エル(プリキュア)
える
CV:古賀葵
ウェーブがかかった薄紫の髪をツーサイドアップにしており頭部左側に翼を模した髪飾りを付けている。後頭部のウェーブ中央はハート型。
瞳の色は青緑でピンクの星が入っている。なお、ソラ達も変身後は同様に星が入る。
服装はピンクのワンピース服で足に紫の靴下を履いている。
外では第13話でファーストシューズとしてソラ達が購入した白とピンクのリボン付きの靴を履く。
少女体ではエルレインとおそろいの服を着ている。感謝祭やドリームステージ、『わんぷり』32話では腰に紫のリボンが付いたピンク色の半袖ワンピース服を着る。
赤ちゃんなので当初はほとんど喋れないが、「ぷいきゅあ~!」の叫び声と共にプリキュア変身アイテム・スカイトーンを生み出すなど未知数の力を持つ。
- スカイランド人は超人的な身体能力を持つ者や、スカイジュエルを加工した武器を使用する者もいるが、基本的には普通の人間であり特別な力を持つ者は今のところエルだけである。国王や王妃も特別な力を使える様子は無い。
また、テレキネシスで小学校高学年の子供一人を持ち上げる力を持つ。
いかなる力か、バッタモンダーの最終兵器のからくりを見抜いてプリキュア達を止めた事もあった。
他にもゆりかごは浮遊して簡易的な乗り物となる事が可能であり、エルの意志で動いているような描写がある。
プニバード族1羽程度なら同乗させる事も可能だが、速度は相応に落ちてしまう。
ちなみにこのゆりかごが浮遊する様はソラシド市民にちゃっかり目撃されていた事が第39話で判明している。
基本的に守られる立場だが、プリキュア達の活躍に影響されたのか第9話から危険を顧みず何度もツバサを助ける等、窮地に陥った仲間を自ら助けに行こうとする積極性も見せるようになる。
特にツバサを助けた際は、何度も彼から一人で逃げるよう言われても諦めずに2人で逃げようとしていた。
第8話から少しずつ立てるようになり、第13話以降は立って歩けるようになる。
第7話あたりから「える〜」を組み合わせて少しずつ単語らしきものを話すようになり、第15話である事件が発生した際には、舌足らずながらも初めてソラの名を叫び(「プリキュア」以外では初めての名前呼び)、気絶していたソラの意識を取り戻させた。
続く第16話では他の3人の名前も(変身前後両方とも)呼べるようになり、先の戦いで意気消沈していた一同を立ち直らせるきっかけを作った(何気に本作の主要キャラでは変身前で唯一の呼び捨て)。
その後次第にカタコトながら話せるようになっていく。
ミックスパレットを生み出した際も自らその名を口にしている。
また、明確に好き嫌いを訴える等ある程度自己主張するようにもなった。
特におしゃれに関してはかなりこだわりが強く、何軒もお店を探してもお気に召したものが見つからないのはよくあることである。
ちなみに、紫やピンク色で可愛らしいデザインのものが好みのようではある。
意外と虫は平気な模様(第34話より)。
第40話にてあるテレビ番組を観ていたソラ達。
エルは結婚式に憧れを抱いて「ツバサと結婚する!」と言い出してしまいツバサも困惑するも、急遽準備に取り掛かり結婚式を執り行う。
しかし、式が終わった後もエルはツバサの手を放そうとせず…?
■『デリシャスパーティ♡プリキュア』最終話
毎年恒例となるバトンタッチ映像の最後の静画に登場。台詞はなし。
■第1話~第23話
第1話にてアンダーグ帝国の刺客・カバトンにさらわれてしまうが、スカイランドの民・ソラに助けられるも、最終的に見知らぬ街・ソラシド市へと召喚される。
本作の序盤ストーリーにおける目的は、「エルを親元に返すためにスカイランドへ帰還する方法を探す」である。
その後、第12話にてカバトンは改心し、第13話でスカイランドに帰還する目処が立つ。
エルは第14話にてようやく両親と再会したが、スカイランドは新たな刺客・バッタモンダーの襲撃に遭う。
ソラ達はエルを守り、国王と王妃にかけられた呪いを解くために再びソラシド市に赴くのだった。
■第24話~第30話
第24話にて累積したキラキラエナジーにより、バッタモンダーの呪いを解く秘薬がようやく完成し、国王夫妻が回復。
それは同時にエルがソラシド市に滞在する理由が無くなる事も意味していたが、国王夫妻は彼女に関する真実をソラ達に語る。
エルは国王夫妻の実の子ではなく、1年ほど前に一番星から託された『運命の子』だった(実際、髪の色は国王夫妻のどちらとも異なる)。
真相を知った一同はアンダーグ帝国の脅威からエルを護る事を誓い、さらに戦いを繰り広げていく。
エルはソラの助けやましろの書いた絵本の影響ですくすくと成長し、ソラ達の活躍を間近に見て才知に磨きをかけていった。
