概要
正式には『ハートキャッチプリキュア!』。プリキュアシリーズ第7作目で、伝説の戦士プリキュアとしては5代目に当たる。
プリキュアシリーズでありながらも『おジャ魔女どれみ』の精神的後継作のようなところがあり(詳細は後述)、従来とは異なるファン層を開拓した。
2010年2月7日から2011年1月30日まで、テレビ朝日系列フルネット、及びTBS系の山陰放送(BSS)・宮崎放送(MRT、約半年遅れ)で放送された。全49話。
今作からはデータ放送(BS再放送分には未対応)との連動になっている。
正式タイトルは「ハートキャッチプリキュア!」だが、前作の『フレッシュプリキュア!』同様、pixivでは『!』の省略されたタグがつけられていることが多い。
『魔法少女リリカルなのは』シリーズのフェイト・テスタロッサ役などで知られるだけでなく、2009年の「NHK紅白歌合戦」に声優メインの歌手として初めて出場を果たし「アニソン界の歌姫」の名を揺るぎないものにした水樹奈々が主演に起用されたことで、放送前から大きな注目を浴び、キュアムーンライト対ダークプリキュアの死闘で幕を開けた第1話で視聴者の度肝を抜いた。
日本全域向けの再放送としては、アニマックスにおいて2012年7月23日の朝8時から、25回(8月24日まで)にわたって行われた。10月8日13:40から40分間の特番、10月27日に映画版、10月29日の月曜から金曜の15:30に1話ずつ(1話ずつ5日×10週)再々放送された。
また、BS11においても2013年8月24日から再放送を開始している(1週1話)。
海外の映画発表会で、このプリキュア映画が発表され、好評だったのか、台湾にも放送される。
2021年10月23日には『映画トロピカル〜ジュ!プリキュア 雪のプリンセスと奇跡の指輪!』では、「トロピカル〜ジュ!プリキュア」と共演する予定。トロプリの前作とコラボした「Yes!プリキュア5GoGo!」に続き2作連続。トロプリの第33話において登場する。
スタッフ
関弘美企画部長体制における2代目のプリキュア。プロデューサーは前作に引き続き梅澤淳稔が担当。
企画部長の関を筆頭に、シリーズ構成の山田隆司、シリーズディレクターの長峯達也、キャラクターデザインの馬越嘉彦をはじめ、『おジャ魔女どれみ』シリーズを手掛けたスタッフが集結している。特に山田は、本作に関わったことがきっかけで「また『どれみ』のような作品を」との周囲の声に押され、小説『おジャ魔女どれみ16』シリーズを執筆するに至った(「栗山緑」名義。挿絵は馬越、企画は関)。また長峯と馬越は本作終了後に『聖闘士星矢Ω』で再びコンビを組んでいる。
なお、余談になるが本作の中盤(26話)よりADKのプロデューサーとして、のちに『ガールズ×戦士シリーズ』を作り上げる「ガールズ戦士の母」佐々木礼子が加わっている。(前任は鶴崎りか。佐々木はADKサイドのプリキュアプロデューサーとしては2代目となる。『ドキドキ!プリキュア』41話までを担当)
放送終了より4年余りを経た2015年9月には、山田(著)&馬越(イラスト)のコンビで、講談社より『小説ハートキャッチプリキュア!』が刊行された。
テーマ・特徴並びに評価
『おジャ魔女どれみ』シリーズとのスタッフのあまりの被り具合におジャ魔女プリキュア!などと表現されることもあり、Pixiv内でもコラボネタとしてタグが存在する。
スタッフインタビューでは「『どれみ』のような人情ドラマをプリキュアでやってみよう」という考えで『どれみ』のスタッフに声をかけて集めたことが判明しており、スタッフの被り具合は意図的なものである。
プリキュアシリーズの中でも特に評価が高く、プリキュアシリーズ最高傑作と呼ばれている。
特にシナリオ面での評価が高く、作品全体の基本コンセプトは「悩みを抱えた一般人たちをプリキュアたちが解決する」であり、ここは『どれみ』と全く共通する。しかしプリキュアである以上怪物と戦うバトルシーンを入れる必要があるので、「人間の悩みが怪物として具現化し、プリキュアたちはその怪物を浄化することで相手の心も救ってあげる」という形でバトルシーンと人情ドラマを共存させる手法がとられた。
