食わず嫌い王決定戦
くわずぎらいおうけっていせん
好きな食べ物を3~5品並べてその中から相手の嫌いな食べ物を当てるコーナー。ただし食わず嫌いは「食べてもいないのに嫌いなこと」なので、言葉の意味としては間違っている。
コーナーそのものは、直系の前身番組「とんねるずのみなさんのおかげです」から続く企画だった。その後、「とんねるずの本汁でしょう!!」放送に伴い中断するも、「みなさんのおかげでした」開始に伴い、「新・食わず嫌い王決定戦」として復活を果たしている。
元々はタカさんがゲストの嫌いな食べ物を見抜く一方、相手に自分の嫌いな食べ物を見抜かれないようにする、と言うものだった(ノリさんは牧原アナや服部幸應と共に別室でモニタリングしながら解説を行う)。それを3回ほどやり、今度はノリさんでやろうとした所、ノリさんに食べ物の好き嫌いがないことが判明、急遽、タカさんとノリさんが「呼んだ」ゲスト同士の対戦、と言う現在のスタイルに変更されている。なお、タカさん側は女性ゲスト、ノリさん側は男性ゲストと組む事が多い。ゲストも豪華であり、普段バラエティには出演する事のない俳優(例:渡哲也、舘ひろし、北大路欣也、西田敏行など)や歌番組でしか見られないアーティスト(例:玉置浩二、宇多田ヒカル、久保田利伸、矢沢永吉、忌野清志郎など)、海外からの俳優やアスリート(例:チェ・ジウ、パク・ヨンハ、マリア・シャラポワ、デビッド・ベッカムなど)も多数出演している。ちなみに、食わず嫌い王のゲストの最多出演は松田聖子である。
しかし一度だけ所ジョージとビートたけしがプレゼンターとなり「石橋貴明vs.木梨憲武」が実現した。
それまでノリさんは嫌いな食べ物がなかったが「あるきっかけ」で食べられなくなったものができたため、石橋を困惑させた。(元凶でもあるが)
なお、この対決はノリさんが勝利している。
嫌いな食べ物を当てるというのがこの番組の肝だが、中には嫌いな食べ物を食べた途端分かりやすいリアクションをしてしまい、一発で当てられてしまうゲストもいる(例:大竹しのぶ、泉谷しげる、笑福亭鶴瓶、勝俣州和、蒼井優など)。
嫌いな食べ物についてうんちくを語ったり(例:大杉漣など)、わざと嫌いなリアクションをしたり(例:石井竜也など)、演技力を駆使して嫌いな食べ物を好きに見せかける演技をする(この傾向が1番見られる)など、ゲストによって戦い方は様々。
このルールは「おかげです」時代の物である。
振り箸で先攻・後攻を決め、箸が指す方が向いている者が先攻となる。
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「1品指定」の合図で相手に最初に食べてもらう料理を指定する。
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「会食」の合図で残りの料理を1品ずつ指定し、交互に食べていく。
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「再食指定」の合図で料理を1品選び相手にもう1回食べてもらう。
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「筆入れ」で色紙に食わず嫌いだと思う料理を記入する。
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「実食」の合図で両者ともに指定した料理を食べる。好物ならば「大好きです」などといい、食わず嫌いならば「参りました」などと言う。両者好物ならば再度筆入れをする。
自身の食わず嫌いの料理を当てさせず、相手の食わず嫌いの料理を当てれば勝利となる。また、両者同時に食わず嫌いの料理を当てるか、最後の1品まで食わず嫌いの料理を当てられなかった場合は引き分けとなる。
「おかげでした」時代は振り橋、1品指定、再食指定は廃止されるなどルールは一部変更されているが、代わりにお土産のコーナー(ジャニーズ事務所所属のゲストの場合は店名が伏せられる場合がある)や罰ゲームが導入された。