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「自らの体を切り売りし、血を流しながら黄金の山に頬ずりする・・・・・その光景こそが

最高のショーなのだ!」

タグに関して

タグは識別子のないカロンでのイラストが圧倒的に多いのですが、他作品でも使われている名称の為、被虐のノエル以外のカロンを検索しにくい弊害が発生しています。


その識別もあり、こちらに関しましては、該当のタグを使用しての投稿をお勧めします。


プロフィール

一人称
年齢不明
身長206cm
CV梅原裕一郎

人物

あらゆる願いを代償と引き換えに叶える「大悪魔」の一人。カラスのような頭と赤い瞳が特徴で、燕尾服を着用している。

廃ビルにてノエルにより呼び出され、彼女の願いを聞き入れてステラステージの社長を殺害する。

その代償として彼女の四肢を奪うがその直後、呼び出した本人であるノエルが大悪魔との契約には相応の代償が必要である事を知らなかったこと、そしてノエル自身もラッセル市長やその秘書シビラに利用されていたことを知る。

前々から悪魔の契約を使って汚職を繰り返しているラッセル達への怒りに耐え切れず、屋上から突き落とされたノエルを救い出し、彼女に「手足を返す代わりに共にラッセル・バロウズに復讐する」という取引を持ち掛ける。

冷酷な言葉をかける一方で、ノエルに対して気遣いを見せる一面もある、いわゆるツンデレ

戦闘能力は高いものの、代償により思うように動けなくなったノエルを敵の攻撃から何度も庇うことになるため、よくボロボロになる。

ノエルとは痴話喧嘩が多く、「鳥頭」と言われる事が多い。

最初は彼女の無鉄砲さに振り回されてばかりいたが、様々な戦いを得ながら成長していく彼女の姿に徐々に心を動かされ、現在ではお互いを「一番の相棒」と呼び合う程の関係になっている。


武器

悪魔の鎖を出すことができ、敵との戦闘に使用する。また、建物をよじ登ったり、ノエルを引き上げたりすることが可能。

ただし本人曰く戦闘タイプの悪魔ではないらしく、人間に対しては力負けこそしないものの正面きっての戦いは苦手なようだ。

カロン 切り絵


過去

以降、ネタバレが記述がされています。

ゲーム本編未プレイの方は、ゲームの面白さを損なう可能性があるので閲覧のお勧めはできません。

↓記事をスクロールするとネタバレが記載されています。閲覧は自己責任でおねがいします。↓












































八年前、まだ市議会議員だったラッセルに呼び出され、「頂点に立つために自分の用心棒になって共に戦ってほしい」という彼の願いを受け、「市長としての人生の破滅」を代償として、彼と隠れ家で約一年の間過ごすようになる。

ノエルとの出会いの時と比べ、当時は悪魔らしい冷酷な性格があふれ出ており、その頃はまだ力の強かったマフィア達と戦うための残酷な戦法をラッセルに考えさせた。

そしてある日、ラプラス市にはびこる二大マフィアと、ラッセルの父であり当時のラプラス市長エラルド・バロウズを同じホテルに居合わせるように仕向け、ラッセルとカロンがそれぞれのマフィアグループを襲撃、二大マフィアの抗争に巻き込まれたように見せかけつつ、エラルド・バロウズを殺害する作戦を決行する。

「野望を叶える事と引き換えに実の父を殺せるか、覚悟を見せてもらう」ために、先にエラルド・バロウズが宿泊していた部屋に乗り込み、彼を気絶させ、ラッセル自らの手で殺させようとする。

しかし予想とは裏腹に、ラッセルが躊躇なく実父の頭を撃ち抜いたことに驚き、彼の変化に喜びつつも疑問を抱き始める。

ラッセルが市長に就任して間もなく、彼が当時始めたばかりの「スケープゴート作戦」に不満を覚え、彼と話し合う。そしてその時、ラッセルが契約の代償を踏み倒そうとしていることを知り、ショックを受ける。

「自分を止めたいのなら今すぐここで殺してみろ」と彼に挑発されるが、すでに彼に対して「相棒」として情が移ってしまっていたため殺すのを躊躇ってしまい、その場でラッセルと決別した。


また、彼は大悪魔の中でも比較的若い方だったらしく、拘束状態のため本調子でないシーザーに力負けしたり(これはシーザーが強すぎるのもあるが)、season8ではスピカに覇王色ばりの威圧感で悪魔としてのあり方について説教されたりしていた。


