ジリアン・リットナー
じりあんりっとなー
「ボクがいるかぎり……これ以上ノエルだけに辛い思いはさせないから……!」
ノエルと同じピアノ教室に通う彼女の親友かつ良きライバル。名門貴族のノエルとは逆に彼女の家は貧乏である。ピアノ教室の中でもずば抜けて才能を発揮していた彼女をひそかに目標としていた。
水色のショートカットと紫色の瞳が特徴で、心優しく友人想いな性格。ボクっ娘。
また努力家であり、今年度のラプラス・ピアノコンクールで最優秀奏者に選ばれた。
ボマーによって家を爆破されて重症を負い、ノエルたちをおびき寄せるための人質となるが後に助けられる。その後、「ノエルに復讐をやめて、どこか遠い地で幸せになってもらいたい」ために大悪魔シーザーと契約し、バロウズ側の敵として彼女の前に立ちはだかる。
(契約の代償は「ネタバレ」の見出しに記載されています)
この先、長文のネタバレが記述されています。 |
---|
ゲーム本編未プレイの方は、ゲームの面白さを損なう可能性があるので閲覧のお勧めはできません。
↓記事をスクロールするとネタバレが記載されています。閲覧は自己責任でおねがいします。↓
season7「end of the paranoid」
ジリアンは、海食洞でのノエルの堕天した姿を思い出していた。
あの時、あのような姿は彼女にはふさわしくないと思いつつも、何故かカッコいいとも感じてしまった自分に戸惑っていたのだ。
そして、自分の行いが本当にノエルを救えるのか、疑問に思い始めるのであった。
記念式典前日、偶然か必然かジリアンは街中でノエルとカロンと再会する。自分の家の様子を見に来たと言うノエルにジリアンは始めは「行かない方がいい」と告げるも、犯罪者である以上何となく察しがついており、それを覚悟で行くと答えたノエルに同行を申し出る。そして二人は共に街を歩きながら互いの思い出を語り合う。
初めてジリアンがノエルを市街地のアイス屋に誘った時の事。名門の令嬢である自分を特別扱いせずに普通に接してくれたジリアンをノエルは嬉しく思っていた事。友情の証として互いを名前で呼び合うようになった時の事。
二人が通っていたピアノ教室の前を通った時、ジリアンは語る。
ジリアンは「人の演奏を1度聴いただけで完璧に再現できる」才能を持っていた。それを両親が気づき、娘の才能を埋もれさせるわけにはいかないと高い月謝を払ってまでピアノ教室に通わせていたのだった。
だがそれはジリアン曰く「上手な手本を真似することしか出来ない」空っぽな演奏だった。だからこそ彼女は自分とは正反対のノエルの「意思のこもった、不思議な輝きを放つ演奏」に強く惹かれ、憧れたのだと。
幼い頃にノエルが言った「ピアノは作曲者の想いを読み取らなければならない」という言葉。未だにその「想いを読み取る」事が苦手だと言うジリアン。もしそれが出来たのなら、ノエルの見る景色が自分にも理解できたのだろうかと呟いた。
上層区への上り坂が見えてくる。そこはピアノの帰りにいつも二人が家路に着くために分かれる場所だった。
かつてジリアンは、自分以外のピアノ教室の生徒たちが帰りに坂に上る姿を見て「求められるのは演奏の技術ではなく華やかさであり、貧乏でそれがない自分は場違いな存在ではないのか」と落ち込んでいた。
ノエルはそんなことを気にする必要はないとジリアンを励ますが、それでも彼女は心の靄が晴れないでいた。
そしてそんな彼女に、ノエルはこう放った。
「あなたがかっこいいと思う、わたくしの姿だけを見なさい」
自分の背中をジリアンが見ていてくれる限り、自分は彼女の望むかっこいい姿でいられると。
その言葉に胸を打たれたジリアンは元気を取り戻し、真っ直ぐな彼女にさらに強く憧れるようになったのだ。
回想が終わり、ノエルたちは目的の場所へ着く。そしてその光景に彼女は言葉を失った。
荒らされた庭、壁にスプレーで書かれた心無い言葉。かつての豪邸チェルクェッティ家は見る影もなく悲惨な状態になっていた。ジリアンはこの現状を知っていたからノエルがここに来ることを最初は止めていたのだった。
