武器の属性値が大きければ大きい程、武器の物理ダメージが減少するという効果を持つ
武具
武器は「ディルア~」という名称になる。
防具は「ディオレシリーズ」という名称で、クールタイムを挟んで一度だけ完全に攻撃を無効化するバリアを纏うが、バリアがない間に受けるダメージがUPするというスキル「絶対防御態勢」が発動する。
この絶対防御姿勢、本来は防御用のスキルではあるが「火事場と併用することでHPを一定以下に保つデメリットを帳消しにし、攻撃力アップの恩恵だけ受ける。」という火力に任せたごり押しを助長する使われ方をしてしまった為、アップデートにてデメリット効果が「受けるダメージアップ」ではなく「攻撃力が0.8倍になる」という形に修正された。
以後は、火力を低下させる代わりに生存率上げるという本来の扱いがなされている。
戦闘BGM
ティガレックスと同様、「群青鎧の轟き」という専用のBGMを持っている。
ティガレックスの専用BGM「牙を剥く轟竜」をアレンジしたものであり、後半では同じフレーズが使われている。
余談
- ティガレックスには亜種や希少種が存在するが、このディオレックスと系統的にどのような関係にあるのかははっきりしていない。
- 「ディオ」という名称や、恐竜のような外見から、ファンの間では某人気漫画の登場キャラクターの1人と絡めてネタにされることも。