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市河助房

いちかわすけふさ

南北朝時代に活躍した信濃国の武将。『逃げ上手の若君』にも登場する。

逃げ上手の若君』での概要編集


「馬鹿だな 拙者がいるよ」


武力79蛮性80
知力70忠義49
政治63混沌72
統率71革新44
魅力59逃隠49

技能:地獄耳統率10%上昇
技能:太刀打(丙)太刀適正20%上昇
固有家宝:市川文書知力と記憶10%上昇
他に耳で出来る事噂話は逃がさない。自領内や小笠原家中の勢力、人事、恋愛事情に至るまで把握
マーキング・パターン耳付丸
CV山本高広

新たに信濃守護となった小笠原貞宗と同盟関係を結んでいる武将。


常に睨みを利かせているかのような切れ長の目、頭にもう一組の耳があるように見える髪型、そして口から微妙に突き出た前歯とどこかネズミなどのげっ歯類を彷彿とさせる容貌が特徴。


冷静沈着な性格で、貞宗とは主従ではなくあくまで対等な同盟関係であるが、自身は向こうを立てているようで、彼に対して基本的に一歩引いたような恭しい態度で接している。

その一方で、彼との共闘の際には後ろから抱きついて「馬鹿だな。拙者がいるよ」と無駄に馴れ馴れしい口調で語りかけてくるという意味不明な面も持ち合わせている。


人並み外れて優れた聴覚・聴力の持ち主で、地面に耳を当てただけでその地面を伝う振動から様々な情報(近くにいる人間の数、その年齢、果てはだいたい行動)を収集することができ、たとえ目の利かない暗闇であってもソナーのごとく反響音で周りの状況を瞬時に把握して対応することから貞宗の「千里眼」に対応する「順風耳鬼」との異名が付けられている。


小笠原邸に宿泊していた所、信濃の中の諏訪頼重の治める領地の没収を命ずる後醍醐天皇からの綸旨を奪うために小笠原邸に侵入してきた北条時行および風間玄蕃の存在に素早く気づき、貞宗を呼んで先に両者の追跡を開始。闇夜の中でも自慢の耳で逃げる二人を的確に追い込み、さらに貞宗との合流後も目の利かない彼を耳で支援して二人を完全に追い詰めるが、戦術的には玄蕃の方が一枚上手であり、結局綸旨は喪失し、時行と玄蕃も取り逃がしてしまった。


史実では鎌倉幕府二代将軍・源頼家の側近五人衆の一人だった中野能成の子孫とされる。なお貞宗の先祖である小笠原長経も仲間だった。



関連タグ編集

逃げ上手の若君 小笠原貞宗(逃げ上手の若君) 北条時行(逃げ上手の若君)

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