人物
アジア圏のカードファイト大会で史上最年少で数多くの実績を残しているトップクラスのプロファイターで、多くのファイターにとって憧れの存在・目標とされている人物。
その性格には天然気味な所があるものの、純粋にカードファイトが好きな生粋のファイターであり、好きな事を極めた結果それに伴う実力を身に付けたというシリーズ中では珍しいタイプのキャラクター。
それ故にその経験・知識・閃きに裏打ちされたプレイングには一切の隙が無く、ファイトの流れを完全にコントロール可能という凄まじい実力を持つ。
一方で、彼自身は「純粋にファイトを楽しみたい」ファイターである為、もっと強くなった相手とファイトしたいという思い故、ファイト後に相手のプレイングミス、ファイトの決定打となった要因の指摘を一切の悪意無くするという、相手によっては侮辱ともとられる言動をとってしまう短所がある。
season2では、向江ジンキとのファイトに負け、彼が使ったグリフォギィラに魅入られ、ユニフォーマーズに参加している。
関連人物
桃山ダンジ
『カードファイト!!ヴァンガードoverDress』以前からの知り合い、再会した際には彼の変化に興味を示す。
自身も招待選手として選ばれた大会「デラックス」の裏で何らかの陰謀が動いている事を察知し、旧知の間柄であるダンジにアメリカ側での調査を依頼する。
狐芝ライカ
ミチルを目標としているファイターの一人。
近導ユウユ
ダンジから話を聞き興味を抱いた相手。
使用デッキ
「ドラジュエルド」軸の「ダークステイツ」を使用。
黒魔術モチーフのアビスドラゴンを中心とするデッキで、その傍らにはダークイレギュラーズを思わせるデーモン系のユニットがそのサポートカードとなっている。
ソウルチャージ及び能力使用後にソウルに置かれるユニットでソウルに一定種類以上のグレードのカードを揃え、各種能力使用時にそれらのカードを参照・消費する。
切り札の「ドラジュエルド」は、アタック時に4種類のグレードのカードをソウルブラストすることにより、相手ヴァンガードのパワーを1にした上で自身のクリティカルを上昇させる強力な能力を持つ。
season2のライカとのファイトでは、『業魔宝竜 ドラジュエルド・マスクス』を軸にした新しいドラジュエルドデッキを使用している。その能力によって墓地からソウルを供給出来るようになった。
シーズン2終盤にて
「ユニフォーマーズ」の電脳空間にアクセスしたサム、ライカ、ダンジはそこでミチルと対峙、彼とのファイトに臨むことに。
最初にファイトを行ったライカは「ドラジュエルド・マスクス」の力の前に敗北するも、それにより「ミチルに追いつく」ではなく「ミチルを超える」という新たな目標を手にすることが出来た。
そしてリベンジも兼ねてミチルに挑んだダンジは、「“爆轟”(ヴィアマンス)ブルース」の「カウンターブラストが無ければ効果を使えない」弱点を補うために、もう一つのヴァンガード用ユニットとして採用したミチル自身のエース『魔宝竜 ドラジュエルド』の能力をフルに活用し彼に勝利、ミチルから「未来あるファイター達を守る傘」の役割を託される。
一方でファイト中に発生した「電脳空間に接続中のファイターの意識データが電脳空間に取り込まれる」事態を完全に防ぐことはできず、ミチルの意識は電脳空間に呑まれ消滅、彼は植物状態となってしまう。
そして「ミチルを核としたユニフォーマーズ計画が破綻した」「計画によって人的被害が出た」状況を利用したギィがジンキから計画の主導権を奪うことに成功。
更にはマサノリがザクサを核にした謀略を進めているようだが…。
season36話では、植物状態になる直前ダンジとユニフォーマーズで出会ったシノブを通じて自身が使ってたユニフォーマーズのデバイスをユニフォーマーズが世界を染めそうになった時に自分を超えたいと願うファイターに渡して欲しいと願いライカに託した。その中には意識を失う直前までミチルが使っていたマスクスデッキを使う仮想のミチルのデータが入っており、ライカはミチルと同じソフィー・ベルとの再戦に向けて特訓を始めたが、本編でのミチル同様にライカもかなりの体力を消耗していた。
余談
カードファイト!!ヴァンガードのアニメシリーズとしては、初めてジャニーズ所属の人物が演じたキャラクターである。
関連動画
関連タグ
カードファイト!!ヴァンガードwill+Dress 桃山ダンジ 狐芝ライカ 近導ユウユ
- 武藤遊戯:同じくカードゲームを題材にした作品に登場する人物で、演者が佐久間氏と同じ事務所所属であることが共通、偶然だが、こちらのエースカードは黒魔術師だったりする。