「俺はこの手で!運命を掴み取ってみせる!」
CV:宮田俊哉
概要
ヴァンガードDivinezの主人公。
仕事に追われる父に変わり、体が弱い妹ヒカリの面倒を見る家族想いの兄。そんな家庭環境で自炊しているためか家庭的な料理が得意。
先導者である員弁ナオとはバイトでシフトがよく一緒になっており、ファイトだけでなく料理も教えて貰っているため少なからず異性として意識してるようである。
容姿
青髪で前髪に赤いメッシュが入っている。
兄妹揃って同じメッシュが入っているためか、視聴者からはミョウガと例えられている。
人物像
病弱な妹の世話に加え、学校終わりもバイトに勤しんでるためヴァンガード等今時の流行に疎いが、性格は現代の明るい若者そのもの。女性にもさりげなく優しくしているため、後輩や先輩のナオ等女性にモテやすい。
使用デッキ
ケテルサンクチュアリを使用。切札は「奇跡の運命者レザエル」。
先手必勝を取るべく序盤から速攻を仕掛けるファイトスタイルを取っている。
切札のレザエルは攻撃時受けたダメージの数だけリアガードを展開し連続攻撃を狙うことができ、ディヴァインスキルはドロップのクリティカルを全て山札に戻しヴァンガードのドライブチェックを3回にし、この処理後更に返しのターンではダメージ五点の追い詰められたダメージチェックでトリガーが出たら回復するという奇跡の力を起こす。
清蔵タイゾウとの運命大戦では格上かつデラックス準優勝の実力を持つプロファイターであるタイゾウ相手に、「守護者とヒールトリガードロートリガーを1枚も入れない」という破天荒な構築をしている。
…なのだが、第11話での3年後の未来から来た、すっかり大きくなった妹との『運命大戦を辞退するか否か』を賭けたファイトでは、いつの間に入れたのか、上述のデッキとは違いヒールトリガーや完全ガードを引き当てていた。
運命大戦最終戦では呼続スオウのディバインスキルの対抗カードとして、妹の運命者カードをデッキに入れている。
余談
CVの宮田氏はジャニーズのアイドルグループKis-My-Ft2のメンバーで、大のアニメオタクとして知られている。
キャスティングはオーディションではなく、ヴァンガードの制作統括を担う木谷高明からの指名である。
最初は木谷氏が2016年のラブライブ!の「スクフェス感謝祭」をサンシャイン池袋で開催した際に物販で3時間並んだタレントがいると聞き、以来注目していたらテレビ番組などで「ラブライブ!」をはじめ、宮田がアニメのことを応援してくれているタレントと知った。
木谷氏はそのことにとても感謝しており、それから時が経ち前作が始まったタイミングで宮田氏がカードゲームも好きだということも知り、「ヴァンガード」に興味があるか聞いたところ「SnowManの佐久間大介がやってるやつですよね」との返答をもらう。
「どう? ヴァンガードの主役やってみる? その代わり主役だからカードゲームもプレイしてほしい」と頼んだところ、宮田氏は「ぜひ、やります」とオファーを引き受け、アフレコまでに時間があるにもかかわらず、デッキを買ってプレイしてくれたという。
2023年の「カードゲーム祭り」にも宮田氏がお忍びで参加し、場の雰囲気をくみ取ろうとしてくれていたが、9月にジャニーズ事務所を巡る騒動が発生。
木谷氏もヴァンガードの売上の半分が海外であること、件の騒動に該当するジャニーズ所属の俳優を主演に選んだ責任から、「ブシロードの経営者としてこのままアニメを放送できないかもしれない」と葛藤したが、宮田氏の熱意を受けてこのまま行くことを決断したと制作発表で語っている。
主人公がケテル系列を使うのは先導アイチ以来であるが、アイチ含めこれまでのケテル使いは闇堕ちする傾向がある。
関連項目
先導アイチ…青い髪でアホ毛の目立つ同シリーズ主人公。重要な局面で6ダメージを受けて逆転する事が多く、また、交流の深い女性が頼りになる先輩、同じ学校に通う人気アイドル、実の妹という点も意識しているものと思われる。
武藤遊戯…別のカードゲームアニメで主演を担当した同事務所の先輩が演じたキャラクター。