これは「心の成長痛」の物語。
概要
16人の子どもたちと保育士による
「心の成長痛」を描いた群像劇。
生きづらさを感じる現代に寄り添う、
多様性を肯定し受け入れる物語です。
(公式サイトより)
2021年11月11日にて発表。漫画版も同時に連載された。
現在、漫画、MV、ゲームがメディア展開されている。
漫画版の作者は鍋谷やかん氏、ゲーム版の作者は被虐のノエルの作者でもあるカナヲ氏。
いずれも無料で閲覧・プレイが可能。なお、媒体によってストーリー展開も違っている。
その他、グッズ・単行本も発売されている。
楽曲やBGMにかいりきベアや煮ル果実などの、様々なボカロpが関わっている。
なお、イラスト等を投稿する際は、ハッシュタグに「まいごえん図工部」の付記を推奨されている。
2022年のサンリオキャラクター大賞において初エントリーし、57位を獲得した。
メイドインアビスとは、コミケにおいてコラボ。
ヒカルとマルルクのシャツとアクスタが発売された。
特別4コマには二人とマリア、オーゼンも登場。
また、第2段コラボでは、ライムとプルシュカのアクスタが発売された。
同じく保育士がメインのよしまほとは、公式Twitterにてコラボ。
おはなしまいごえん特別編にて、ジュン、カイ、陽翔がゲスト出演した。
岡田もよしまほの公式Twitterにてゲスト出演している。
ストーリー
ある日ピューロランドに遠足にきた
あじさい保育園の子どもたちと保育士のユウ。
突如さびれた遊園地
「ゆぅろぴあ」に迷い込んでしまう。
アトラクションをクリアして脱出を目指すが、
不思議な生き物があらわれ…
よいこのルールせつめい
ルールはかんたん!
みんなが最初にもらえるメダルは、ひとり5枚!
いろんなアトラクションにチャレンジすれば、
メダルをゲットできるよ!
メダルが10枚たまったらクリア!
出口に進めるよ!
いちばん最初にクリアできる子は誰かな?
キャラクター
※公式サイトより引用
保育士
主人公。明るく優しい新米保育士。
子どもたちと信頼関係を築きたいが、経験が浅いため頼りなく見えてしまうことも。
優柔不断で、何か1つを選ぶことが苦手。
誕生日:1月14日
岡田ユウの先輩保育士。
優しく頼れる存在で、園児たちからはもちろん、
保護者や保育士たちからも好かれている。
誕生日:3月9日
園児
明るく活発で猪突猛進。園児の中でも目立つ存在。
周囲を勝手にヒーロー戦隊の一員に任命しているが、仲間たちのことは手下だと思っている。
性根は素直で優しく、本当は小心者で気が弱い。
誕生日:8月31日
責任感があり、園児たちをまとめるしっかり者。
世話焼きでみんなのお姉ちゃんのような存在。
他の子どもたちには厳しくも優しく接しているが、幼馴染のマリアには甘い一面も。
誕生日:5月12日
食いしん坊で元気いっぱいなムードメーカー。
人懐っこく、周囲にも笑顔を与えている。
体を動かすことが好きで、すぐお腹が減ってしまう。
家族が大好きで、本当は寂しがり。
誕生日:7月21日
人を困らせることが大好きないたずらっ子。
マイペースで、掴みどころのない性格。
いつもぬいぐるみの「ヒナタ」を抱えていて、
「ヒナタ」の発言を代弁している。
誕生日:9月9日
クールであまり他の園児と絡まない一匹狼。
素っ気ない態度だが、洞察力に長けており、
周囲のトラブルには敏感。
なんでもゲームのように器用にこなしていく。
誕生日:10月20日
口数が少なく、ミステリアス。
周囲の状況や人をよく観察しており、
独特の表現と表情の小ささから分かりづらいが、
物事の核心をついていることが多い。
誕生日:12月19日
控えめで落ち着いた性格だが、
任されたことはきちんとこなす優等生。
文武両道で、難しい四文字熟語を多用する。
妹のライムをはじめ、みんなから頼られる存在。
誕生日:5月3日
素直で明るくおっちょこちょい。
行き当たりばったりですぐ行動してしまう。
姉のライオンのことが大好きで、