人間の悩みから生まれる怪物「デザトリアン」は自分の抱えている誰にも言えない悩みを大声で吐露しながら破壊活動をするという設定となっており、プリキュアたちは戦闘を通じて彼らの隠された悩みを知る。そしてその悩みに対して時には優しく、時には厳しく諭すことでデザトリアンを浄化する。
正気に戻った人間たちは、デザトリアンとして暴れていたときの記憶は忘れているものの、プリキュアたちの言葉は心の奥底に残っており、再び前を向いて歩きだすことができるようになる。戦うカウンセラーと言ってもいいかもしれない。
そのため毎話のストーリー上ではプリキュアたちだけでなくデザトリアンにされる被害者たちの方にもスポットが当たる。名前ありのゲストキャラが一話につき一人は出てくるため、出演した声優の数はシリーズ最多。
また、シリーズで初めて主人公達よりも過去に活躍していたプリキュアの存在を明確にしたことも大きな特徴である。従来作品においてもプリキュアは「伝説の戦士」とされ、過去にもプリキュアが存在したことが示唆されているが、主人公達以外のプリキュアについて殆ど触れられることは無かった。
しかし本作では、プリキュアと悪の組織「砂漠の使徒」との戦闘が、数百年に渡り繰り返されていることが明言されており、従来ではありえなかった高校生や高齢者が変身するプリキュアも実現。更にテレビシリーズでは初となる「プリキュア」を名乗りながら終始敵であった悪のプリキュアも登場した。プリキュアの使命が世代を超えて受け継がれるという設定は、以後の作品にも引き継がれていった。
さらに本作では従来のシリーズの定番であった「異世界」の概念が排除され、プリキュアや妖精たちは人間界発祥の存在となっており、物語も人間界のみで終始している。劇場版もテレビシリーズには登場しない異世界へ冒険する内容では無く、現実世界のパリを舞台としている。
そのような世界観のため「本人の意思とは無関係に決め台詞を口走り、ポーズを取ってしまう」という従来のシリーズでは定番だった要素も本作では殆ど除外され、プリキュア名や名乗り、ポージング、技名なども変身者自身が考案するものとなった。したがって、「名前のある技」がかなり多い。
プリキュアシリーズの戦闘演出は「強さ」や「迫力」と同時に、女児が好むような「華やかさ」をどのように描いていくのかが永遠な課題として存在するが、この点については魔法/超能力的な攻撃演出の多用という『S☆S』と似たアプローチをとっている。本作では敵にトドメを刺す必殺技の他にも多様な特殊技があり、異能力バトルめいた演出が気兼ねなく行えるようになった。
一方で、プリキュアたちが再起不能な程の大ダメージを受けてしまうと変身状態が崩壊するという演出がある。これまでのシリーズは強制的に変身前の状態に戻されていたが、本作は変身コスチュームが取り払われ変身中の衣装になる(いわゆるアーマーブレイク)という手法が取られている。若干きわどい演出ともとらえられかねないが、このおかげで「もう戦えないくらいに追い込まれた」という戦闘不能状況を痛々しい表現を用いることなく描くことが可能となり、シリーズの中で初めて「プリキュアが勝てないようなライバルキャラと一年を通じて何度も戦う」というシチュエーションを作れるようになった(後に『ハピネスチャージプリキュア!』でもこの演出方法がとられている)。このため、どれだけ苦戦しても最後は勝つ(もしくは引き分ける)他のシリーズに比べ、第24話では退却、第44話、第45話などプリキュアが戦いに敗れた状態でその回が終わるということも少なくなかった。
モチーフ
「ファッション」と「花」。
主人公たちはファッション部という部活に属しており、様々な洋服を自分で作って着るのを楽しむ…という設定なのだが、実際に劇中ではいつも同じ私服ばかり着ていた印象があったり。しかしシリーズ全体から見ると衣装設定はバリエーションが豊かな方ではある。
本作から稼働が始まった「プリキュアデータカードダス」には着せ替え要素があり、そちらではファッション部の名に恥じないくらいにセンス豊かなものになっている。
