概要
デザイン画稿から、デジタルカメラから変形するデフォルメロボと、鳥型ロボットとロボット怪獣が合体して完成することが判明しており、その大まかなフォルムはスカイゴルドラン(『ゴルドラン』)に近似したものとなっている。
ボディを構成するロボット怪獣の頭部が、左右に分割・変形することで両腕を形成する一風変わった変形機構や、胸部にコアとしてカメラロボが合体する構成など、勇者シリーズとしての定番要素を踏襲しつつも新味が模索されていることが窺える。
カメラロボについてはデザイン画稿だけでなく、企画プレゼン用に作られたコンセプトモデル的な立体物も存在しており、そこからはカメラ形態で隠れていた両目が、ロボ形態への変形の際にファインダーへとポップアップするというギミックも仕込まれていたことも明らかにされている。
勇者宇宙ソーグレーダー
本作において、ついに公式作品への登場を果たした。
カメラ型ロボットのフォトラ、ロボット怪獣のグラン、鳥型ロボットのライザーが合体して完成する。
どういうわけか宇宙幽霊船バンダー星人に取り込まれており、フォトラはバッテリー切れのカメラ状態で勇之上平に拾われていた。
その後、グランとライザーが連れてきたアニモ014が充電したことで再起動を果たし、グラン、ライザーと合体することでフォトグライザーとなった。
通常の大きさは良くある玩具のロボットサイズだが、ストロボアップの掛け声と共に巨大化するとソーグ曰く、ソーグの二倍以上となる。
武装・技
- 斬獣剣
ズームアップの掛け声と共に胸のカメラのレンズ部分を伸ばしてから両肩のグランの顔をパージし、合体させる事で出来上がる必殺剣
- グライザーショット
胸のカメラのレンズ部分から放つ短時間相手をマヒさせる必殺技。
一回使うだけでバッテリー切れを起こすほど燃費が悪い。