Season8

これより下にスクロールしますとSeason8のネタバレになります。原作未プレイの方はご注意下さい。










































記念式典で決着をつけようとしたノエルとカロンたちだったがバロウズの代償を克服した力によって敗北する。

致命傷を負ったノエルはカロンの判断によりラプラスから離れた山奥で2ヶ月間傷を回復させていた。


カロンはノエルを守れなかった無力感や、親友を助けるため強い意志を持ち、嘆きの風を渡りきったノエルの姿を見たことで悪魔の在り方について苦悩していた。


ノエルの傷も回復しラプラス市の情報収集をしていた頃、OCT少尉リベリオと大悪魔スピカに接触する。

リベリオはノエルに対話を求めるが、ノエルは対話を拒否。戦闘に持ち込むが、リベリオの代償やスピカの方も未知数ということもあり逃げられないと判断し、渋々対話に応じることとなる。


リベリオに目的を聞かれ、復讐の経緯を説明すると納得はしたようで投降を促される。

ノエルは「もともとは不本意に始まった契約でも、今は自分の意志で選んだ復讐」と言って拒否するが、「意志」という言葉に反応したリベリオが反論し口論となる。

話がつかないと判断したリベリオは「頭を冷やす時間がいる」と言って2人をスピカの魔眼によって眠らせ、別々に監禁してしまう。


ノエルはリベリオの監視の元、過去に仲間と意志を貫いた結果その仲間を失いかけ、その仲間を守るため仕方なく契約したことを明かされる。リベリオは自分の過去と今のノエルを重ね、これ以上傷つく前に考え直すべきと忠告するのだった。


一方カロンはスピカの監視下に置かれており、完全に相手のペースに飲まれていた。


……のう、大悪魔カロン。


──お主は本当に、未熟な大悪魔よな。


突如急変したスピカはノエルとバロウズが同じ契約者であること、そしてバロウズには代償を克服されたことをも言い当てられてしまう。

スピカは「絶対的な高みから契約者を弄んでこそ誇り高き大悪魔」だと説き、カロンにその在り方を強調した。

カロンにとってその在り方は百も承知だったが、絶対的な高みにありながら死をもって契約者の願いを叶えた大悪魔の姿を見たことで悪魔の在り方への考え方が変わっていた。


私は……ノエルをあやつりたいのではない……。


あの大悪魔がそうしたように……


……一番いい景色を、見せてやりたい……。


スピカは契約者をどう扱おうが自由だが、このままではバロウズは倒せず契約は潰えると断言。


……一度しか言わんぞ、カロン。


……お主がまいた種ならば。


“知れ”


知らぬから、「破滅」が刺さらぬのだ。


契約や代償は具体的であればあるほど鋭利に刺さるが、その逆であれば契約など意味を成さないことを伝え、監視を止めて部屋から出ていくのだった。


己の未熟さを痛感したカロンは気持ちを切り替え、ノエルを救出するため動き出す。

今いる場所や状況を推察し、ノエルも近くにいると考えOCTの警備をすり抜けながらノエルとの合流を果たす。

ノエルと合流した後、同じく監禁されていたオスカーも救出することに成功、そのまま3人で脱出のだった。


なんとか拠点に帰ってきた3人だったが、OCTの介入、フーゴたちの行方も分からない状態でありノエルも疲弊しきっていた。

挙句カロンでさえも攻め時ではない、たとえバロウズと戦っても勝ち目はないと言う。


……だが。


──私が、そんな情けないことを言うわけにはいかんのだ。


カロンはスピカの助言から、バロウズに与えた「市長としての人生の破滅」について考え直し、的外れなのではないかと考えた。

市長の地位や功績という単純な話ではなく、もっと大きななにかを指していると考察したのだった。

その上でラプラスという街を知る必要があると言いそれこそが真の破滅を浮き彫りにすると考え、ノエルたちに道を示した。

カロンが示した道に対して意志を通そうとするノエル。だが軍隊を前にして弱気になっているノエルの姿を見て「選ぶだけでいい」と背中を押すのだった。

ノエルは本当にできるのかと問うが、それに対して“絶対にできる”と断言し、検問を破ってラプラスに戻ると豪語する。

それを聞いたノエルは「そこまで言ってできなかったら一生バカにする」と軽口を叩き、オスカーも「待ってたぞ、二人とも」と言うのだった。


検問をくぐるために警察車両を奪い、途中ラプラス警察やOCT車両とカーチェイスを繰り広げながら、ラプラス市へと向かう。だがラプラス市が見えてきた頃に、再びリベリオと交戦することとなる。