花のモチーフの方は作品の世界観の根底に用いられている。人間の中には誰もがこころの花を咲かせているという設定があり、毎回の話の最後にゲストキャラたちのこころの花に対応する花言葉が語られる。また、プリキュアたちのコスチュームは全て花をイメージしたものになっている。
モチーフになっている花はブロッサムが桜、マリンがコスモス、サンシャインがひまわり、ムーンライトが青い薔薇である。
ストーリー
すべての人間たちの心の中には一輪の花が咲いているという。それをこころの花と称する。
ひとつひとつのこころの花は、地球の命を司るこころの大樹とつながっており、つまりは人々が幸せならば世界は生命力があふれるようになり、不幸ならば自然そのものが荒廃する。
その神秘の事実を知るものは少ない。だが、人類の歴史の裏側では、こころの大樹を枯らそうとする悪しきものたちと、こころの大樹を守る正義の戦士との攻防戦が繰り広げられていた。悪しきものたちは砂漠の使徒とよばれており、正義の戦士はプリキュアと呼ばれている。
この戦いは数十年に一度の間隔で繰り返されており、今まで最後はプリキュアたちの勝利で終わっていた。
だが、今回の戦いでは事情が違った。砂漠の使徒が悪のプリキュア「ダークプリキュア」を投入し、当代のプリキュア・キュアムーンライトを再起不能にしてしまったのだ。
この危機に際して、こころの大樹の妖精であるシプレとコフレは彼女から託されたパフュームを持ち新たなプリキュアを探し求める。そんな中、偶然出会った花咲つぼみがプリキュアの資質を持っている事が判明し半ば強引につぼみを新しいプリキュア・キュアブロッサムに変身させる。
…しかし、つぼみは引っ込み思案で臆病というプリキュアに不向きな性格で、初戦では力を制御できず、自身の高所恐怖症や運動音痴も相まって史上最弱のプリキュアという不名誉なレッテルを貼られてしまう。
当然つぼみは辞めようとするが、デザトリアンとなった友人を救うためプリキュアを続けることを決意する。その時救い出したクラスメイト・来海えりかも後にプリキュアの資質を持っている事が判明。彼女もキュアマリンに覚醒し新世代のプリキュアチームを結成し、世界の命運は彼女らに委ねられることになったのである。
登場人物
プリキュア
<変身前 / 変身後>
スーパーシルエット(スーパープリキュア)
先代プリキュア
他、多数
妖精
プリキュアのパートナー妖精
その他の妖精
砂漠の使徒
上層部
砂漠の使徒側のプリキュア
三幹部
戦闘員
モンスター
プリキュアの家族
花咲家(HANASAKIフラワーショップ)
※祖母・薫子は先代プリキュアを参照
来海家(フェアリードロップ)
明堂院家
月影家
※父・月影博士は砂漠の使徒を参照
明堂学園
中等部
ファッション部
その他の生徒
- 上島さやか(女子サッカー部)(声:渡辺明乃)
- 小笠原まお(テニス部)(声:久嶋志帆)
- 熊沢あゆみ(テニス部)(声:足立友)
- 三浦あきら(ラーメン屋)(声:木内レイコ)
- 多田かなえ(カメラ少女)(声:小島幸子)
- 西原大輝(サッカー部)(声:小野大輔)
- 酒井まさと(カンフーマスター)(声:長沢美樹)
- 高岸あずさ(演劇部)(声:折笠富美子)
- 番ケンジ / キュアファイヤー(漫画番長)(声:置鮎龍太郎)
- 水島アヤ(園芸部)(声:白石涼子)
- 林ゆうき(自転車少年)(声:折笠愛)
- 杉山ごう(映画部)(声:鈴木真仁)
- 佐藤一二三(生徒会副会長)(声:内藤玲)
- 池田彩・工藤真由{(軽音楽部)第36話ゲスト}(声:本人)
高等部
理事長・教員
学園関係者の家族
その他の人物
- 小畑(名前不詳)(声:千葉進歩)
- 柴田リサ(声:浅田葉子)
- 利岡ユウト(声:高橋広樹)
- ヒロト(声:小林由美子)
- 原野正広(声:田中一成)
- 原野千鶴子(声:足立友)
- 原野正一(声:立木文彦)
- 原野正治郎(声:園部啓一)
- 露木かりん(声:かかずゆみ)
- 堀内アキ(声:山崎和佳奈)
- 中野みつる(声:園崎未恵)
- はるか(声:皆口裕子)
- はるかの母(声:茂呂田かおる)
- 佐藤ノリコ(声:浅田葉子)
- ハヤト(声:浦和めぐみ)
- カスミ(声:下屋則子)
- カスミの父(声:岩崎了)
- まゆか(声:天野由梨)