ノエルはジリアンに両親の安否を確かめる。ジリアン曰く、どこか遠い場所に越したのだという。自分の復讐に罪のない親を巻き込み辛い思いさせたことにノエルは心からの謝罪を呟いた。
ジリアンは「復讐者になることは、このように無関係な親しい人までも巻き込むという事なんだ」と、真実を知らない一般市民に好き勝手に罵られ、除外されてもノエルは復讐を続けるのかと問う。
ノエルがカロンと契約した理由やバロウズの本性を知っているジリアンにとって、親友がただの犯罪者として迫害されているのが我慢できなかったのだ。
しかしノエルは全てを覚悟の上で、自分を陥れジリアンを傷つけたバロウズへの復讐に「想い」を込めているのだと告げる。それが自分の選んだすべての決着なのだと。それを聞き、ジリアンは何故あの時、堕天したノエルをかっこいいと思ったのかを理解する。
雲行きが怪しくなってきた頃、ジリアンは「ボクたちのピアノの終点で待ってるね」と言い残し帰っていった。彼女は翌日にノエルたちが式典を襲撃することに気づいていたのだった。
記念式典当日。仲間たちの協力を得てノエルとカロンはバロウズを追い詰める。しかしそこには以前より拘束が減っている大悪魔シーザーもいた。そして苦しそうにしているジリアンも後から続いて出てきたのだ。ジリアンは自分の限界まで代償を使い、シーザーの拘束具を出来る限り外していたのだった。そのためか彼女の目は焦点が合っておらず殆ど見えてない、あるいは失明している状態だった。
中途半端に引き下がって後悔するようなことをしたくないと考えた彼女は自らの「意思」で自分の全力を使ってノエルに勝負を申し出る。そしてそれに応えたノエルも堕天の力を使い、カロンと共にシーザーと激戦を繰り広げる。
二人の共闘でシーザーに打ち勝ったノエルたちにジリアンは負けを認める。しかし傍にいたバロウズがジリアンにゆさぶりの言葉をかけ始めた。
これ以上自分を犠牲にしないで欲しいと叫ぶノエルと、今ここでノエルを止めなければ彼女は自分の手に届かないところへ行ってしまうと囁くバロウズ。
だがジリアンは、ノエルが自棄になってるわけではなく、自分の「意思」で復讐を決めたのだと理解したため、彼女を応援すると決意したのだった。
しかしここでノエルとジリアンにとって予想外なことが起きる。なんとシーザーの拘束が割れていく音がしたのだ。それは「契約者の意思や安全など関係なく、悪魔の契約が達成できなくなる状況に追い込まれると拘束が自動的に解除される」という契約のシステムが作動されている音だったのだ。
拘束が完全に解かれ、シーザーは力を取り戻す。それと同時に、代償である五感を全て失ったジリアンは力なく倒れてしまう。
ジリアンを救おうとノエルたちはシーザーに立ち向かうが圧倒的な力の差で手を出す事すらできないでいた。
絶望的な立場の中、シーザーが何かを唱える。その瞬間、ノエルとカロンは不思議な空間に立っていた。シーザーが対話を望むために二人を自分が生み出した異空間の「時の狭間」に連れ込んだのだった。
シーザーはノエルに様々な問いをかけ、今までの契約者の苦痛を具現化した「嘆きの風」を乗り越えてジリアンを救ってみろと二人の絆を試す。一歩進むだけでも激痛を伴う風の中をノエルはカロンの制止を振り切って歩み続け、そして―――――――――
「(……何も見えないのに……なにか、感じる、気がする………)」
「(ほんのわずかな、温かみを………)」
「…………ノエル………なの………?」
「………」
「……そうよ、ジリアン………」
「わたくしは、ここですわ……」
「こんなになるまでわたくしを想って戦ってくれて……ありがとう……もう、大丈夫よ……」
「…ノエル…………どうして、ボクなんかのために、ここまで…?ボクは、ノエルに沢山酷いことをしたのに……」
「わたくしのためを思って、ピアノにだってこめられなかった「想い」を込めてくれたんでしょう?だったら、それを見捨てたりなんてしませんわ。まあ、ちょっとハードでしたけれど……」