みんなから慕われる姿もかっこいいと思っている。
誕生日:7月9日
おっとりしていてマイペースな女の子。
甘え上手で、いつも幼馴染のヒカルと一緒にいる。
見た目に反して度胸と行動力がある一面も。
ユズリハとはどこか気が合わない。
誕生日:3月25日
オシャレ好きなインフルエンサー。
スター性があり、美のためには努力を惜しまない。
負けず嫌いで少しワガママなところがあり、
それが空回りしてしまうときも。
誕生日:1月6日
いつもカメラを持ち歩くハイテンションガール。
空気を読まずにシャッターを切りがち。
スクープを狙っているので人間関係に詳しい。
ユズリハが最推し。
誕生日:11月4日
真面目で読書好きな博識、実は怖がりな男の子。
知識からくる予想能力が高く、
怖いことや危険なことはあらかじめ避けようとする。
マンガなども好きで、リンリンと気が合う。
誕生日:4月20日
怒ったような顔で怖がられてしまいがちだが、
本当は優しくみんなをケアする女の子。
「けろっとぴっぴー」というキャラクターが好き。
リュックには常備薬や絆創膏が入っている。
誕生日:2月16日
いつもニコニコ元気いっぱいな男の子。
計算は苦手、難しいことは頭がフリーズしてしまう。
シンタから「ブルー」と呼ばれて懐いていて、
よくまねっこをしている。
誕生日:6月14日
おおらかで明るく人懐っこい男の子。
喋ることが得意ではないので、
いつもジェスチャーやパントマイムで会話する。
記憶力がとてもよいが、上手く伝えられない。
誕生日:12月25日
アーティスティックで、工作が好きな女の子。
ギガント似顔絵、ダイナミックすべり台など、
独特の誇張をした表現が多い。
芸術肌であることも少し誇張している節がある。
誕生日:11月23日
その他
摩訶不思議な遊園地“ゆぅろぴあ”に現れた、不思議な生き物。
「~デミ」を語尾に付けて喋り、一人称も「デミ」。
「ゆぅろぴあ」とは?
岡田たちが迷い込んでしまった、ひとけのない遊園地。
電気は通っているものの、電波が届いていないため、園外にいる者と連絡がとれない。
不思議な生き物・カエルタマゴが生息しているようだが、彼らの詳細は謎に包まれている……。
アトラクション
ゲーム版を基準に記述。
- がんばり山
“がんばり山 “をどんどん上に登っていくといった、アクション要素を含んだゲーム。
登っている間は、どんどんスタミナが減っていってしまい、スタミナがなくなると落ちてしまう。
道中に落ちているスタミナ回復ドリンクや、アイテムを自由に拾うことができるので、それらを駆使して登っていこう。
なるべく拾うか、無視して上を目指すかはご自由に。
ゲーム版では、チケットを稼げる数少ない手段のため、プレイヤーの手によって岡田が何回もがんばり山に挑戦する姿も見られたとか。
- キラキララビリンス
漫画版&ゲーム版ともに登場
不可思議な空間になっている迷路。
鏡張りの迷路内に設置されている「スタンプ」を集めたり、「問題文」を探して答えたりと、先へ進む条件を満たしてゲートをくぐり、30分以内にクリアしよう。
入場料はメダル1枚。一度挑戦した人物の再挑戦は不可。
制限時間内にゴールに辿りつけたらメダル5枚を獲得できる。
ただし、鏡の中に映し出される自分の中には本当の自分がいるとか。
漫画版において、今日のクリア出来た人数が看板の裏に貼られている描写があるが、それが正確に記録されているかは不明。
漫画版&ゲーム版ともに岡田、シンタ、ハヤテ、ライオン、カナタの5人で挑戦した。
また、ゲーム版第3話では、5人の挑戦後にユズリハが単独で挑戦した。
- たそがれ横丁
漫画版&ゲーム版ともに登場。
夕焼けが綺麗な街並みで行われる、すべての道が一方通行で、入る場所と出る場所が異なる迷路。
2人1組での挑戦が条件で、キャラクターによって4つの属性に分かれており、それぞれゲームクリアに貢献するアビリティを持っている。
どのキャラクターと一緒に挑戦するかはあなた次第!