- 加賀やすひこ(声:岩崎了)
劇場版のキャラクター
ミュージカルショーのキャラクター
呼称表
が\に | 花咲 | 来海 | 明堂院 | 月影 | 花咲 | 来海 | シプレ | コフレ | ポプリ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
つぼみ | わたし | えりか | いつき | ゆりさん | おばあちゃん | ももかさん | シプレ | コフレ | ポプリ |
えりか | つぼみ | アタシ | いつき | ゆりさん | おばあちゃん | ももねえ | シプレ | コフレ | ポプリ |
いつき | つぼみ | えりか | ボク | ゆりさん | かおるこさん | ももかさん | シプレ | コフレ | ポプリ |
ゆり | つぼみ | えりか | いつき | わたし | かおるこさん | ももか | シプレ | コフレ | ポプリ |
かおるこ | つぼみ | えりかちゃん | いつきちゃん | ゆりちゃん | わたし | ももかちゃん | シプレ | コフレ | ポプリ |
ももか | つぼみちゃん | えりか | いつきちゃん | ゆり | かおるこさん | わたし | ? | ? | ? |
シプレ | つぼみ | えりか | いつき | ゆりさん | かおるこさん | ? | わたし | コフレ | ポプリ |
コフレ | つぼみ | えりか | いつき | ゆりさん | かおるこさん | ? | シプレ | ボク | ポプリ |
ポプリ | つぼみ | えりか | いちゅき | ゆりしゃん | かおるこしゃん | ? | シプレ | コフレ | ポプリ |
放送リスト
タグの編集は皆様にお任せします。
話数 | サブタイトル | 放送日程 | 初登場人物 | 備考・関連タグなど | 出撃表 | 花言葉 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 私、変わります!変わってみせます!! | 2月7日 | 花咲つぼみ・来海えりか・シプレ・コフレ・サソリーナ・ダークプリキュア・サバーク博士 | つぼみ、希望が丘市に引っ越し、学校で自己紹介し、来海えりかと出会う。敵のサソリーナと遭遇し、キュアブロッサムに変身。/私、堪忍袋の緒が切れました!、 | サソリーナ | |
2 | 私って史上最弱のプリキュアですか?? | 2月14日 | つぼみ。キュアブロッサムが撤退するも、ブロッサムタクトを獲得し、デザトリアンを浄化する。初勝利をおさめる。/ピンクフォルテウェーブ初披露。/プリキュアシリーズにおける『魔の第2話』の元凶 | サソリーナ | ||
3 | 2人目のプリキュアはやる気まんまんです! | 2月21日 | 明堂院いつき、上島さやか | えりか。つぼみとともにファンション部の勧誘をする。キュアマリンに初変身し、マリンタクトを獲得しデザトリアンを浄化する。/マリンシュート、ブルーフォルテウェーブ初披露 | サソリーナ | ポインセチア(わたしの心は燃えている) |
4 | 早くもプリキュアコンビ解散ですか? | 2月28日 | クモジャキー、小笠原まお | つぼみ。えりかの足手まといになるのではないかとプリキュアをやめることを決意するも、プリキュアを通じて再度コンビを組む。/プリキュア伝統芸のリフトアップ初披露。マリンインパクト・合体技フローラルパワーフォルテッシモ披露。プリキュアフレンズ | クモジャキー | ブルースター(信じる心) |
5 | 拒否されたラーメン!親子の絆なおします! | 3月7日 | コブラージャ、三浦あきら | あきら。ラーメン屋がオープンするも父との約束を果たせず悩む。 | コブラージャ | サルビア(家族愛) |
6 | スクープ!プリキュアの正体ばれちゃいます!? | 3月14日 | 多田かなえ、西原大輝、上島さやか、大塚たつや、来海流之助 | えりか、つぼみ。かなえがプリキュアの正体をスクープするも、バレずに済む。/ブロッサムのシュシュッと気分でスピードアップ/おしりパンチ、えりかの「やるっしゅ!」初披露 | サソリーナ | ブラックベリー(人々を思いやる心) |