「今日のあなたは輝いていて、かっこよかったですわよ」
「……ノエル………ごめんね………ありがとう…………ごめんね………」
「いいのよ……わたくしこそ、ごめんなさい………」
嘆きの風を歩み切り、ジリアンを優しく抱きしめるノエル。そんな彼女の言葉に涙を流すジリアン。
ノエルからの答えを受け取ったシーザーは契約を破棄することを宣言する。そして、ジリアンの五感も時を得て、回復するだろうとも。
ノエルはシーザーに礼を言い、安らかな表情で眠るジリアンに告げる。
「あなたはもう、自分の道に立派な「意思」を込められる、わたくしと対等な存在なんだから」
「…この勝負、わたくしが勝ったから、わたくしが進みますわ」
「だから、あなたも、もう………」
「――――――自分の道を、行きなさい」
以下、Season Final(前編)のネタバレが含まれます。
ラッセル・バロウズ市長の悪事のことを見て見ぬふりをしてきたラプラス市民たちがノエルらを足止めするために立ちはだかる。彼らは何か特別な力を持っているわけでもなく、今のラプラスに満足しているただの一般市民。自分の都合でラッセル・バロウズ市長の悪いところに目をつぶり、優秀な部分のみを受け入れてきた彼らには悪魔の契約の恐ろしさが腹からわかっておらず、自分が痛い目に遭わない限りわからない。それは、かつて悪魔と契約する前のノエルもそうであった。不本意ながら、一般市民を手にかけようとも突き進むと決意したノエルは、復讐の邪魔をする敵として排除しようとするが...
「黙って聞いてりゃ、どいつもこいつもスカスカだな。」
「お前ら程度のヤツら、ノエルがわざわざ手を汚すまでもない。」
「......そうでしょ、ノエル?」
~悠久を継ぐ者~
ジリアン・リットナー
最終章に向けて様々なキャラクターが再登場する最中、ジリアンも親友のノエルを救うという形で再登場を果たす。
Season7で代償として失われた五感は記念式典から二か月経った後にあっさり戻ってきたらしい。保護してくれたのは式典会場に来たOCTで、ラプラス外の病院でバロウズに追われることなくひっそりと暮らしていた。五感が戻った後に魔人検査を受けられたが、シーザーが契約を破棄してくれたおかげで彼女が魔人であるという証拠が出なかったため、すぐに退院になったという。
「さあ、ノエルを止めたいなら.....」
「ーーその覚悟が、口だけではないことを証明してもらおうか!」
ジリアンは、かつてシーザーがノエルたちに彼女の覚悟を見せつけるように、一般市民に「嘆きの風」でノエルの覚悟を見せつけた。魔人でなくなった彼女がなぜ使えるようになったかというと、ジリアン曰く、シーザーと契約した人物の絵画から感じられた名前、経緯、成れの果てをお得意の記憶力で全て覚えた結果、こうなったという。ジリアンは、シーザー、もとい悠久の大悪魔の遺志を継ぐことに成功したのだ。
「嘆きの風」はただの暴力を与えるものではなく心を試すものであるため、一般市民が実際に痛めつけられるよりも直接的な「代償の苦しさ」を実感できる手段であった。ノエルがジリアンに自分のための道を作ってくれたように、この数か月でジリアンはノエルに復讐を貫くための道を作ることができるぐらいに成長していた。
ジリアンの成長ぶりに感激したノエルは
「あなたに出会えて、本当によかった。」
と感謝の言葉を伝え、ジリアンが用意してくれた復讐の道を進んだ。
ジリアンはそのことに涙ぐみつつも、ノエルを見届け、引き続きノエルの復讐を守る道を進んだ。
「遺された者には、遺されたものの役割がある。」
「そうだよね、シーザー。」
関連記事
親記事
兄弟記事
コメント
pixivに投稿されたイラスト
すべて見るpixivに投稿された小説
すべて見るseason5の後、6が始まる前くらいの話
「season4が始まる前くらいの話」の続編的なものです。 ジリアンとオスカーが仲良くしています。 ダメな方はブラウザバックしてください。955文字pixiv小説作品- 偏執のジリアン
