概要
ワタナベエンターテインメントを経て、2021年10月1日よりアクロスエンタテインメント所属。
子供の頃からものまねをよくやっていた一方、テレビで見た映画の吹き替えで声優という仕事にも興味を持つようになっていた。
高校卒業後は福岡市の調理専門学校を経てホテルでコック見習いとして働いていたが、23歳の時に本格的に声優を志し、退職して上京。代々木アニメーション学院原宿校に入学する。ちなみに、代アニ時代の同級生には能登麻美子がいる。
代アニ卒業後は声優として事務所に入ることはできず、フリーターをしながら劇団員として芝居を続けることを選ぶ。しかし人間関係に悩み一年程で退団。今後について悩んでいたころ、コージー冨田や原口あきまさのものまねをテレビで見たことがきっかけで、子供の頃ものまねで周囲を笑わせていたことを思い出し、ものまね芸人を目指すようになる。その後、オーディション情報雑誌を読んでお笑い芸人系の事務所を探し、ワタナベエンターテインメント所属となった。
ライブやショーパブなどでの活動に加え、各種テレビ番組にも出演している。
2010年代からは声優としても本格的に活動するようになり、吹き替えを中心に出演している。ワタナベでは声優の仕事になかなか繋がりにくいという理由から、2021年10月に声優事務所のアクロスエンタテインメントに移籍している。ものまね芸人としての活動も変わらず続けている。
2014年2月22日に一般女性と結婚した。
芸風
「キター!」「地球に生まれてよかった〜」などに代表される織田裕二のものまねが十八番である。2007年にはこのネタで大きなブレイクを果たす。
一方織田は山本の芸風を快く思っていなかったようで、山本のブレイク後に織田の事務所から「タレントイメージを傷つけるようなネタはやめてほしい」という要望書が各テレビ局に送られ、テレビでのものまねが一時期難しくなったことがあるほか、織田自身も「生き残っていけるのかどうか心配になる」などとコメントしたほど。
なお、実際にはテレビ出演は一時期ほどではなくなっているもののライブや営業などでコンスタントに活動を続けており、織田の心配とは無縁となっている。
ちなみに織田は、2022年大会をもって世界陸上の中継番組のMCを卒業しているが、この年の番組の最後に再び「地球に生まれてよかった〜!」と叫んでいる。単に自分の「持ちネタ」として発言したのか、山本への意趣返しなのかは不明だが、インターネット上ではちょっとした話題になった。
2022年現在まで織田との対面は実現していないが、もし会うことがあったら「ずっとご挨拶に行けず申し訳ありません」と伝えたい、また世界陸上のMC卒業を労いたい、「地球に生まれてよかった」がどうやって生まれたのか聞きたいと語っている。→参考
一人で『踊る大捜査線』のキャラを演じ分けるなどレパートリーは広く、声真似も得意としている。
基本的にはものまねの対象に事前許可を取っていない。
坂上忍と楽屋が隣同士になった際「ものまねをやらせてもらっています」と挨拶したところ「好き勝手にやってください」と明るく返された。そのあとの収録で坂上のものまねをしていたところ、サプライズで「ご本人登場」があり、大変驚いたとのこと。
声優としての主な出演作
おじゃる丸
他多数