概要
の二つに大別される。星霊魔導士は2.の典型例である。
彼らは星霊の鍵を使い、星霊界から星霊を召喚することで使役することができる。星霊の鍵は魔法屋でも販売されており、弱い星霊であれば比較的簡単に召喚することができる。星霊は基本的に契約者の言うことを聞くため、中にはそれをいいことに無茶ぶりを行うブラックな星霊魔導士も散見される。
なお、人間界に具現化した星霊の強さは召喚者の魔力に比例して強くなる。
星霊との契約
星霊を召喚するには鍵で呼び出した星霊と契約を結ぶことが必要で、これはバイトの面接のように来れる日を確認するだけでよい。いくら鍵を持っていても契約を結んでいない星霊を召喚(開門)することは不可能であり、例えばユキノがルーシィの持っている金牛宮の鍵を使って「開け! 金牛宮の扉!! タウロス!」などと言っても何も起こらない。
なお、星霊を使用した犯罪を行った魔導士は評議院から保有資格を剥奪されるため、鍵の契約は切れる。作中ではエバルー公爵とエンジェルが逮捕された際には、ルーシィは彼らの保有していた鍵を承継している。
星霊の召喚及び閉門
契約している星霊は「開け! ●●●(鍵の名称)の扉!」と契約者が詠唱することで人間界に姿を現す。もっとも、アクエリアスのように適応した環境ではないと来てくれないヤツもいるっちゃいる。
星霊は該当項目を見て頂ければわかるが実質不死なため、人間界でやられると強制的に星霊界に戻され、回復するまで再召喚はできない。
また、星霊門を開けるには魔導士の魔力を使用するため、黄道十二門クラスであれば同時開門だけで相当な疲労が本人にバックしてくる(ルーシィは第二魔法源の解放により三体同時召喚が可能になった)。従って星霊門を開け続けるのは本人にとっての著しいダメージ(大リーグボール養成ギプスを付けたまま逆走するベルトコンベアの上を走り続けてこいというようなもの)を招きかねないため、ある程度の疲労があれば閉門することが望ましく、無理に召喚し続けると勝手に閉門される。
そのためある程度訓練した星霊魔導士は星霊を強制閉門することもできるのだが、レオクラスの星霊になるとそれに歯向かうこともできる。もっとも、星霊にとっても人間界に留まり続けることは彼ら自身の生命力を削っているも同然であり、契約者の死によって星霊界に帰れなくなったレオ(ロキ)は3年足らずで半死半生となった。
また、上級の星霊魔導士ともなると、黄道十二門の鍵を一つ破壊することで契約者は代償として星霊王を召喚することができる。空の彼方から飛んでくる星霊王は、人間界に留まれる時間は極短時間ながら巨体と超怪力は他の追随を許さない。
なお、星霊の鍵は人間が作った物ではないようで、破壊された鍵も人間界のどこかで新しく誕生するらしく、誰かに拾われるまで呼び出すことはできない。
主要な星霊魔導士
- アンナ・ハートフィリア(4世紀前のレイラの先祖)
- レイラ・ハートフィリア(ルーシィの母)
- ルーシィ・ハートフィリア(メイン画像左)
- カレン・リリカ(青い天馬所属)
- エバルー(悪徳貴族。かつてのバルゴの契約者)
- ソラノ・アグリア(六魔将軍「エンジェル」。ユキノの姉)
- ユキノ・アグリア(メイン画像右。剣咬の虎所属)
- ヒスイ・E・フィオーレ(フィオーレ王国王女)
- カーチャ(CV:藤井ゆきよ)(アニメオリジナルキャラ)