ep.5 The Rebellious Signet〈2〉
今回は全ページジリアン視点です。ちょっと痛々しい描写があるのでご注意下さい。 キャプション必読! この小説はノエルちゃんとジリアンの立場が逆だったらと想像したものです。 よって、 ・ジリアンが四肢欠損している ・カロンと契約しているのがジリアン ・話の流れや展開がかなり違う ・キャラの行動が原作と異なる ・オリジナルのシーンが多い ・そもそも原作との乖離が激しすぎる などの事態が巻き起こっております。 以上のことを許容した上でお進み下さい。 それでは、どうぞ。 どうでも良いですが小説版のカロンさんが予想以上に機械音痴で悶えました。「すぷりんくらーとは」とかさぁ……可愛すぎかよ‼︎ イケ悪魔の癖に可愛いすぎんだよちくしょう‼︎‼︎ 鳥頭の癖に‼︎‼︎‼︎ そう言えば私が昼間に投稿するってなかなか珍しいのでは……12,854文字pixiv小説作品 空席に座るひと
注意! ・キャプションを含め、season finalのネタバレがあります ・season final後を大いに捏造 ・コンサートに関する、にわか知識 世界観的には「遠くの空へ響く」(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19926221)と繋がっていますが、多分読まなくても大丈夫です。 お嬢様口調むずかしかった...。 作者はピアノコンサートには行ったことがありません。音楽業界にも明るくないです。 でも、実際のコンサートでこんなことはできないと思います。 作中のジリアンが弾いてる曲は、ドビュッシーの「水の反映」です。 ジリアンに弾いて欲しい曲はいっぱいあったのですが、1番しっくりきそうだったのでこれにしました。 とっても綺麗な曲なので、よければ聞いてみてください。 ノエルちゃんは自分とジリアンの流れる時間が違うことを、気にしてると(勝手に)思ってます。 その一方で、ジリアンのノエルをまっすぐ見るその視線に救われてる事もあるんだろうなって。 あと、吹っ切れたノエルちゃんは多分強い。 親友でありライバルなジリアンの活躍はきっと見返せるようにしてるんじゃないかな。 自分が跡形もなく消えてしまった事があるのも鑑みて、なんであれ形として遺るものがあれば、って思ってそう。 カロンはそんなノエルを心配してる。 だけど、ノエルちゃんは決めたことは曲げないから、後悔だけはしないようにしたらいいと思ってそう。4,295文字pixiv小説作品- 偏執のジリアン
ep.5 The Rebellious Signet〈5〉
season6公開おめでとー‼︎今月26日には漫画第1巻発売だよぉぉぉぉぉぉぉぉお‼︎‼︎‼︎ そして今回ムッチャ長いぜウェーイww キャプション必読! この小説はノエルちゃんとジリアンの立場が逆だったらと想像したものです。 よって、 ・ジリアンが四肢欠損している ・カロンと契約しているのがジリアン ・話の流れや展開がかなり違う ・キャラの行動が原作と異なる ・オリジナルのシーンが多い ・そもそも原作との乖離が激しすぎる などの事態が巻き起こっております 以上を許容した上でお進みください。 ある日の私と母の会話 リビングにて、テレビにマツコが映る。 私「あ、モランだ」 母「今日は一段とモランだね」(黒い服着てた) 私「でもモランだったらもっと紫っぽくあってほしい」 母「車の中だからじゃないの? 外出たら光で色変わるとか」 私「そっかー。でもモランだったら冷気を発するべきだよね」 母「ブッ、熱しか発っしない(笑) そもそも性別オスだし」 私「あっ、そっか。メスは冷気を放ってオスは熱気を放つんだ!」 母「(爆笑)」 こんな感じの日常ですハイ。18,543文字pixiv小説作品 - 偏執のジリアン
ep.4 Call a ripple〈3〉