7 | あこがれの生徒会長!乙女心はかくせません!! | 3月21日 | 明堂院さつき | えりかがいつきに、ファッション部廃部について直談判し撤回を要求。いつきがデザトリアンになってあばれてしまう。/いつきが女性、マリンダイブ初披露 | コブラージャ | 牡丹(王者の風格・高貴・恥じらい) |
8 | カリスマモデルのため息!って、なぜですか? | 3月28日 | 来海さくら、来海ももか、月影ゆり | えりか、ファッション部の部員と一緒に、ももかの撮影現場を見学する。ももかがデザトリアンになってしまい、本当の胸のうちを聴き浄化する。/プリキュアシリーズ通算300話、海より広いあたしの心も、ここらが我慢の限界よ!、ビューティー | クモジャキー | ダリア(華麗) |
9 | スカウトされたお父さん!お花屋さんをやめちゃいます!? | 4月4日 | 小畑 | 小畑が、つぼみのお父さんに会社に来てほしいと説得したが、つぼみたちが反対し阻止される。つぼみの両親の馴れ初め話 | コブラージャ | 白いヒヤシンス(心静かな愛) |
10 | 最大のピンチ!ダークプリキュアが現れました! | 4月11日 | つぼみ、えりか、ダークプリキュアと対峙。壮大な力に耐えきれず、初めての敗戦を味わってしまう。月影ゆりとダークプリキュアが再会する。/プリキュア大爆発、ダークタクト、江戸川コナン | サソリーナ/ダークプリキュア | ゼラニウム(真の友情) | |
11 | アチョー!!カンフーでパワーアップします!! | 4月18日 | 酒井まさとゲスト回/マリン・シュートがデザトリアンのヌンチャクに弾き返される。この頃からすでに乱射系の技はイマイチという伝統ができはじめる。 | クモジャキー | ジギタリス(熱い思い) | |
12 | ドッキドキです!プロポーズ大作戦!! | 4月25日 | 柴田リサ、利岡ユウト、来海流之助 | つぼみ、えりか。お客二人のプロポーズをお手伝いするために、家族とお客とともにバーベキューをする。ノーダメージ勝利・キュアマリンがピンクフォルテウェイブに巻き込まれる/プロポーズ大作戦 | コブラージャ | チューリップ(永遠の愛) |
13 | 真実が明かされます!キュアムーンライトの正体!! | 5月2日 | つぼみ、えりか。キュアムーンライトの正体が月影ゆりだということを月影ゆりとダークプリキュアの心の種で知ってしまう。フローラルパワーフォルテッシモ初披露もダークパワーフォルテッシモに勝てなかった。/「おまえはわたしだからだ」 | ダークプリキュア | - | |
14 | 涙の母の日!家族の笑顔守ります!! | 5月9日 | 志久ななみ、志久るみ | ななみ。亡き母の記憶がないるみの心を汲み取れず、喧嘩になってしまうところに、デザトリアンになってしまう。るみが、デザトリアンにの声をききプリキュアに助けられ、お互いに仲直りする。/笑顔が一番/感動の母の日回/シフレとコフレが正体を明かす/ブロッサムが伝統芸のリフトアップ/今回からこころの種が出るときのエフェクトが変更される | サソリーナ | カーネーション(母への愛) |
15 | なんと!生徒会長がキュートな服着ちゃいます!! | 5月16日 | いつき。女の子の衣装を初めて着て感動する。/劇中初の私服披露/クモジャキーがいつきに禁じ手の顔面攻撃 | クモジャキー | ||
16 | ライバルはえりか!演劇部からの挑戦状です!! | 5月23日 | 高岸あずさ | えりか。演劇部の部長あずさと会い、舞台衣装を作る。あずさ。練習に熱が入りすぎてつっぱしってしまい、メンバーがついていけずばらばらになり、コブラージャの召喚でデザトリアンになってしまう。 | コブラージャ | ブーゲンビリア(情熱) |
17 | 認めてくださいっ!私たちのプリキュア魂!! | 5月30日 | 原野正広、原野千鶴子、原野正一、原野正治郎 | つぼみ、えりか。ゆりが一人前のプリキュアと認めてくれるにはどうしたらいいかを薫子に聞くも、同じ悩みを持った正広がデザトリアンになってしまう。月影ゆりが戦いをサポートする。/マリンダイナマイト披露/ | サソリーナ | ツツジ(努力) |