なお、第25話ではソラシド自然公園に来た際、動物達と会話的なコミュニケーションができるようになっていたことが判明した。
■第31話~第43話
物語後半からエルはプリキュア達の真似をするなど、プリキュアそのものへの憧れを抱いている様子を見せ始める。
第31話前半では、今まではソラ達に不機嫌な態度を見せていたが、写真館でプリキュア達の恰好をしてすっかり上機嫌になっていた(ちなみにプリキュアで誰か好きか問われた時は、悩んだ末「みんな大好き」と答えていた)。
そして同話後半。
突如現れた新幹部・スキアヘッドによりエルはカイゼリン・アンダーグの下へ連れ去られてしまう。
しかし、エルの祈りに答えるように新たなプリキュア・キュアマジェスティが現れてスキアヘッドを退け、プリキュア達のピンチを救った。
続く第32話では、そのマジェスティの正体が明かされる。
「自分がキュアマジェスティだ」と豪語するエルだが、彼女自身は「あの時に気づくといつの間にかプリキュアになっていた」と、どうやって変身できたのか自分でもわかっていなかった模様。
スプーンを掲げて変身しようとしたり、これまたどこかで見た事がある変身ポーズをしたりと、ソラ達はあれこれ試行錯誤で四苦八苦する。
一方エルが危険な存在と判断したアンダーグ帝国は、もはや誘拐にはこだわらず抹殺しても構わぬと方針を変更。
スキアヘッドはアンダーグ・エナジーによって武人の心を失い凶悪な怪物と化したミノトンを操り、誘き寄せたプリキュア諸共エルを始末しようとした。
ミノトンの強大なパワーにマジェスティも劣勢となるが必死に抗戦するプリキュア達。
だが、ミノトンがとどめの一撃を放とうとした瞬間、エルが決死の覚悟で制止する。
「今までソラ・ましろ・ツバサ・あげはが守ってきたと同じように今度は自分が4人を守りたい」という強い思いが募った時、ミラージュペンとスカイトーンが出現。
そしてエルはキュアマジェスティへと変身。鬼神の如き強さでミノトンを圧倒して完勝を収めるが、戦いが終わった後マジェスティも力尽きて変身が解けエルの姿で眠ってしまう、ましろは一抹の不安を感じていた…。
それは、「エルを危険に晒したくない」というものだった。
第33話、スカイランドではキュアマジェスティの覚醒に呼応するようにとある辺境の湖底から謎の遺跡が出現。
そこには、運命の子だけが手にできる「世界を救う究極の力」が眠っていた。
エルだけが開ける仕掛けを突破し最深部にたどり着いた一同は、ついに究極の力・マジェスティクルニクルンを見つけるが、なぜか固く閉ざされており開かない。
使うためには、5人の心をひとつにする必要があったという。
そこへミノトンが襲い掛かり、アンダーグ・エナジーをドーピングのごとく飲んで凶悪なパワーアップを遂げ、マジェスティの力をもってしても劣勢となる。
マジェスティクルニクルンはプリズムの「エルを危険に晒したくない」「戦いに巻き込みたくない」という不安があまりにも強過ぎたが故に、触れることはおろか力を開放させることさえもできずにいたが、マジェスティはそんなプリズムにいつかスカイへ語った言葉を投げかける。
「────ましろ。『あなたが心配だよ。助けたいよ』気持ちは同じ。それって一緒に戦う理由にならないかな?」
マジェスティの言葉でプリズムの不安が解消され、遂にマジェスティクルニクルンの力が解放。
5人揃っての合体技・プリキュア・マジェスティックハレーションでミノトンを浄化した。
こうして本当の意味でプリキュアの仲間入りを果たしたマジェスティは、スキアヘッドが生み出した新たな強敵キョーボーグの前に苦戦しつつも仲間達と共に武を振るって活躍し、チームの結束力に大いに貢献した。
■第44話~第50話
突然スカイランドに現れたアンダーグ帝国の支配者・カイゼリン・アンダーグに身に覚えのない恨みを向けられてしまい戦うもマジェスティックハレーションを破られ敗北、しかし突如マジェスティクルニクルンによってソラとましろと共に300年前のスカイランドに飛ばされる。
そこで、どこかエルに雰囲気が似ているプリンセス・エルレインと出会い、彼女がキュアノーブルへ覚醒する様を目撃する。
なお、彼女もプリンセスと呼ばれる理由が幼いエルには理解できなかったらしく、エルレインはそれを汲み取ってか「小さなプリンセス」と呼んでおり、エルの方も彼女を「大きなプリンセス」と呼ぶ。
第47話にて、一番星の正体であるエルレインが与えた最後の力により少女の姿へ急成長した。
この際、エルレインから自分の力を使ってエルを生み出して国王夫妻に託したことを伝えられる。
よって、エルの真の正体はエルレインの分身、もしくは転生体といえる存在ということになる。