漫画版では岡田&ヒカル、ゾーヤ&ダイヤ、ライオン&ライムの3ペアで挑戦した。
- ウサギのトンネル(正式名称不明)
作中ではすぐにクリアし、報酬のメダル5枚を貰ったところしか描写されなかったため、詳細は不明。
キラキララビリンスと同じく岡田、シンタ、ハヤテ、ライオン、カナタの5人で挑戦した。
- ブロックアンサー
2人1組で4チーム作って挑戦するクイズゲーム。
「知識」「論理」「ひらめき」「いじわる」「サンリオ」という5つのジャンルで4問ずつ用意されており、最終的に獲得した得点数によって報酬で貰えるメダル数が異なる。
1チームそれぞれ2回まで、事前に決めた「おたすけ役」に問題のヒントや答えを相談できる“おたすけコール”を使用できるため、それも駆使しながら正解を当てていこう!
ゲーム版と漫画版で基本ルールは同じものの、細かい部分が異なっている。
漫画版&ゲーム版ともに岡田&ワタル、シンタ&ハヤテ、ユズリハ&マドカ、マモル&リンリンペアでアトラクションに挑戦した。
漫画版における変更点
- クイズのジャンルは「知識」「サンリオ」「芸術」「スポーツ」「雑学」、そして「ひみつ」「おもいで」(3周目より)
- 各ジャンルのクイズが8問に増え、2周目まではレベル・ジャンル共に自由に選べる。3周目からはランダムで決まる
- “おたすけコール”は1問につき1回使用できるが、つながる相手はランダム
- “おたすけ役”は口にバツ印が貼られ、貼られている間は発言不可
- 休憩所の様子はモニターに映らないため、“おたすけ役”は音のみでヒントを送る必要がある
- ゲーム版では回答に正解の選択肢の扉に向かうアクションパートがあったが、漫画版では早押しボタン
- カエルタマゴたたき
早い話がカエルタマゴ版モグラ叩き。黄金のカエルタマゴは3匹分のポイント。
制限時間内に叩けたカエルタマゴの数だけ報酬のメダルが変わる。
二回目以降は報酬がチケットになるため、がんばり山の再来となった。
ふしぎなハリセンを使うと効果音が変わる。
カエルタマゴに限界がきたのか、4話時点で終了している
- メリーゴーサーキット
アトラクション内に設置されている乗り物に乗って競い合うレースゲーム。
7人での挑戦が条件で、コース前方から襲いかかってくる障害物を避けながら加速アイテムを入手して、いち早くゴールを目指そう。
共に参加するカエルタマゴよりも先にゴールできたらメダルが与えられる。
乗り物が壊れると即ゲームオーバーとなってしまうので注意!
岡田、シンタ、ワタル、ハヤテ、ユズリハ、マドカ、カナタの7人で挑戦した。
- シンゾウ観覧車
ゲーム版に登場。
2人1組が条件で、途中リタイアも可能な耐久ゲーム。
参加者がゴンドラに乗車すると「不思議な幻」が出現する。
心臓とゴンドラがリンクしており、鼓動に合わせてゴンドラが揺れてしまうため、平静を保ちながら観覧車が一周するのを待とう!
