『おねがいマイメロディ』シリーズのキャラクターについては『マイメロ』を参照。
来歴
頭巾をかぶったうさぎの女の子「メロディ」を中心としたキャラクター群。
1975年にキャラクター開発。第1号グッズの販売は同年末。
当初はハローキティと同様、女子児童向けキャラクターであったが、現在では幅広い世代に人気があり、大人向けのグッズも多数販売されている。日本国外でもグッズ展開が行われている。
最初期は「赤ずきん」の登場人物(赤ずきん、おばあさん)を動物に置き換えたキャラクターと位置付けられており、「Little Red Riding Hood(赤ずきんちゃん)」と呼ばれていた。1976年に「マイメロディ」と命名され、以後はキャラクター設定において「赤ずきん」との直接な繋がりはあまり無くなり、その分「友達」の動物たちが登場するようになった。なお2000年には「赤ずきんちゃん」時代のグッズの復刻版が発売された。
30周年となる2005年には『おねがいマイメロディ』としてアニメ化された。
初期のマイメロディグッズは被っている頭巾が赤いものしかなかったが、1977年にピンクの頭巾を被ったグッズが発売された。その後長らくピンクのものが主流となっていた。1989年には、洋服を着たマイメロディのグッズが発売された。
メロディの声優は全メディア共通して佐久間レイが担当している。
プロフィール
本名 | メロディ |
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誕生日 | 1月18日 |
生誕地 | マリーランドにある森 |
好物 | アーモンドパウンドケーキ |
家族構成 | 祖父母、両親、弟(リズム〔Rhythm〕)弟のリズムは1982年設定追加。リズムという名前は『いちご新聞』の読者公募で決定。 |
デザイナー | 初代デザイナーは松本よう子。現在のデザイナーは小林久美子 |
友達
フラット〔Flat〕(1976年設定追加) | ネズミの男の子 |
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ピアノ〔Piano〕(ひつじさん) | ヒツジの女の子。元々は名前が無く、単に「ひつじさん」と呼ばれていた。2008年、ピアノの独立したキャラクターグッズ「マイスウィートピアノ」を発売開始した。 |
りすくん(1976年設定追加) | リスの男の子 |
はりねずみくん | ハリネズミの男の子 |
くまくん | クマの男の子 |
豆知識
- 1981年から1986年まで、太陽神戸銀行(現在の三井住友銀行)のイメージキャラクターとしてマイメロディが起用されていた。1986年4月に同じサンリオの「ザ・ボードビル・デュオ」(エディ&エミィ)に交代した。
- 1981年にイタリアで、マイメロディのキャラクターグッズが、サンリオ商品の売り上げTOP3を独占した。1位:クリアカップ、2位:歯磨きセット、3位:ぬいぐるみ。
- 1983年、アメリカ・サンフランシスコでメロディとフラットがセットになったステッカーが人気を集めた。
- 1998年9月12日~2001年8月29日の間、国際興業がマイメロディをペイントしたバスを運行(2063・2065・2072の3台)。運行開始と同時にマイメロディがプリントされたプリペイドカードを発売し、1ヵ月で2万枚を売り上げた。2002年にはそのバスが模型化された。模型については、同社のホームページより通信販売が行われていたが、現在は販売終了している。
- マイメロディのキャラクターグッズは多くの場合赤やピンクを基調としているが、2001年、青を基調とした「マイメロディ ブルー」が発売された。
- 2004年、サンリオピューロランドの「夜を楽しまナイト!」限定ユニットとして、ウサハナ、マロンクリームと共にウサギユニット「バーニーズ」(Barnies)を結成。松田聖子のカバー曲『赤いスイートピー』をリリースした。マイメロディ名義では他にも『夢見るシャンソン人形』や『オトメロディ』など多くの歌をレコーディングしている。
関連イラスト
外部リンク
関連タグ
超合金:ハローキティも超合金になったのに続き、まさかの超合金マイメロディが実現する事になった。発売は2016年1月18日を予定。