概要
サンリオが手掛ける共同企画作品、「まいまいまいごえん」に登場するキャラの1人。
プロフィール
容姿
ピンク色のロングヘアをツーサイドアップにし、淡い黄色の天使の羽のような形をした髪飾りを付けている。瞳は青色。左目の下辺りに泣きぼくろがある。
服装はブラウスに、ピンク色のジャンパースカートで、どちらもフリルが多いお姫様の様なデザイン。
髪飾りと同じような色合いのエプロンに、襟元には黒のリボン。
足元は黒のタイツと茶色のローファー。
人物
マイペースな甘え上手
おっとりとした甘え上手な少女で、可愛いものが好き。
幼馴染のヒカルと行動することが多く、彼女のことは「ひーちゃん」と呼んでいる。また、ヒカルと行うおままごとではママ役。
ふわふわとした可愛らしい見た目だが、実は度胸と行動力も兼ね備えており、怖いものも全然平気である。
ユズリハとは相性があまり良くない。
公式Xで連載されているおはなしまいごえんにて、ユズリハと最初に会った時、凄く嫌そうな顔をしていたとダイヤに指摘されており、今とあまり変わっていないらしい。
タイアップ曲
あなたをRepeat
マリアのタイアップ曲は「マザーデイズ」。ボカロPのChinozoが手掛け、2023年1月14日に公開された。
なお、Chinozoはヒカルのタイアップ曲「ベビーデーズ」も手掛けている。(余談だが、この日はゲーム版4話の公開日であり、この曲はライオンのタイアップ曲「つづみぐさ」と同日時に公開された)
あだ名
マリアは他の園児達を「ボウシくん」「タンポポちゃん」など、園児達の特徴を使った独特のあだ名で呼んでいる。
ただし、例外として幼馴染で仲の良いヒカルのことは「ひーちゃん」、反対に相性があまり良くないユズリハのことは「ユズリハ」と呼び捨てである。
マリアの呼び方(渾名)一覧
※表はゲーム・漫画・公式X等で判明している人達で、新たに判明次第、随時追加予定。
シンタ | レッドちゃん |
---|---|
ダイゴロウ | はらぺこくん |
カナタ | ニヤニヤくん |
ハヤテ | ボウシくん |
ゾーヤ | ミツアミちゃん |
ライオン | タンポポちゃん |
ライム | イモウトちゃん |
マドカ | カメラちゃん |
マモル | メガネくん |
リンリン | メガネちゃん |
ワタル | アメちゃん |
ダイヤ | ヒツジちゃん |
アキ | アルティメットちゃん |
他作品のキャラ(コラボ等で共演)
関連イラスト
関連タグ
マイメロディ:まいまいまいごえん×サンリオキャラクターズにおけるコラボ相手。
ララ:同じく、まいまいまいごえん×サンリオキャラクターズにおいて、ヒカルとコラボし、マリアの格好をした(対するキキはヒカルの格好をしている)。
ネタバレ
この先、ゲーム版第1話及び漫画版第5話のネタバレを含みます
岡田たちがキラキララビリンスに挑戦した翌日、マリアが行方不明になる。
たそがれ横丁の入り口にて、カエルタマゴと手をつないだ状態で目撃され、奥に進んだ。
カエルタマゴに誘拐された…と、思いきや、実際はカエルタマゴに誘われて、たそがれ横丁に挑戦していた。
この時、「メダルを先にくれるならいいよ」と条件を付けて、カエルタマゴからメダルを貰っていた。
ゲーム版と漫画版で、たそがれ横丁挑戦後のマリアの結末は大きく変わる。
ゲーム版では、手を離してしまうと「悪いこと」として、手を離してしまった者の「本当の自分」の具現化である影が出現する。
暴走したヒカルの影とは違い、おとなしく、ヒカルの影をたしなめる発言が多かった。
最終的には、影はマリアの中に戻り、マリア自身は何事も問題なかった。
しかし一方、漫画版での手を離してしまった時のペナルティは「『たいせつなもの』を置いていく」であり、カエルタマゴの手を離してしまったマリアは、カエルタマゴにハンマーで影を破壊され、その場に倒れてしまう。
「あなた、だあれ?」
「はじめまして?マリアはねーマリアってゆーんだぁ」
そして、目を覚ましたマリアは、彼女にとって『大切なもの』であるヒカルの記憶を失ってしまう。
また、漫画版ではマリアの影の具現化は出現しない。
漫画版第6話以降は、ヒカルの記憶を失った為か、ヒカルの呼び方は「ヒカルちゃん」に変化してしまう(その後「ひーちゃん」に戻った模様)。
この先、ゲーム版4話のネタバレ
マリアとライムがバッテンの上に乗ったことにより、どちらかが脱落するクレーンゲーム「バイバイスロット」が発動してしまった。
だが、カエルタマゴから同じターンでふたりとも取る事ができれば引き分けとして、両方死なないですむことを知らされる。2人を救うためにライオンとヒカルは引き分けを狙う。しかし、うまく進まない。
焦ったライオンは、大きな山を崩してライムをぬいぐるみの下敷きにしてしまい、ターンを大幅にかけてしまう。カエルタマゴからも茶番は駄目だといわれ、これ以上引き延ばせない状態になってしまう。
マリアは、「考えがある」といい、自身を掴むよう指示する。
マリアを信じ、マリアをアームで掴んだヒカル。ゴールに入りそうになった瞬間。
マリア「………。えいっ」
ライム「わ……」
何とマリアは自らアームから降り、降りた衝撃でライムを弾き飛ばす。弾き飛ばされたライムは取り出し口へと落ち、生還。マリアのゲームオーバーが決まってしまう。
当然、ヒカルは泣き叫ぶが、対するマリアは笑みを浮かべていた。
マリア「マリアね……。さいしょはタンポポちゃんもイモウトちゃんも見捨てるしかないなって思ってたの。だってアトラクションのルールでどっちかしか勝てないなら仕方ないし……。マリアはマリアをいーこいーこしてくれる人さえいれば、それでいいと思ってるから。でも、ひーちゃんは違った。あの状況でもイモウトちゃんを見捨ててマリアだけ助けようなんて、ぜんぜん考えてなかっ。」
ヒカルも、「前の自分であったら同じであった」とマリアの言い分を認める。
そしてマリアも、「自分も周りを気遣うようになったヒカルみたいになりたい」と吐露する。
ライムが助からなかったらきっとみんなもう二度と立ち上がれないことを感じ、自らを犠牲にしたのだ。
マリア「ひーちゃんはこれからも……マリアがあこがれた、ひーちゃんでいてね」
ヒカル「……。」
マリア「……おへんじは?」
ヒカル「……分かった……。……ホントは、全然分からないけど! ……マリアにカッコいいところ見せたいから……分かったっていうよ……!!」
マリア「……」
マリア「___ありがとーね。」
ガラスに隔たれながらも、マリアは
ヒカルに最後の別れを告げる。
そして、無慈悲にもマリアは『おむかえ』が来ない子としてタマゴとなり、そのままカエルタマゴに喰われ、ゲームオーバーとなり、5人目の脱落者となってしまった。
マリアの自己犠牲によって大量のメダルを手に入れた一行。沈痛な空気が場を支配する中、ヒカルは泣きながらもメダルの分配を岡田に頼む。
……しかし、この後、事態は急展開を迎える。