伊藤利尋
いとうとしひろ
1972年7月22日生まれ、兵庫県神戸市出身。身長176㎝。愛称は「アミーゴ」。
兵庫県立長田高等学校を経て慶應義塾大学法学部政治学科に進学、1995年にフジテレビ入社。情報番組やバラエティ番組(特に「VS嵐」→「VS魂」→「相葉◎×部」や「とんねるずのみなさんのおかげでした」や「ネプリーグ」)などのほか、競馬中継にも多く携わっている。
2000年公開の映画「ONEPIECE」にハイエナ三人衆の一人の役で出演した。
2017年にはアナウンス室シニア部長待遇に昇格、アナウンス室情報担当部長となり、現在はシニア局次長待遇・ゼネラルアナウンサー情報担当。
2003年から2008年まで「めざましどようび」の初代メインキャスターを務めた。これが自身初となるメインキャスター経験であった。
めざましどようび降板後は日曜日夜の情報番組・「サキヨミ!」のメインキャスターを担当(2010年まで)。
翌年の2011年から病気療養中の大塚範一に代わり、「めざましテレビ」のメインキャスター代理を務め、フジテレビ朝の顔になるが、大塚の後任に三宅正治が就任する事が決定し、2012年春をもって伊藤はめざましを降板する事となった。
めざまし降板後にメインキャスターとして担当した帯番組・「知りたがり!」が僅か1年で打ち切りになった以降はナレーションのやアシスタントの仕事を主とし、2年に渡り帯番組を担当する事が無かったが、2015年に「みんなのニュース」のメインキャスターを就任。帯番組に再び返り咲いた。そして、報道番組のメインキャスターとして名実共にフジテレビ夕方の顔となった。
「みんなのニュース」が僅か3年で打ち切りになった後は、「とくダネ!」や「バイキング(フジテレビ)」のサブMCなどに就任(なお、2014年から2015年までバイキングの月曜、水曜、金曜のアシスタントを担当していたため事実上の復帰となる)。
サブMCを務めた「バイキング」が2022年春に終了した後は、再びナレーションの仕事を主とし2年半ほど帯番組の仕事は無かったものの、2024年9月からかつてメインキャスター代理を務めた「めざましテレビ」の3代目メインキャスターに就任した(三宅正治の後任)。
「めざましテレビ」との関わり
伊藤とめざましテレビの関わりは非常に深く、めざまし開始2年目となる1995年から中継リポーターとして参加した。
その後、アミーゴ伊藤として派手な格好をしながら各地から中継をし、アナウンサーとして人気を博すようになる。
その後、2003年からは中継リポーターと並行して、兄弟番組である「めざましどようび」の初代メインキャスタ一に就任する。
その後、2008年からはメインMCの大塚に次ぐ立ち位置である「情報キャスター」としてめざましテレビに月曜日から金曜日まで出演する事となった。
そして、2011年秋から病に倒れた大塚範一(めざましテレビ初代メインキャスタ一)の代理メインキャスタ一に就任するものの、2012年春に大塚の後任に先輩アナウンサーの三宅正治が就任する事となり、伊藤は大塚と共にめざましテレビを去る事となった。
2024年9月末に三宅正治が勇退する事となり、その後任として3代目メインキャスタ一としてめざましテレビに再び復活する予定である。
なお、伊藤の『めざましテレビ』メインキャスター就任を聞いた前任の三宅はようやく伊藤の本領発揮する場所ができたと喜んだそう。
また、この背景にはフジテレビアナウンサー屈指の実力者でありながら、メインMCする帯番組はことごとく打ち切りとなった上、小倉智昭や坂上忍のサブ司会に甘んじたり、長期にわたり帯番組を持たせてもらえなかったりした伊藤の不遇を案じていたのが他でもない三宅であったからだ。
また、三宅は伊藤の事を認めているとした上で日本のアナウンサーの中で3本の指に入るぐらいずぬけているアナウンサーと高く評価している。また、三宅は今さら伊藤にアドバイスすることはないと断言している。