18 | 最強伝説!番長登場、ヨロシクです!! | 6月6日 | 番ケンジ、番慶子 | ケンジ。漫画コンテストに出すための漫画をつぼみとえりかの助けで製作するが、母の慶子に見つかってしまい嘆いてしまう。/ノーダメージ勝利 | クモジャキー | ハナミズキ(私の想いを受け入れて) |
19 | 涙の嫁入り!父の日の記念写真です!! | 6月20日 | 堀内アキ、堀内正 | えりか。つぼみとともに家族総出で親戚の家へ訪問する。おじいちゃんの正とともに、農作業を楽しむ。嫁入り前のアキがおじいちゃんと別れてしまうことに不安を感じてしまう。/自分の技で目が回ったブロッサムとマリン、「写真は愛よ」、毛利蘭、2度も流れたスペシャル*カラフル | コブラージャ | みかん(花嫁の喜び) |
20 | 第3の妖精!ポプリはかわいい赤ちゃんです!! | 6月27日 | デューン(声のみ)、ポプリ、露木かりん | つぼみ。かりんに変わって、ファッションモデルの代役を務める。ポプリがシプレ・コフレと合流する。/初の幹部全員出撃(ダークプリキュアは別行動) | ダークプリキュア/サソリーナ/クモジャキー/コブラージャ | ブロワリア(あなたは魅力に富んでいる) |
21 | 妖精アドベンチャー!プリキュアスカウト作戦です!! | 7月4日 | 鶴崎先生 | ポプリ。3人目のプリキュアを探しに、つぼみの中学校へ乗り込む。鶴崎先生がコブラージャと出会ってしまい、デザトリアンになってしまう。/おとなになったケロロ軍曹、キュアファイヤー | コブラージャ | |
22 | ついに見つけました!!3人目のプリキュア!! | 7月11日 | 水島アヤ | つぼみ。園芸部の部長である水島アヤと一緒に、薫子のところへ訪問する。 | クモジャキー | 山茶花(ひたむきな愛) |
23 | キュアサンシャイン誕生ですっ!! | 7月18日 | いつき。ポプリがプリキュアになってという直談判を受ける。さつきがデザトリアンにされてしまい、ポプリの望みを受け入れ、キュアサンシャインに変身する。/シャイニーパフューム | サソリーナ | ||
24 | こころの大樹の危機!プリキュア、飛びますっ!! | 7月25日 | 妖精が飛行用のマントに変身できるようになる/こころの大樹がキュアサンシャインの作ったバリアに包まれる/3人がかりでもダークプリキュアには勝てず退却 | サソリーナ/ダークプリキュア | ||
25 | 海へゴーです!いつきウキウキ夏合宿! | 8月1日 | いつき。えりかとつぼみの合宿に参加する。ファンション部の部員と打ち解ける。/つ.ぼ.み ~Future Flower~フルバージョン披露OP・ED・アイキャッチ変更/恒例の合宿回/サソリーナ浄化されかける/プリキュア全部パンチ | サソリーナ/クモジャキー/コブラージャ | ||
26 | 勇気を出して!友達になるって素敵なんです!! | 8月8日 | 合宿回その2。みんなと溶け込めないなおみがデザトリアンになってしまう。/勇気を出して初めての告白 | クモジャキー | ||
27 | おじいちゃんはイケメンさん?キュアフラワーの初恋です! | 8月15日 | 薫子が、他界した夫のことについて語る。ノーダメージ勝利 | サソリーナ | ||
28 | サバーク史上最大の作戦!夏休みの宿題おわりません!! | 8月22日 | えりかがコブラージャの主張に同調しかける/デザトリアン大量発生 | コブラージャ | ||
29 | 夏、ラストスパート!私のドレスできました!! | 8月29日 | ゆうき | ゆうきが京都から東京へ自転車旅行をして戻ってきたが、途中でバスに乗ったことをみんなに告げられず、悩んでしまう。同時につぼみが、自分の力でドレスを完成させる | クモジャキー | 菜の花(元気いっぱい) |
30 | ポプリが家出!いつき、ボロボロです!! | 9月5日 | いつきとケンカしたポプリが家出をしてしまう。/伝統芸のリフトアップでマリン伝説の顔芸 | コブラージャ | バーベナ(家族の幸福) | |
