概要
旧シリーズの「ロイヤルパラディン」「オラクルシンクタンク」「エンジェルフェザー」「シャドウパラディン」「ゴールドパラディン」「ジェネシス」が1つのクランに統一されている。
かつてのユナイテッド・サンクチュアリとは、独裁が進む、閉鎖的な神聖王国と化しており、旧時代の正義と秩序を重んじる英雄たちによる神聖国家としての面影は、ほぼなくなってしまっている。 また、地図を見る限りだと、「無神紀」時代の度重なる内乱や天災などの混乱と共に旧国家時代の一部の領土はその殆どがドラゴンエンパイアによって制圧されている。
アニメでの主な使用者は「江端トウヤ」「狐芝ライカ」「向江ジンキ」「明導アキナ」「明星エリカ」。
ゲームとしての国家の特徴としてパラディン系の「山札等からのスペリオルコール」やオラクル系の「ドローによる手札の増強」を中心とした堅実な戦いを得意としている。
そして主軸カード群は「グレード」や「カードタイプ」に関する固有のギミックが多く見られる他、「デッキトップ」及び「ドライブチェック」若しくは「ダメージゾーン」の内容に依存している等、比較的従来のユナイテッド・サンクチュアリの特性に近いイメージを保っている。
設定
古くは「ユナイテッド・サンクチュアリ」と呼ばれた国。神聖魔術と科学を融合した技術を得意とする。
かつて正義と秩序を重んじる英雄たちによる神聖国家だったこの国は、度重なる内乱と天災の結果、領土を縮小。
支配者層が住む首都でもある天空に浮く島「ケテルギア」と、それを見上げながら暮らす民が住む地上の2つに分かれている。
なお、主力の拠点地である、天空の浮島の「ケテルギア」は、9つの浮島群から構成されており、一番中央が首都機能が集まった中央島(セントラル)と、その周囲を右回りにギア1からギア9の浮島が囲んでいる。地上では過去の内乱によって荒廃し、そのほとんどが廃墟と化している。
旧シリーズの惑星クレイから約3000年後の出来事を記した「天輪聖紀」によれば、現在最大の内政問題は、地上とケテルギアの間で広がる貧富の差、あまりにも長く続いた先の見えない暮らしによる(地上の)民衆の不満・絶望の広まりである。
政府も無策だったわけではない。地上の優秀な人材の登用、税率を下げ、ゴールドパラディン(郷士)やディヴァインシスターなどが民衆の声を聞き、双方の融和も進めている。
だがそれでも高い犯罪率や不作、富の搾取が暴かれ周知されるにつれて、地上が天上に向ける敵意は抑えきれないレベルに達しており、噴出するきっかけがあれば爆発する危険な水位にあると有識者からも指摘されている。
主な主軸カード群
パラディン系
「バスティオン」
使用者:江端トウヤ
特徴:デッキトップやリアガード等の「グレード3」を参照し、高パワーのリアガードをスタンドやドライブチェックで強化
「オールデン」
特徴:複数の「異なるグレード」のリアガードを参照する
特徴(ディヴァインスキル型):スペリオルコールで上書きされたリアガードの手札への回収
「テグリア」
使用者:志那川ハル
特徴:指定された「別名のグレード3」へのペルソナライド
「グラムグレイス」
使用者:一導寺ユキ
特徴:中央後列からのアタックや中央列や後列の強化
「ルアン」/「ルアンマリス」/「マーリス」
使用者:新郷ツカサ
特徴:バトルフェイズ中に「特定のグレード3」へスペリオルライドする連続攻撃
「ハルムヴェルド」
「ユースベルク」及び「ユース」/「反抗黎騎」/【レヴォルドレス】
使用者:狐芝ライカ
特徴:バトルフェイズ中に手札の「特定のグレード3」へスペリオルライドする連続攻撃
「モーダリオン」/「影潜者」
オラクル/ジェネシス系
「女魔術師」
使用者:湊クロウ
特徴:「デッキトップの操作」やドライブチェックで「トリガーユニットが出る事」で誘発する能力
「ソルレアロン」
特徴:「デッキトップのカードタイプの宣言」により誘発する能力
エンジェルフェザー系
「ザレヴサエル」
使用者:明導アキナ
レザエル」
「使用者:明導アキナ
特徴:「ダメージゾーンの枚数」を参照する能力とクリティカルトリガーを山札に戻す能力
リィエル」
「使用者:明星エリカ