2億4千万のものまねメドレー選手権
におくよんせんまんのものまねめどれーせんしゅけん
フジテレビ番組「とんねるずのみなさんのおかげでした」の不定期コーナー。2011年11月24日より放送開始。
この企画のルーツは、「石橋貴明50thバースデーパーティー」にて日村勇紀が、郷ひろみの「2億4千万の瞳」でものまねメドレーを余興披露したことにある。
ルールは「2億4千万の瞳」の1コーラスの中に5人以上の有名人等のモノマネを組み込んで披露する、というもの(例外として、ゆうたろうはシチュエーション違いの石原裕次郎、ジャッキーちゃんはシチュ違いのジャッキーチェンものまねのみで挑んだ)。日村を「暫定チャンピオン」とし、日村に挑む挑戦者と言う形で有名人が登場する。
挑戦者は、安定したモノマネ芸を持つ神奈月(挑戦者の中で唯一、全ての回に出場)・原口あきまさ・松村邦洋や、女性モノマネ芸人の福田彩乃・ミラクルひかる・やしろ優、「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」からは古賀シュウ・博多華丸・花香よしあき・高田紗千子・山本高広・みかん、そして元ものまね四天王のモト冬樹と栗田貫一に加え、関根勤・小堺一機・ノブ&フッキー・いっこく堂などのベテラン・大御所芸人も出場している。
そのため、肝心の「暫定チャンピオン」である日村のモノマネのクオリティーが低く映る事から、しばしばその事で審査員に突っ込まれたり冷たくあしらわれる事がパターンとなっている(初期はまだしも、途中からは芸が荒れに荒れ、もはやものまねとは到底言えない程の低レベルで単に悪ふざけとしか言えないものもやっているためそう扱われても当然ではあるのだが)。
- 優勝者 日村勇紀(第1回〜FINAL,抱きしめて,仮面舞踏会)大地洋輔(第8回)
- ゲスト審査員 YOU(第1,2回)、持田香織(第3回)、天海祐希(第4回、FINAL,仮面舞踏会,第8,9回)、郷ひろみ(第6回)、向井理(抱きしめて)福士蒼汰(仮面舞踏会)
第1回 | 第2回 | 第3回 | 第4回 | 第5回 | 第6回 | FINAL | 第8回 | 第9回 |
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日村勇紀 | 日村勇紀 | 日村勇紀 | 日村勇紀 | 日村勇紀 | 日村勇紀 | 日村勇紀 | 福田彩乃 | 神奈月 |
大地洋輔 | 大地洋輔 | 神奈月 | 大地洋輔 | 原口あきまさ | やしろ優 | 神奈月 | 日村勇紀 | 花香よしあき |
神奈月 | 松村邦洋 | ミラクルひかる | 福田彩乃 | 高田紗千子 | 神奈月 | 福田彩乃 | 神奈月 | 福田彩乃 |
古賀シュウ | 福田彩乃 | はなわ | 花香よしあき | 古賀シュウ | 民秋貴也 | 小出真保 | ジャガーズ | チョコプラ |
清水ミチコ | 古賀シュウ | 大地洋輔 | 神奈月 | 神奈月 | 大地洋輔 | 山本高広 | ゆうぞう | JP |
モト冬樹 | 中川礼二 | 原口あきまさ | 中川礼二 | やしろ優 | みかん | エハラマサヒロ | 善し | エハラマサヒロ |
神奈月 | 古賀シュウ | 松村邦洋 | 椿鬼奴 | はなわ | ミラクルひかる | 山本高広 | ミラクルひかる | |
山本高広 | 博多華丸 | 友近 | 山本高広 | なだき武 | ゆうぞう | 椿鬼奴&RG | ジャッキーちゃん | |
関根勤 | ダチョウ倶楽部 | 小堺一機 | ゆうたろう | いっこく堂 | 椿鬼奴&RG | 原口あきまさ | 椿鬼奴&RG | |
清水ミチコ | 栗田貫一 | ノブ&フッキー | 原口あきまさ | 原口あきまさ | 原口あきまさ | |||
日村勇紀 |
そして2021年5月9日。お笑い特番「お笑いオムニバスGP」内のコーナーとして、3年越しの復活を果たした。審査委員長は引き続きタカさんが務めたが、バナナマンの2人とノリさんは出演を見合わせており、コーナーMCはおぎやはぎの2人が担当した(ものまねレパートリーの読み上げは伊藤利尋アナ)。
2022年にも第2弾が行われたが、伊藤アナはスケジュールの都合、矢作兼は他局との裏かぶりの影響で出演できず、MCは小木博明のみ、レパートリーの読み上げはアンタッチャブル柴田が務めた。
2024年10月19日に第3弾として『土曜プレミアム とんねるずの2億4千万の大陸スペシャル』内で放送。MCは藤本万梨乃アナと山里亮太が務めた(山里はレパートリーの読み上げも務めた)。この大会でタカさんは「大物を呼んできた」と、芸能界デビューの同期でもあるコロッケを招聘した。また、この特番では大会とは別に、「笑熱大陸」でノリさんが2億メドレーをやる一幕があった(本家の「情熱大陸」と同じく、レパートリー読み上げは窪田等が務めた)。
ちなみに彼は、2年前の同月の「ものまねグランプリ」ラストパフォーマンスでも、2億メドレーを披露していたのだが、その時は後輩達のフリによる即興パフォーマンスだった。
- 最も古いものでは、2003年に放送された「ニセ宝島の地図」内のコーナーでバナナマンが「2億4000万の瞳」にのせてモノマネする様子がニコニコ動画で確認できる。
- 2014年10月2日をもって最後の大会が開催(理由はタカさんの娘が日村が毎回優勝するのが不満であるため)。しかし復活を望む声が相次ぎ、2015年12月24日に第8回が開かれた。
- 初期に登場していたダイノジ大地だが、そのクオリティの低さゆえ最終的に出禁状態となった。それまでもとんねるずに憧れの思いを伝えようとしたら毎回断られたり、待機中に熱々のお茶をかけられたり...と過激なイジりも見られた。さらに「第6回」と「抱きしめて」では曲を強制的に止められた。FINALでは中継での披露を試みたがとんねるずに強制カットされた。
- 日村が優勝した際に行われるwining2億4千万だが、歌っている最中に日村以外の出演者が退場していくのが恒例である。『ちょっと!まだ歌ってるんだよひろみが!』
- とんねるずTHELIVE記念大会の出場者は、全てタカさんのリクエストである。
- 基本的に原曲キーで行うが、初登場した際の清水ミチコとミラクルひかるは若干音程が高めのBGMであった。またFINAL回の椿鬼奴&RGは逆に低めの音程で披露。
- 「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」と違い、番組終了以降しばらく開催されていなかった当コーナーだが、影響は少なからずあったらしく、タカさんやバナナマン、視聴者からも復活を望む声は多かったという。また、このものまねメドレーに挑戦した動画を配信する一般人やものまね芸人も少なくない。