31 | 悲しみの正体!それは、ゆりさんの妖精でした… | 9月12日 | コロンの存在が判明/サソリーナに変化が見られ始める/3幹部にダークブレスレットが与えられる | サソリーナ | ほうれん草(活力) | |
32 | イケメンさんと対決?そんなの聞いてないです〜!! | 9月19日 | ブロッサム・マリン・サンシャインがプリキュアパレスで青年(コッペ)と対決する。ハートキャッチミラージュ入手/青年の正体が判明 | |||
33 | キュアムーンライト、ついに復活ですっ!! | 9月26日 | ゆり。こころの大樹に向かい、幽霊のコロンとであり再変身することを決心する | ダークプリキュア | ||
34 | すごいパワーです!キュアムーンライト!! | 10月3日 | ダークプリキュア一時撤退 | ダークプリキュア/サソリーナ/クモジャキー/コブラージャ | ||
35 | ワクワク学園祭!ファッション部はバタバタです!! | 10月10日 | ノーダメージ勝利 | クモジャキー | 桔梗(変わらない) | |
36 | みんなが主役!わたしたちのステージです!! | 10月17日 | 池田彩・工藤真由 | Heart goes onを披露 | コブラージャ | アスター(信じる心) |
37 | 強くなります!試練はプリキュア対プリキュア!! | 10月24日 | デザートデビル・デューン | 初各プリキュアがミラージュプリキュアと戦闘(ブロッサムのみ38話まで) | ||
38 | プリキュア、スーパーシルエットに変身ですっ!! | 10月31日 | スーパーシルエット初登場 | |||
39 | えりかピンチ!マリンタクトが奪われました!! | 11月14日 | えりかがマリンタクトを部屋の掃除やマッサージに使おうとする | ボスナッキー | ||
40 | さよならサソリーナ…砂漠にも咲くこころの花です! | 11月21日 | サソリーナ退場/ノーダメージ勝利 | サソリーナ | 片栗(嫉妬、寂しさに耐える) | |
41 | 妖精が変身!?プリキュア劇団はじめました!! | 11月28日 | ノリコ先生 | 幼稚園でプリキュアの人形劇をする | クモジャキー | 紅花(包容力) |
42 | とまどいのゆりさん!ラブレター見ちゃいました… | 12月5日 | OP変更(コッペ様とハートキャッチオーケストラの女神が追加)/伝統芸のリフトアップ4人バージョン/ダークプリキュア復活 | コブラージャ | ||
43 | あたらしい家族!わたし、お姉さんになります!! | 12月12日 | つぼみの名前の由来が明らかに | クモジャキー | 白いシクラメン(純潔)、スズラン(幸福の訪れ) | |
44 | クリスマスの奇跡!キュアフラワーに会えました! | 12月19日 | キュアフラワー | 強化デザトリアンの前に4人共氷漬けにされる | クモジャキー/コブラージャ | |
45 | もうダメです…世界が砂漠になりました… | 12月26日 | 地球全域が砂漠化/デューン復活/前回に続いてプリキュア敗北 | デザートデビル | ||
46 | クモジャキー!コブラージャ!あなたたちを忘れません!! | 2011年1月9日 | クモジャキー・コブラージャ退場 | クモジャキー/コブラージャ | 鋸草(戦い)/ハマナス(美しい悲しみ) | |
47 | 嘘だと言ってください!サバーク博士の正体!! | 1月16日 | サバーク博士の正体発覚 | ダークプリキュア/サバーク | ||
48 | 地球のため!夢のため!プリキュア最後の変身です! | 1月23日 | ダークプリキュア・サバーク博士退場 | ダークプリキュア/サバーク/デューン | ||
49 | みんなの心をひとつに!私は最強のプリキュア!! | 1月30日 | 最終回/デューン完全体登場/無限シルエット/こぶしパンチ/ノーダメージ | デューン |
主題歌
オープニングテーマ
作詞:六ツ見純代 / 作曲:高取ヒデアキ / 編曲:籠島裕昌 / 歌:池田彩
エンディングテーマ
