プロフィール
生年月日 | 1973年5月29日 |
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身長 | 147.7cm |
血液型 | B型 |
愛称 | 金朋、朋先生、朋ちゃんなど |
出身地 | 神奈川県横浜市 |
デビュー | 2000年 |
所属事務所 | 青二プロダクション(デビュー〜2011年4月)→アクロスエンタテインメント(2011年8月〜) |
概要
超変な声と超低い身長でいつの間にか人気声優になった魔女(by魔女たちの22時)。
かなり特徴的な地声をしており、幼い少女・少年役を中心に、気弱なキャラクター、精神年齢の低いキャラクター、ギャグキャラ、人外キャラを演じることが多い。また、Sma Stationの「CMまで、5秒前」の声でも知られている。(外部リンクのアクロス エンタテインメントのプロフィール内のサンプルボイスで聞ける)
共演している天然ボケの天然を治すとまで言われているほど独特な世界観の持ち主で知られ、彼女の異次元トークは「金朋地獄」の異名を持つ。
その代表例として、『ファイト一発!充電ちゃん!! 天才・ぷらぐの元気が出るラヂオ!!』で共演した福原香織はそれまではかなりのボケキャラだったのが、人並みにツッコミが出来るようになった。また、下ネタ全開の暴走トークで知られる小野坂昌也を「ただの優しいおっさん」にまで抑え込むほどであった。
共演者や視聴者を混乱に陥れるその天然発言エピソードはここでは割愛する。
ラジオやバラエティ番組での強烈なキャラクターばかりが注目されるが、数ある養成所でもとりわけ厳しい指導で知られる青二塾出身ということもあり、高い演技力の持ち主である。
しかし、その割には「早口言葉が苦手」、「バンクの決め技を毎回外す」「台本の3行目を3回繰り返した」(しかもそれでOKが出た)、「キャラの名前がうまく言えなかったので監督に名前を変えてもらった」など、良くも悪くもそれが許される特異な声質と本人の人柄を象徴するエピソードが存在する。
数々のキャラソンでも衝撃的な歌唱を披露し、劇場版あずまんが大王のEDテーマ「サラバイ!」については影山ヒロノブがラジオで「これは歌というジャンルを超越している」と発言したほどである。ただし、音程など歌唱力そのものに難があるというわけではない。
2019年度からはAbemaにて『声優と夜あそび』メインパーソナリティを務めている(相方は木村昴⇒石川界人)。
超音波ボイス
人間には聞き取れない20KHz超の周波数を含む声(※)を出せる。 それが原因で夫が頭痛に悩まされていたほど。
また、同じような声の母親と声を荒げて喧嘩をすると共鳴現象が起こり、周囲の物に影響があるほか、お互いにどちらが喋っているのか分からなくなって喧嘩を続けられなくなるという。
また、声の成分を分析すると「超音波の域に達した部分がある」のではなく、ほとんどが超音波であり、最も高い音は自然界でも滅多に見られないとのこと。
また、猿の威嚇と声の周波数が同じらしい。
本人曰く「もう人間の声は出ない」。
※『グローランサーⅣ』で演じたD-LM型の音声データをPS2用のフォーマットに変換する際に(他の声優のデータは問題なかったが)金田のデータだけノイズが発生し、調べたところ彼女の声に含まれる超高音域の周波数が音声変換ソフトにノイズとして認識されていたことが発覚した。
経歴
幼少期「この子に受験は難しいだろう」と判断した両親が、早いうちから受験をさせようと幼稚園受験をさせたが不合格となった。その後小学校受験で合格し、以降大学まで一貫校で学生生活を送った。
大学は建築学科に進学したが、「図面の1ミリの違いが結果を大きく左右する建築の世界は、自分には向いていない」と考え建築の道には進まなかった。
大学卒業後、「お菓子が好きだから」という理由で株式会社ブルボンに入社。新潟本社配属となるが、「新潟はとても高く雪が積もるので、背の低い自分は埋もれてしまう」という理由から退社し、高島屋新宿店に転職する。
高島屋に勤めていたころ、(当時電通に勤めていた)姉から声優養成所を勧められ、青二塾の二部(夜間コース)に入学する。その後、時間交代勤務があるデパートの仕事との両立が難しかったため、勤務時間が一定であった銀行に転職し、以後青二プロダクション合格まで勤めた。なお、二部としては一期生にあたり、同期に小松由佳がいる。
デビュー後はしばらく目立たない存在であったが、『あずまんが大王』の美浜ちよ役などで知名度を上げ、同時にラジオなどでのぶっ飛びトークが話題となり大いに人気を博した。
冒頭の『魔女たちの22時』を機にバラエティ番組で取り上げられることが増え、『めちゃイケ』の新レギュラーオーディションにも参加し、ラスト50人枠に残った。更に2013年8月8日放送分の『アウト×デラックス』に『ヘリウムガスを吸っても声が変わらない40歳』として出演するなど、タレント活動も行なっている。
2013年11月22日、10歳年下の俳優・森渉との結婚を発表。以降夫婦でテレビ番組に出演する機会が多くなった。
2017年2月に妊娠を発表。6月には第一子となる女児が誕生した。妊娠中〜出産の様子は『人間観察バラエティ モニタリング』で取材されたほか、2018年12月に開催された『DOCOMO Open House2018』(同イベントで公開されたAIスピーカー「トモちゅん」の声を夫婦で担当している)にて、初めて公の場で娘と共演した。
2024年7月20日に森との離婚を報告。