カイゼリンの「キュアノーブルは父を手にかけた」という告白に酷く動揺してしまうものの、それでも自らに力を与えたエルレインを信じて戦い続け、ついにアンダーグ帝国真の支配者と対峙する。
マジェスティはチームの殿を務め、その中で「どうして自分にスカイトーンを生み出す力があるのか」について「きっと大きなプリンセス(エルレイン)がひとりぼっちだったから、孤独な彼女の力を継ぐに相応しい『ヒーローの資格』を持つ者を探していたのだろう」と語っていた。
そして「立ち止まるな、ヒーローガール」と、いつかシャララ隊長が語った台詞で二人を大いに鼓舞した。
そして、仲間達と再合流したマジェスティは全力を振り絞って戦い、全ての世界に平和をもたらした。
数日後、エルはソラ、ツバサと共にソラシド市の民達に別れを告げスカイランドへと帰っていく。
…と思いきや、翌朝エルはソラやツバサと共にちゃっかりと虹ヶ丘家へ遊びにきたのだった。
今後、エルはスカイランド国王・王妃と一緒に過ごす事になり、何年後かには国を治める立場となるのだが、ソラ達と一緒に過ごした経験を元に様々な種族と仲良くなり、沢山の国民達から敬愛される良き統治者になるだろう。
毎年恒例となるバトンタッチ映像でもキュアスカイと共に登場したが、この時は変身前の赤ちゃんの姿であり、台詞も一切なかった。
- ウィングチームの一員としてツバサと共に参戦。
- 32話のあとにキュアマジェスティとしての参戦も決定した。
- ふしぎな世界でレッサーアークに襲われる。そこでさあやとことはとで出会う。
- この映画では、薄緑色のワンピースを着ていた。
- 次回作のわんだふるぷりきゅあ!の映画に登場。先輩である魔法つかいプリキュア!と参戦する。ことはと出会うのは2回目である。幼児体と少女体の両方で登場する(少女体の方は映画初登場)。
- 終盤ではことはが変身したキュアフェリーチェと共闘。この時「助けるよ 何度だって」と『F』の一件を踏まえたとも解釈できる発言をフェリーチェにしている。
- これまでも人型の妖精が登場することは何度かあったが、純粋な人間が妖精枠に入るのは『HUGっと!プリキュア』のはぐたん以来。
- 赤ちゃん妖精が2年連続登場をするのは『フレッシュプリキュア』のシフォンと『ハートキャッチプリキュア』のポプリ以来から約13年振りだが、ポプリは他の赤ちゃん妖精とは違っていて最初から喋るが、その代わりに明堂院いつき(キュアサンシャイン)とケンカをした程の良い加減な性格であるために赤ちゃん妖精の枠から外れることもしばしばあるため、除けば王道系の赤ちゃん妖精の登場は前作『デリシャスパーティ♡プリキュア』のコメコメから初めての2年連続の登場となる。
- プリキュアに姫キュアが登場するのはGo!プリンセスプリキュアの紅城トワ/キュアスカーレット以来8年ぶりとなる。(2年前のローラ・ラメールは準姫キュア)
- 名前の由来は5年前の主人公と同じく、フランス語で「天空」を指す「air(エール)」からと思われるが、「空」の漢字を分解したときのカタカナのアナグラムでもあるかもしれない。
演じる古賀葵氏はプリキュアシリーズ初出演。
31話以降はプリキュア役も演じる事となる。
ずっと、声優を志している頃から「プリキュア」シリーズに出演するのが夢で目標でした。オーディションの段階で、赤ちゃんがプリキュアに?!という驚きと、赤ちゃん役でオーディションを受けること自体、自分にとって新しい挑戦だったので、今まで何度もプリキュアのオーディションを受けさせて頂いていましたが、それとも違う緊張感がありました。
だけど、新しい挑戦で、こんなにやりがいのあるこの子でプリキュアになれたら、こんなに嬉しくて幸せなことはない、絶対やりたい!と思って挑みました。なので決まったお知らせを頂いた時は、信じられないくらいものすごく嬉しかったですし、事務所の皆さんも一緒にお祝いしてくださって、かわいいティアラを頂き、あの瞬間含めて一生の宝物になりました。
キュアマジェスティとしては、オーディションの段階ではキャラ絵がまだない状態だったので、実際に演じる瞬間が来て姿を見たときは、やっと会えたねという気持ちでいっぱいでした。
最初は謎のプリキュアとして登場するので、口数も少なかったので、より緊張しましたが、かっこいいキュアマジェスティを魅せられる様に頑張りました。
コメント
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すべて見る- プニbird パニック2★ 〜学校編〜
ぬいぐるみ捜索大作戦!!
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