「ハートキャッチ☆パラダイス!」(第1話 - 第24話)
作詞:六ツ見純代 / 作曲:marhy / 編曲:久保田光太郎 / 歌:工藤真由
「Tomorrow song~あしたのうた~」(第25話 - 第49話)
作詞:六ツ見純代 / 作曲:高取ヒデアキ / 編曲:籠島裕昌 / 歌:工藤真由
漫画版
上北ふたごによるコミカライズ版が「なかよし」に連載された(2010年3月号~2011年2月号)。
前作同様にクライマックス手前で連載が終了し、デューンとのラストバトルを描いた描き下ろし最終回がムック本(『スイートプリキュア!&ハートキャッチプリキュア!おはなしブック!』)および単行本(プリキュアコレクション)に収録されている。
小説版
2015年9月刊行。本編の再構成+前日談と後日談を入れた作品。
ストーリーや表現をやや上の年齢層向けに作られている節がある。
再構成故に微妙に本編と合わない内容もあるが誤差の範囲であり、強いて言うなら「新約版」と言うべきか。
詳しくは小説ハートキャッチプリキュア!にて。
プリキュアショー
前期はプリキュア側は当初キュアブロッサム、キュアマリンのみ登場、キュアサンシャインはテレビでの登場時期に合わせて7月頃より登場する。敵はコブラージャとデザトリアン2体が登場する。キュアサンシャインの登場版ではブロッサム、マリンのピンチにサンシャインが現れる流れになる。その後の展開は会場によって異なり、サンシャインのピンチをマリンが助ける展開、逆にマリンのピンチをサンシャインが助けるパターンがある。
後期はプリキュア側にキュアムーンライトが追加登場、敵側はクモジャキーとほうき型デザトリアンが登場、ほうきを使ったスキのない攻撃でプリキュアたちを追い詰める。
他番組において
2010年の紅白歌合戦特別企画では、水樹とAKB48の前田敦子、大島優子、板野友美が共演し、明堂学園中等部の制服でOP曲「Airight!ハートキャッチプリキュア」を歌った。ちなみにこの時の立ち位置は、水樹=ブロッサム、前田=マリン、大島=サンシャイン、板野=ムーンライトなのだが、一番小柄なはずのマリンが一番長身であったり、一番長身なはずのムーンライトが残りの二人とどっこいどっこいだったり、と突っ込みどころ満載の人選であった。
マリンはなにげに身長が近い後の総監督、サンシャインは変身前準拠ならAKB最強のイケメン宮澤佐江、変身後準拠なら当時ツインテールがトレードマークだった渡辺麻友(注:水樹ヲタ)、ムーンライトは身長重視なら篠田麻里子、髪型も考慮するなら小嶋陽菜…など、もう少し見た目を合わせる余地はあったはずなのだが、その辺りはお察しください。
2012年6月11日放送の『新堂本兄弟』に水樹が出演した際、レギュラー陣と共に変身シーンの口上アフレコを実演している。この時マリンを担当した高橋みなみが予想外のハマり具合を見せた一方、サンシャインとムーンライトが盛大にやらかしたおかげで砂漠が草だらけになったとかならなかったとか。
関連イラスト
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Pixivイラストにおける、プリキュアの変身前後の姿のタグの使い分けの配慮について
近年では、変身前の姿のみが描かれたイラストに対して変身後の姿の名前のタグが付けられている事や、変身後の姿のみが描かれたイラストに対して変身前の姿の名前のタグが付けられている事が多い。
しかし、そのような行為はどちらか一方の姿のイラストのみを検索したい人にとっては検索妨害にあたるので、行うべきではない。
中にはもちろん、変身前後の姿の両方のタグが付けられている事を気にしない人もいるだろうが、検索の際に気になるという人もいるため、そのような人への配慮としてタグの使い分けをしっかりと行う事が推奨される。
関連タグ
ビターエンド:ハッピーエンドで締めくくられる本シリーズにあって、ハトプリのみがヒロインの身内に殉職者が唯一出てしまった例外的なプリキュア作品。
外部リンク
「プリキュアシリーズ」タグ
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