CV/蒼井翔太
人物
加賀國金澤市に住む中学3年生の少年。上に姉が2人と母親の4人で暮らしており、父親は単身赴任中。
押しが弱い性格で、嫌なことに対して「嫌だ」と言えない自分にコンプレックスを抱いている。
ある日、スタイリスト志望の姉の趣味で「嫌々女装をさせられる」という変な遊びの末にノリでブラジャーまで着けられそうになり、羞恥と怒りでパニックを起こしてその場から逃走。
その後、街中でナンパされ困っていた所を大倉メグミという少女に助けられ、夜の遊園地の仲間と出会い、ヴァンガードの魅力に引き込まれる。そして、自身の見ていた景色も変わり、コンプレックスとしていた弱さも克服していく。
姉達に散々女装されて来たものの、いざ女装したら本当に女の子に見紛うくらいの美少女に見えてしまうほどクオリティが高い。また、それ故にメイクの技術も備えており、トウヤに施した際は姉達が服や靴などを用意したのもあって、トウヤを美女のように見せた事もあった。
will+dressでは高校生になって色々な事を乗り越えたことで逞しくなり、本編開始時ではブラックアウトの若き新リーダーになっている。
自分達ブラックアウトのメンバーをデラックスに呼び出した張本人であるギィが自分達の個性あるファイトを否定した際には強く言い返している。
ファイトを通じてギィと和解した後はメグミにリーダーの座を託して自分の知らない未知なる世界を知るため旅に出ている。
使用デッキ
「ドラゴンエンパイア」を使用、「天輪聖竜 ニルヴァーナ」をヴァンガードに据えた「オーバードレス」軸。
第2話時点で使用していたデッキは単なる「オーバードレス」軸でしかなかったが、第3話にて桃山ダンジの手によってデッキのカスタマイズが為され、デッキ内の殆どのカードが、メインのユニットである「トリクスタ」を安定して「ヴェルリーナ」系列のユニットに「オーバードレス」させることに特化したカードで占められた、安定性を重視したデッキに強化された。
その後もチーム・ブラックアウトのメンバーから助言を受けてデッキのカスタマイズを続けており、第6話時点ではその練度が実戦レベルに至っている。
デッキに投入されている「トリクスタ」の内1枚は何故かスリーブを着けていない状態(そのままではファイトに使用できない)でダンジが所持していたもので、彼から預けられているもの。
ダンジが所持していたもう1枚のトリクスタもスリーブの上にシールが貼ってある為に使えない状態になっており、彼にとってもトリクスタは特別な存在であることが予想されるが…?
『will+dress』4話以降は、御薬袋ミレイから託された新たなカードを加えた、新生したニルヴァーナ「天輪鳳竜 ニルヴァーナ・ジーヴァ」をヴァンガードに据え、祈りの化身「プレアドラゴン」達を纏った姿のヴェルリーナにトリクスタを進化させる「クロスオーバードレス」軸にデッキを変更している。
season2からは、デッキの基盤はwill+dress1期から変わらずクロスオーバードレスとオーバードレスを合わせたデッキを使用。なお、ヴェルリーナやドレス元であるヴェルリーナをサーチするストレガリオ以外のほとんどがピン刺しの準ハイランダーの中身になっている。
10話でのユニフォーマーズに洗脳されたウララとのファイトでは、新たなヴェルリーナミラズヴェルリーナでウララがしたかった本当のファイトを思い出させることに成功した。
また負けたくない相手に勝ちたいと急ぎすぎるあまり感情的になって焦りが生じると相手の盤面をあまり見ず自分の盤面に気を取られてしまうことがある。season1の11話のトウヤとのファイトではそれが顕著で先の展開を予測せずこのターンで勝てると思い込んで勝ち筋が絶たれ負ける展開がある。
公式での扱い
公式から「主人公兼メインヒロイン」という扱いをされている特殊なキャラクター。
物語上のメインヒロインはメグミであるにもかかわらず、一部のキービジュアルにおいては前述の女装姿のユウユがメインヒロインとして描かれている。(1話全体通してずっと女装姿だったから仕方ないね)
また、背景ストーリーにおける「分身」として設定されているユニットが男性キャラクターとしては珍しく、女性ユニットである「焔の巫女リノ」になっている。
キャラクター造形について
※これらの画像はイメージです。
青髪・中性的・気弱等先導アイチを連想させる部分が多いが、実は、料理上手・和を乱すのを嫌う性格で口下手・主力とするユニットが幼竜と成竜(しかもヴェルリーナのデザインはクロノジェット・ドラゴンと似ている)等新導クロノと似た部分も多い。
両者に似ているが故に「近導」という名前になっていると思われる。
関連タグ
少女☆歌劇レヴュースタァライト:実際にファイトで使用可能な愛城華恋とペアルックのユウユのカード「ヴァンガード overDress×レヴュースタァライト」が存在。