概要
『ひろがるスカイ!プリキュア』に登場する、エルちゃんがキュアマジェスティに変身する際に見せる、一時的に成長した姿を表すタグ。
なお、関連書籍等から公式では作中でも言われたエルさんが通称としている。
大好きなソラを始め、ましろやツバサ、あげはの4人を護りたいという強い気持ちから生まれたミラージュペンを用いてキュアマジェスティへと変身する際に一時的にこの姿へと急成長を遂げる。
他の作品で言うと、こちらに扱いが近い。
初登場時はこの姿で空から降臨し以降は長らく変身バンクでしかこの姿は登場しなかったが、第47話にて一番星ことプリンセス・エルレインが与えた最後の力によりこの姿へと急成長を遂げ、服装もエルレインとお揃いになったが、空腹になると元の姿に戻ってしまうのが難点。
突然の急成長には誰もが驚き、ソラは思わず「エルさん」と呼んでしまい、養父である国王や第40話で結婚していたツバサに至ってはエルがいなくなったと一瞬思い込んでしまったほど。
この時から以前よりも喋る事が増え、変身後より砕けた様子も見せるようになったが、ハグで愛情表現する(スキンシップによる愛情表現は以前から変身時にも見られた)など根(それと人生経験量)は相も変わらず赤ちゃんであり、苦手な事には「赤ちゃんだからわかんない」とごまかそうとした場面もあった。
余談
ミュージカルショー「ドリームステージ」では、マジェスティに覚醒してからストーリー展開に変更が施され、変更以前は赤ちゃんの姿のままで終始するが、変更以降はキーアイテムのアカツキジュエルの力によって成長、この少女体が先行して登場している。ただし言動に関しては赤ちゃん時を踏襲している。
この時の服装は感謝祭を経て次回作の第32話で仲間達と共にカメオ出演した際でも踏襲されている。
エルちゃんについては元々プリキュアとなってからの扱いにも複数の案があったようで、成長したら赤ちゃんに戻らないというものもあったようだが、おもちゃが存在するエルちゃんは子供たちにとっても自分が可愛がっている存在でもあることから、結果としてこの姿を行き来できる形に落ち着いたという。