事情により今回も短め。次でラストです。 キャプション必読! この小説はノエルちゃんとジリアンの立場が逆だったらと想像したものです。 よって、 ・ジリアンが四肢欠損している ・カロンと契約しているのがジリアン ・話の流れや展開がかなり違う ・キャラの行動が原作と異なる ・オリジナルのシーンが多い ・そもそも原作との乖離が激しすぎる などの事態が巻き起こっております。 以上のことを許容した上でお進み下さい。 今回は表紙つけてみました。完全にアナログで8時間くらいかけたなかなかの力作です。まあ、拡大すると残念なんですけどね……9,426文字pixiv小説作品 - 偏執のジリアン
ep.5 The Rebellious Signet〈1〉
そんなに間が空いた訳じゃない筈なのにめっちゃ久し振りな気がする……書き方忘れてますよヤベーな…… キャプション必読! この小説はノエルちゃんとジリアンの立場が逆だったらと想像したものです。 よって、 ・ジリアンが四肢欠損している ・カロンと契約しているのがジリアン ・話の流れや展開がかなり違う ・キャラの行動が原作と異なる ・オリジナルのシーンが多い ・そもそも原作との乖離が激しすぎる などの事態が巻き起こっております。 以上の事が許せる方のみお進み下さい。 今回ジリアンが初っ端から痛々しい目にあっています! 許容した上で閲覧して下さい。 手抜き表紙でサーセン……10,827文字pixiv小説作品 - 偏執のジリアン
ep.4 Call a ripple〈2〉
VSリッパー、第1回戦。 なかなか筆が進まない……なので今回短めです。ハッキリ言うとひたすらに喋ってるだけであまり物語としては進んでいないです。 キャプション必読! この小説はノエルちゃんとジリアンの立場が逆だったらと想像したものです。 よって、 ・ジリアンが四肢欠損している ・カロンと契約しているのがジリアン ・話の流れや展開がかなり違う ・キャラの行動が原作と異なる ・オリジナルのシーンが多い ・原作との乖離が激しすぎる などの事態が巻き起こっております。 以上のことが許せる方はお進み下さい。 どうでもいい近況報告。 聞いてください皆さん、実は私、この間のGW中にひたすら過去作お焚き上げとかやってたせいで2日連続で通知が10件以上も来るという事態に見舞われたんです! あれ、軽く恐怖ですね……嬉しいんですよ? とっても嬉しいんですけど、その中にコメントがあるのを発見する度に「何か苦情が⁉︎」ってドキドキします。 ……私のチキンっぷりが露呈しただけでしたね、はい。 そんな感じの作者がお送りいたします「偏執のジリアン」第4話〈2〉です。 では、どぞ!9,388文字pixiv小説作品 - 偏執のジリアン
ep.4 Call a ripple〈1〉
やって来ました第四話。既に三話まで投稿し、着実に文字数とページが増えている事から確実に長くなると確信したので数回に分けます。多分5話も同じになると思います。 そして今回、皆様が大好きなあのイケメン兄貴が登場です! 彼は一体どう動くのか、そこら辺も今話の見所かも⁉︎ キャプション必読! この小説はノエルちゃんとジリアンの立場が逆だったらと想像したものです。 よって、 ・ジリアンが四肢欠損している ・カロンと契約しているのがジリアン ・話の流れや展開がかなり違う ・キャラの行動が原作と異なる ・オリジナルのシーンが多い ・そもそも原作との乖離が激しすぎる などの事態が巻き起こっております。 以上の事が許せる方のみお進み下さい。 ご意見やご感想は大歓迎ですが、キャプションと最初のページ読まずに苦情や荒らしをするのはやめてください。 ただ、問題がありそうだったら出来る限りの対処をしますので、そういった事柄は遠慮なく言ってください。 今回はわりとふざけてますが、四話自体はちょっと重くなる予定です。 守りたいと思っていたノエルが自らの意思でこの戦いに身を投じた事により、精神的に危うい状態となっているジリアン。更には新たな魔人も登場し、カロンが深手を負ってしまう。彼女はこの危機をどう乗り越えるのか⁉︎ そんな感じですね、はい。 それでは、どうぞ。12,928文字pixiv小説作品 - 偏執のジリアン