リベリオは最後通告をしノエルに再度投降を促すが、ノエルはそれを拒否。

リベリオは大きな力の前では意志なんてものは思い上がりだと言うが、カロンに「かつて仲間たちと貫いた意志を自分で否定するのか」と問われる。

即座に反論しようとするがその瞬間かつて共に戦った仲間の姿がフラッシュバックし言葉を詰まらせ、意志があっても力がなければノエルを地獄に煽っているだけだと吐き捨てる。

カロンはそれに対して「大悪魔とは、契約者が覚悟をもって願えば。それを必ず叶える、超常的な存在」と言い、ノエルに問いかける。


今この瞬間だけでいい。


覚悟するんだ。


かつてなく大きな相手と戦うことの恐怖……


この先死ぬかもしれない運命……


……それを超える意志を、強く持て。


……恐怖を超える、意志を……。


……うっ……。


心は……とっくに決まってますわ。


決まってるのに……


あと一歩が……!


お前はただ、願うだけだ。


そうすれば、あとは私が叶えてやる。


……願う、だけ……。


……忘れたのか?


私たちは、悪魔の契約という鎖で繋がった存在。


お前は願い、私は助ける。


お前がそれを信じるかぎり……


契約の奇跡は、つねにそばにある。だか……


信じて、その恐怖を……


そして、お前のすべてを……預けてくれ。


そうすれば、お前が選んだ復讐の道を……


絶対に繋げてやる。


…………!


……くす。


いつになく、自信がありますのね。


当たり前だ。


いや……それが当たり前であるべき、という言い方のほうが正しいな。


(……その在り方だけが、大悪魔のすべてじゃない。)


(大悪魔とは……契約者の願いを叶えるもの。)


(絶対的な高みより、人には起こせない奇跡をもって……)


その意志を、成就させるものなのだがら……!


…………!


……そうですわね……。


わたくしは……


ひとりで決断するしかなかったリベリオとは、全然違った。


最初から、リベリオにはない、大きな存在がそばにいた。


……どうせ、降伏するなら……


……“願い”を捨てて、半端に生き残るくらいなら……


その“願い”を


悪魔の契約という、奇跡に賭けてからでも……


遅くはありませんわよね……!


───。


……受け取ったぞ。


改めて、お前が選んだ願いを。


ならば、大悪魔カロンは……まっとうしよう。


悪魔の誇りにかけて……


新たな……“第二の契約”を。


───────────────────────────


…………。


ようやく、たどり着いた……。


私という大悪魔の在り方に……。


我が真の名は、慧眼(けいがん)の大悪魔カロン。


万物の真理を司る、憎悪と悲嘆の渡し守。


モータル·リンカー


赤眼の大悪魔というのは覚醒前の仮の名であり、覚醒したあとは慧眼の大悪魔を名乗るようになった。

赤を基点としていた燕尾服から青へとカラーチェンジし、マントを羽織るようになった。髪もかなり伸びており、逆十字も銀から金、1つから2つへ変わっている。


被虐に繋ぐ鎖〈モータル・リンカー〉


以前使っていた赤黒い鎖ではなく、どこからともなく出現した光る鎖を使い相手を拘束する。

ノエルの願い、意志がそのまま力となりその障壁となるすべての動きを封じる異次元の強さを発揮し、リベリオとの戦闘ではリベリオだけでなく、軍事車両の動きも封じていた。

そのままカロンはリベリオに「合う場所が違えば、手を取り合えたかもしれん」「仲間の命を救った自分の選択に、胸を張れ」と言い残しラプラスへ向かうのだった。


死をもって契約者の願いを叶えた大悪魔絶対的な高みから契約者を弄び、支配する大悪魔を見たカロンは、自分の在り方をついに確立することに成功する。

悪魔の誇りを失うことなく契約者を支配するのではなく、願いを尊重する大悪魔としてノエルとその仲間たちの復讐を支える大きな存在として大成したのだった。



ちなみにカロンの覚醒を見たときのノエルはやっぱり、カラスなんですのね……。と言い私はカラスではない!!大悪魔だと言っとるだろうが!!というお決まりのセリフを見ることができる。

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復讐しましょう。カロンを描いてみた


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被虐のノエル

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