CV:真野拓実
人物
大手ゼネラルコンツェルン「清蔵グループ」の御曹司、父親に「グループ内にカードファイト事業部門を設立する」事を認めさせるべく、自ら企業チーム「清蔵アンカーボルト」を率いるプロファイター。
社会人としての経験故に面倒見がよく人当たりもよい性格で、アクシデントに遭遇した際の機転にも優れる。
作中では、控室での挨拶を盛大に失敗した羽根山ウララのフォローを行ったり、チーム・ブラックアウト一同と早々に打ち解けたりするといった姿を見せた。
関連人物
廻間ミチル
友人かつ、目標とする相手。
気さくに会話する間柄ではあるが、ミチルからの扱いはやや雑。
狐芝ライカ、近導ユウユ
「デラックス」予選にて人生の先輩かつ乗り越えるべき強敵として立ちはだかる。
彼とのファイトは、二人が自身の殻を破るきっかけにもなっている。
羽根山ウララ
その面倒見の良さで彼女のフォローを行った。
西塔ミコト
「運命大戦」にて対決、ファイトを通じての対話により、彼女が迷いを捨てる切っ掛けとなる。
明導アキナ
「運命大戦」にてミコトを降した直後に対戦が決まり、「狐面の男」の依頼によりアキナを脱落させるべくファイトすることに。
だが、タイゾウに勝つために「守護者とヒールトリガー、ドロートリガーを一切採用しない」という常識外れのデッキを使用するというアキナの乾坤一擲の奇策に嵌まり敗北する。
その後はアキナに自身の連絡先を渡し、狐面の男に対しても助言を残し去っていった。
使用デッキ
「惑星クレイ」の工業・建設業を一手に担う巨大企業「ブリッツ・インダストリー」に所属するユニット達で構成された「ブラントゲート」を使用。
エースユニットは「ブリッツ」の辣腕社長「ブリッツCEO ヴェルストラ」。
ターンを進めるごとにオーダーゾーンの「プロダクト」オーダーをアップグレードさせ、各ユニットの能力でそれらを「稼働」させその能力を使用する。
最終兵器である飛行戦艦「殲滅機動要塞 フライシュッツ・マクシム」は条件を満たすことによって、パワー23000のリアガードとなる型破りな能力を持つ。
『Divinez』では新たなヴェルストラ「標の運命者 ヴェルストラ“ブリッツ・アームズ”」を主軸に据えたデッキを使用、軽いコストで「稼働」を行えるユニット及びヴェルストラの「ディヴァインスキル」によるプロダクトの使用条件無視・複数枚使用により、以前のデッキよりも早いターンで攻めに移ることが可能になっている。
更に新たな切り札として、セットしたターン稼働出来ないが、1度稼働すれば「相手リアガード1体退却」「相手ヴァンガードのパワーを-10000」「相手に1ダメージ」を同時発動する強力な能力を持つ「ブリッツ・アームズ」専用(ブリッツ・アームズ以外の能力では稼働できない制限がついている)のプロダクト「極大衛星兵器 オイリアンテ」が採用されている。
余談
トマリやミレイと同様の、「ファイターとエースユニットの職業が同じ」キャラクターだが、タイゾウの「建設会社の社長」はモチーフとしては相当珍しい。
ゲーム版にて追加コンテンツとしてタイゾウのアバター、スリーブが配信されている、背景ストーリーにおいてヴェルストラに一定の見せ場がある、第二クールのED映像にタイゾウとヴェルストラがいる等、「デラックス」出場者の中ではレギュラーの登場人物に近い扱いを公式から受けている。
カードファイト!!ヴァンガードDivinez
メインキャラクターに昇格、「標」の運命者カードである新たなヴェルストラ「標の運命者 ヴェルストラ“ブリッツ・アームズ”」を携え「運命大戦」に臨む。
また、今作では清蔵グループの社長に就任し、カードファイト部門を設立したことが明かされている。
同じプロであるためアイドルという立場上悪意あるコメントに卑屈になってるミコトの立場を理解した上でファイトを通じて激励したり、病弱なヒカリへのお見舞いの際に取引先にも持っていくとっておきのプリンをプレゼントするなど面倒見の良さは健在。
アキナ、ヒカリ、ミコトを員弁ナオが参加してる登竜杯まで送り届けた際にアキナがナオの事を異性として意識してるの?とからかっている。
ファイターの命を蝕む危険性を持つ「奇跡」「零」の運命者カードの使用者を脱落させるべく暗躍している「狐面の男」とは運命大戦で願いを叶えたいと望まなかった唯一のイレギュラー要素であったため協力関係を結んでいた(スオウは「自滅願望」を抱いている為叶えたい願いがないのはタイゾウのみ)。