離婚に至った理由としてブログにて「渉くんと知り合ってから15年、お互いの夢を叶えるために二人三脚で頑張ってきましたが、いくつものステップを登っていく中で、私にとって“夢を追うこと”がいつの間にか負担になりプレッシャーに感じるようになっていました」、「変わった感覚かもしれませんが、私の中では婚姻関係でなくなれば“絶対に夢をサポートしなければいけない”という責任感からではなく、心から応援できると思いました。」と言及しており、戸籍上の夫婦関係は解消するが、これからも家族3人で過ごしていくという。
同月29日に出演した『声優と夜遊び』では、自分の性格上、籍の上での「妻」であることで(森の夢をサポートしていくことに)過剰な責任を感じてしまい苦しくなっていた、妻という立場から離れることでその責任感が少し軽くなり、苦悩せず応援できるようになるのではと考えたという趣旨の発言を行っている。
2012年からマラソンを始め、同年10月7日、弘前・白神アップルマラソンに参加。42.195kmを4時間31分34秒のタイムで完走している。
人物
- かつてはポストかないみか&こおろぎさとみの急先鋒と目されていたが、むしろロリ声声優というより金朋という別ジャンルの何かであると認識を改めるべきかも知れない。それは例えるならば、『ラーメン』に対する『二郎』のようなもの、であると。
- 養成所ではその声から講師に「声優にならないのは、世界にとっての損失だ」と言われた。
- ラジオなどで時折「金朋語」という常人では理解不可能な謎の言語を話す。これを理解できるのは松来未祐と今野要子のみとされていたが、結婚により森渉が追加となった。この他、彼女の暴走をコントロールできる数少ない逸材に神谷浩史、保村真、白石稔、今野宏美、たかはし智秋などがいる。
- 松来が亡くなった際には、ブログにて「数少ない大事なお友達のみゆちゃんへ」「いっぱいいっぱいいっぱい本当にありがとう。みゆちゃんのご冥福を心からお祈りします」と追悼している。
- 結婚を発表した際のコメントでは「人間の方と結婚できてよかったです」と述べている。
- さらに、妊娠を発表した際のコメントでは「(お腹の子は)多分人間です」…多分ってなんだ多分って
- 某クソアニメに出演した際は、この回の相手役が暴走に定評がある小林ゆうであり、さらにBパートは杉田智和・中村悠一(いわゆる磁石コンビ)という番組史上最もフリーダムな2人であったこともあり、この4人をまとめて数少ない加害者とまで言われた。
- なお、2021年のリミックス版にて他のペアがうまい具合にバラけていた中、この2組だけはまたしても同じ回を担当している。
主な出演作
アニメ
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※1 ゲーム『Brave Soul』以降ではネリエル時のみ清都ありさが担当。ネル時はそのまま金田氏が続投。
※2 ゲーム『けものフレンズ3』でも続投。
※3 男性主人公も兼任。『Fate Project 大晦日TVスペシャル2018』内の『マンガでわかる!Fate/Grand Order』のショートアニメでの担当
イラスト未確認
- 入江琴美@イタズラなKiss
- イン/レイゲンレイヤー(藍色)とヨウ/レイゲンレイヤー(橙色)@超変身コス∞プレイヤー
- レスター@天才バカヴォン
- 湖島美和&児島美保@ヒットをねらえ!&Love♥Love?
- 倉糸@らいむいろシリーズ
- 高橋真弓@Re:キューティーハニー
- マスクマ@4人はそれぞれウソをつく
ゲーム
※ 2020年に死去した仲西環の後任。
イラスト未確認
その他
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イラスト未確認
- 元太の電キャ@天才てれびくんhello,
2019年4月から2020年3月まで木村昴と共に火曜日を担当、2020年4月からは木村と共に「声優と夜あそび 繋(コネクト)」のMCを務める。
2021年春現在、11回出場(2020年秋、2021年春はミニマラソンのみ出場)。声優としては最多出場(他は山寺宏一、宮野真守、蒼井翔太、三石琴乃が1回ずつ出場している)。
18話からサーたん役として出演。CVではなく顔出し出演である。22話では夫の森渉が保育士役で、娘が園児役として出演した。
外部リンク
オフィシャルブログ『カネトモ地獄。早起きは三文の毒!!』
関連タグ
声優 CV:金田朋子 ロリ声 エキセントリック 金朋 金朋地獄 超音波
かないみか こおろぎさとみ 釘宮理恵 こやまきみこ 小山茉美 悠木碧 森渉
株式会社ブルボン、高島屋(新宿店)、三井住友銀行…かつての勤め先。
原紗友里…金田朋子とは別の事務所に所属する女性声優。彼女も金田朋子と負けず劣らずの性格をしており、このことから「81のカネトモ」という異名を付けられた。
村川梨衣…こちらも別の事務所に所属する女性声優。こちらも全国放送のバラエティ番組に初出演した際のハイテンションなキャラクターからネット界隈では「第2のカネトモ」、更に先輩声優から「10年経ったら金田朋子」、「最終兵器」とまで言われる。それでも金朋声優ラボにゲスト出演した際には本家本元からオネショみたいなどと弄られた由。
松野明美、鈴木奈々…同じくそのぶっ飛んだキャラクターから、金田がバラエティ番組に頻繁に出演する様になって以降、ネットなどで同じ穴の貉に見られる事が多い女性タレント達。松野とはマラソン繋がりがある他、ドキュメンタルの地上波放送版『女子メンタル』で初めて共演し、やはりというべきか、お互いのぶっ飛んだキャラクターで、場を混沌の渦中に叩き込んでいた。
一方、鈴木は金田をどうも苦手視しているようで、2015年8月19日放送のNTV『ナカイの窓』で顔を合わせた(鈴木が通常ゲスト、金田が途中からの隠しゲスト)際、鈴木は金田が登場するなり「嫌ぁーっ!!」と叫んで逃げ腰になり、その後も圧倒されまくって普段の自分の調子を全く出せなかったことがある。