ep.4 Call a ripple〈4〉
ついにここまで来た……第4話、ようやくラストです。先に言います……思っクソ長ぇです! キャプション必読! この小説はノエルちゃんとジリアンの立場が逆だったらと想像したものです。 よって、 ・ジリアンが四肢欠損している ・カロンと契約しているのがジリアン ・話の流れや展開がかなり違う ・キャラの行動が原作と異なる ・オリジナルのシーンが多い ・そもそも原作との乖離が激しすぎる などの事態が巻き起こっております。 以上のことを許容した上でお進み下さい。 今回も表紙描き下ろしです。前回の構図とほぼ同じですが、色々と変更点もあるので、そこらも含めて楽しんで貰えたら光栄です。 表紙のイラストも投稿しているので、良かったらどうぞ→http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=63029463 ■5/26 諸事情により、1ページ削除しました。15,869文字pixiv小説作品 - 偏執のジリアン
ep.1 Resist fate
最近の私はジリアン愛がちょっと暴走中です。 キャプション必読! 今回の小説はノエルちゃんとジリアンの立場が逆だったらと想像したものです。 よって、 ・ジリアンが四肢欠損している ・カロンと契約しているのがジリアン ・ノエルちゃんが完全に単なる被害者 ・ノエルちゃんほぼ出てこない などの事態が巻き起こっております。 以上の事が許せる方のみお進み下さい。 ご意見や感想は大歓迎ですが、キャプション読まずに苦情や荒らしをするのはやめて下さい。 ただ、問題がありそうだったら対処しますので、そういった事柄は遠慮なく言って下さい。 それでは、どうぞ。 ■4/23 ジリアンのデザイン画投稿しました。 (http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=62533555)10,067文字pixiv小説作品 - 偏執のジリアン
閑話 : A handmade dinner
ジリアンがフーゴにピーマンを食べさせようとする話。 「偏ジリ」シリーズの閑話、ep.5の後のちょっとしたある日の事です。 いっつもドンパチしてばかりですが、偶にはこんな風にほのぼのとした日常も送ってるんです。 ジリアンの家族とフーゴの味覚嗜好について捏造しています。6,918文字pixiv小説作品 - 偏執のジリアン
ep.5 The Rebellious Signet〈3〉
最近身体中が痛いです。おかしいな、まだ若いはずなんだけど…… キャプション必読! この小説はノエルちゃんとジリアンの立場が逆だったらと想像したものです。 よって、 ・ジリアンが四肢欠損している ・カロンと契約しているのがジリアン ・話の流れや展開がかなり違う ・キャラの行動が原作と異なる ・オリジナルのシーンが多い ・そもそも原作との乖離が激しすぎる ・オリキャラがいる などの事態が巻き起こっております 以上を許容した上でお読み下さい。 作ったはいいけど扱い困る物って多いですよね、私はこの間作ったレジンアクセを通販で売ろうかどうか迷ってます……需要あるのかなぁ? ■6/23 誤字の訂正及び本文を加筆修正しました。11,846文字pixiv小説作品 - 偏執のジリアン
ep.2 Memory of lolipop