余程のことが起きない限り、ゲームオーバーにならないようだが……。
岡田&ゾーヤ、ライオン&ライムの2ペアで挑戦した。
- バイバイスロット
“理不尽なゲームオーバー”が付き物な対決型のクレーンゲーム。
とある条件を満たすことで「クレーン機の中に囚われたぬいぐるみ」となった2人を救うため、他の代表者2人がそれぞれアームを操作しながら戦っていく必要がある。
アームを動かす前に回すスロットの結果によって、ぬいぐるみを持ち上げる力が変動したり、報酬のメダルが倍に増えたりする。
スロットの絵柄と内容
- ×
- 力こぶ
- 長靴
- 7
- 揃わない
先にぬいぐるみを落とした方の勝利。負けた方のぬいぐるみは文字通り「バイバイ」してしまう。先攻後攻があるものの、先攻がぬいぐるみを落としたターン内に後攻もぬいぐるみを落とせれば引き分けとなり、2人とも戻ってくる。ただし、そのときの報酬メダルは0枚となる。さらに集金時間まで(25ターン以内)に決着をつける必要があり、時間切れになってしまった場合、どちらも戻ってこない。
参加人数は不問だが、最低でも4人必要。一部の園児を除き、全員で参加した。
その他
- 休憩所
トイレや自販機があり、寝泊りも不自由しない。
基本的にあじさい保育園のみんなはここで休憩している。
- 広場
ゲーム版では、岡田以外が倒れていた場所。
カエルタマゴが最初にルール説明し、メダルを配った。
- 旧受付所
入り口には錠前がかけられていたが、ボロボロですぐに壊れてしまう。
室内は常に真っ暗で、使用されている形跡が無い。
電気を点けるだけでブレーカーも落ちてしまうため、中は物々しい雰囲気が立ち込めている。
- 入場ゲート
ゲーム版では、岡田だけが最初に目を覚ました場所。
周囲は霧が濃く、ここから脱出することは困難。
- お土産屋
園児の好感度を上げるプレゼントや、アトラクション攻略で有利になるアイテムをチケットで買える。
パパやママと3分間話せる電話、「カエルコール」も設置されている。
「カエルタマゴたたき」もここで挑戦出来る。
関連イラスト
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外部リンク
公式サイト
公式Twitter
公式fanbox
ゲームマガジンサイト(ゲーム版)
ヤングエース(漫画版)
サンリオ公式プロフィール
――おかえり。
待っていたよ。
集金デミ
今日ノ参加料 メダル1枚ヲ出スデミ
メダル 無イ ナラ
ゲームオーバーデミ
以下ネタバレ注意
ジャンルはサバイバルミステリー
ファンシーな絵柄とは裏腹に漫画・ゲーム共に、残酷な描写が繰り広げられる。
一日が終わるごとにメダルを一枚カエルタマゴに集金として渡す必要があり、メダルが無い場合、ゲームオーバーとしてその人物はタマゴに変換されカエルタマゴに捕食される。
ゴ馳走サマ、デミ
メダルを稼ぐ為には前述の通り園内にあるアトラクションをクリアして集める必要があるが、アトラクションの参加にもメダルを要求されてしまう。無論、アトラクションにおいても、ゲームオーバーになる可能性がある。
園内にはアトラクション以外にも前述の「カエルコール」「自動販売機」のようなメダルを要求する設備がいくつか存在している。
また、参加料のメダルにはゆぅろぴあで生活するための食事代も含まれている。
- カエルタマゴ
目と口に見える部分は擬態。
丸っこい体に水かきのついた手、オタマジャクシのような尻尾を持つ。
捕食時や威嚇時には胴体にある模様のような部分がぱっくりと割れて巨大な口になり長い舌が見られるようになる。
この時、それまで耳のように見えていた鈴のような部分の空洞には目玉らしきものも見えている。
性格も、「読めない量とスピードで利用規約を流し無理やり読ませた扱いにする」「仲間を救えなかった園児や岡田をあざけ笑う」と、とても悪質。
だが、規約さえ守れば手を出すことは無い。
あーあ また間違えちゃったね
- ???
漫画版とゲーム版共に、冒頭で登場した、謎の存在。
漫画版では笑みを浮かべた子供のような姿だが全身は映っていない。ゲーム版ではもやのような姿をしている。
前述の「おかえり」を言った存在でもあり、岡田をあざけたり、不安を煽るような言葉が多く、岡田を知っているような素振りだが…?
見つけた
- 謎の女性
漫画版5話後編、ゲーム版3話で登場した謎の人物。現段階では女性らしい容姿をしていることしか判明していない。
パソコンでゆぅろぴあ内を見ているようで、岡田のことを探していたようだが…?