前作でコメントを頂き、調子に乗って続きを書いてしまいました……先に言っておきます……メッッッチャ長いです! 前作⇒(http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=8076955) キャプション必読! この小説はノエルちゃんとジリアンの立場が逆だったらと想像したものです。 よって、 ・ジリアンが四肢欠損している ・カロンと契約しているのがジリアン ・ノエルちゃんほぼ出てこない ・所々話の流れや展開が違う などの事態が巻き起こっております。 以上の事が許せる方のみお進み下さい。 ご意見や感想は大歓迎ですが、キャプション読まずに苦情や荒らしをするのはやめて下さい。 ただ、問題がありそうだったら対処しますので、そういった事柄は遠慮なく言って下さい。 それでは、どうぞ。 ■5/14 カロンのセリフに違和感があったので一部変更しました。16,197文字pixiv小説作品 - 偏執のジリアン
ep.5 The Rebellious Signet〈4〉
盛り上がってまいりましたー(棒)手首が痛くて仕方ないです。でも書く! キャプション必読! この小説はノエルちゃんとジリアンの立場が逆だったらと想像したものです。 よって、 ・ジリアンが四肢欠損している ・カロンと契約しているのがジリアン ・話の流れや展開がかなり違う ・キャラの行動が原作と異なる ・オリジナルのシーンが多い ・そもそも原作との乖離が激しすぎる などの事態が巻き起こっております 以上の事を許容した上でお進み下さい。 今回の表紙はカラーです!ガタガタだけど見逃してね! ちょっと燃えすぎだけど気にしない!12,706文字pixiv小説作品 - 偏執のジリアン
ep.3 Past and present
誰が待っているのか分からない、むしろ誰も待っていないのではないかと思いつつもやって来ました第3話。さて、今回の終盤からは皆様お待ちかね、「あの子」の参戦です! 思っクソ長い。 原作との乖離が段々激しくなってまいりました!だけど完全に変わるのは4話からです。ここまで書いたからにはいっそのこと完全オリジナルストーリーにして完結させちゃおっかなぁ〜……なぁーんて、ね。まあそもそもジリアンが主役って時点で予想はしていたんですけどね。彼女の衣装チェンジの日も近い。そろそろデザインまた考えなくちゃ……誰か代わりに描いてくれないかなぁ…… キャプション必読! この小説はノエルちゃんとジリアンの立場が逆だったらと想像したものです。 よって、 ・ジリアンが四肢欠損している ・カロンと契約しているのがジリアン ・話の流れや展開が色々と違う ・オリジナルのシーンが多い などの事態が巻き起こっております。 また、今回は雰囲気を出す為に背景を黒に設定しています。変更はご自由にどうぞ。 以上の事が許せる方のみお進み下さい。 ご意見や感想は大歓迎ですが、キャプション読まずに苦情や荒らしをするのはやめて下さい。 ただ、問題がありそうだったら対処しますので、そういった事柄は遠慮なく言って下さい。 それでは、どうぞ。 ■5/14 誤字修正。加えて一部セリフ等を変更しました。17,982文字pixiv小説作品 - 被ノエの本棚
被ノエCoC【白に染まろうとも】
被虐のノエルとクトゥルフの二次創作。被ノエのエンディングネタバレ注意。 以前投稿した『好奇心を失った猫』(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=21871351)の番外編でもありますが、こちらのお話単体でも読めます。 最終戦の裏側ではこんなやり取りがあったよっていう裏話。 シーザーに対するジリアンの態度捏造。 ノエルに復讐を諦めさせなければという焦燥感や五感がなくなっていく状態がなければ、あるいはもう少し会話を重ねる時間があれば、この二人ももうちょっと仲良くなれたんじゃないかなという書き手の欲望が如実に現れています。 シナリオはこちらで配布しています↓ https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=23037227 表紙のイラストはこちらからお借りしました↓ https://www.pixiv.net/artworks/11137216212,207文字pixiv小説作品