巻頭ポエム
私に翼をくれるなら
私はあなたのために飛ぼう
たとえば この 大地のすべてが
水に沈んでしまうとしても
私に剣をくれるなら
私はあなたのために立ち向かおう
たとえば この 空のすべてが
あなたを光で射抜くとしても(34巻)
プロフィール
階級 | 元破面No.03(アランカル・トレス)/ 元第3十刃(トレス・エスパーダ) |
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身長 | 176cm |
体重 | 63kg |
誕生日 | 4月24日 |
帰刃 | 『羚騎士(ガミューサ)』 |
解号 | 謳え(うたえ)『羚騎士』 |
司る死の形 | 犠牲 |
虚の孔 | 心臓 |
CV | 金田朋子(破面篇)/ 清都ありさ(Brave Souls、千年血戦篇※) |
※ネル・トゥの姿の時は金田氏が続投。
概要
破面の少女ネル・トゥの本来の姿で、かつては、第3十刃(トレス・エスパーダ)(ハリベルの前任者)の地位に就いていた。その実力は当時第8十刃(オクターバ・エスパーダ)であったノイトラを歯牙にも掛けない程だった。
数年前、ノイトラとザエルアポロの策略により背後から攻撃され重傷を負い、従属官と共に外に放り出された。その際、傷から霊圧が流れ出して子供の姿に退化し、同時に記憶喪失となる。
嘗ての彼女の従属官はドンドチャッカとペッシェであり、事情は知っていたが戦いを好まない彼女を気遣って、過去の事は話しておらず、自身達をネルの兄だと偽っていた。
作中の活躍
虚圏に潜入してきた黒崎一護達と出会い、同行する形でペッシェ、ドンドチャッカ共々、虚夜宮に帰還。ドルドーニやグリムジョーなどの強敵と死闘を繰り広げ、続け様にノイトラの強襲を仕掛けられ、追い詰められていく一護を守りたいという強い気持ちから本来の姿に覚醒し、記憶と第3十刃としての力を取り戻した。
ノイトラを当初は第3十刃らしく圧倒するが、彼も成長していたため互角の戦いになる。斬魄刀を解放(帰刃)したことでノイトラを再び圧倒したものの、とどめを刺そうとした時に子供の姿(記憶を取り戻す前)に戻り、結局ノイトラにやられ意識を失ってしまった。
そしてノイトラが更木剣八に倒された刹那、意識がうっすら一瞬だけ戻り、その時に記憶を少しだけ取り戻したのか「ノイトラ」と呟いた。その後の描写は全くなくフェードアウト。
最終章・千年血戦篇では、虚圏が見えざる帝国に襲われたことで一護に助けを求めに行った。なお、何気にこの千年血戦篇がネリエルが作中で初めて虚圏以外の場所に来た瞬間になる。
この頃はネルの姿のままであり恐らくネリエルとしての記憶もないと思われるが、物語中盤から浦原喜助が開発した腕輪を身に付けることで、自分の意思でネルとネリエルの姿を行き来できるようになり、記憶もネリエルと共有できるようになった(とはいえ作中では腕輪を身につけて以降、ネルの姿になることはないが)。
グリムジョーと一緒に一護の味方につくが特に戦闘シーンはなく、ナックルヴァールで戦闘不能になったグリムジョー及び浦原さん一行を救出しに向かったところで、再びフェードアウトした。
この後最終回まで登場せず、救出に成功したか不明のままであったが、最終決戦後を描いた小説『Can't_Fear_Your_Own_World』でグリムジョーもネリエルも浦原さん一行もみんな再登場し、ちゃんと全員救出に成功していたことが確認された。そして何故かハリベルもグリムジョーやネリエルと同行していたが、回想シーンでネリエルがハリベルを救出したことも判明した。相変わらずグリムジョーを嗜めている。ドルドーニが元第3十刃であることが判明し、その辺りについてのドルドーニとの絡みもある。最終決戦後の彼女の活躍を知りたい方は一読することをお勧めする。
帰刃:羚騎士(ガミューサ)
解号は【謳え『羚騎士』】(うたえ)。
解放すると上半身が人、下半身が羚羊という半人半獣のケンタウロスを連想させるような姿となる。
技
- 重奏虚閃(セロ・ドーブル)
相手の虚閃を飲み込んだ後、自分の虚閃を上乗せして放出する。
ネルの姿の際には虚閃を飲み込み、それを吐き出すといった技の片鱗を見せた。
- 翠の射槍(ランサドール・ヴェルデ)
ランスを全力で投擲して敵を貫く必殺の技。
ノイトラの鎌の一部を破壊し、十刃最硬とされるノイトラの鋼皮を貫く程の強烈な威力を持つ。
ヴェルデ(Verde)とはスペイン語で「緑」の意味だが、アニメ版・ブレソル版共にピンクのオーラを放っている事につっこんではいけない。
余談
担当声優の金田氏は主に子供や動物キャラを演じることが多く、ネリエルのような(性格こそ子供っぽいが)「大人の女性」キャラを担当するのは非常に珍しい(ネル役の延長線上で自然とそうなっただけかもしれないにせよ)。それゆえ、大人状態のCVに違和感を感じる視聴者もいれば「これはこれで新鮮」と感じる視聴者もいた様子。
ゲーム『BLEACH Brave Souls』では公式発表はないが明確に声が違っており、後にアニメ版千年血戦篇で清都ありさ氏が演じていることが判明(夜一が人間と猫の姿で声優が違うことを考えると、彼女も夜一同様に姿毎に声優が異なる形にしたほうが自然だったのかもしれない)。
ちなみにネリエルのブレソル初実装(2016年)から実に約8年の時を経てようやく(変更後の)声優が判明した。なぜ公式発表がここまで遅れていたのかは謎。
あと、かなりのナイスバディで初登場から暫くはビリビリに破けた布切れしか纏ってないも同然だったので、彼女が単行本の表紙を飾った際は下乳丸出しどころか、突起があるであろう部分のすぐ下までしか布が届いておらず読者の目のやり場に困る状態になっていた。
アニメ版では、流石に放送していた時間帯が夕方ということもあって、まとっていた布切れの面積が広くなり胸がすっぽり覆い隠されるなどの修正が加えられた。(ちなみに同じ破面のこの人も似たような修正を受けている)
そして元の姿に戻っても中身は子供状態とそれほど変化がないため、ナイスバディな外見そのままで一護にハグしていた。実にうらやまけしからん。
ただし、その体勢のままグリムジョーにネリエルの口調で恫喝しているため、ネル化していた事で一護はロリロリしたあざとい性格に弱いと覚え、一護相手の甘えん坊モードになっていただけ可能性や(実際ネリエルのナイスバディに抱きつかれ思いっきり慌てふためいているのに、口調のせいでネル扱いになっているのか振り払えていない)、アニメの描写で面を割られる直前、従属官時代のペッシェ達に呼び掛ける際、露骨に声が高くなっているため、気を許せる相手に対してはネルモードの方が素の可能性もある。
また、連載終了後の公式ファンクラブの質問に答える形で作者は彼女が一番の巨乳だと思って描いていると明かされた。これにより乱菊や夜一と言った巨乳揃いの作中で彼女がナンバー1だと判明した。
あと、恐らくネル同様ドM。
髪の色は原作とアニメ版千年血戦篇では緑みの黄緑色、アニメ版破面・VS.死神篇とBrave Soulsでは青緑色となっており、アニメ版破面・虚圏潜入篇から登場する子供の姿の時も同様に反映されている。
関連イラスト
- 第3十刃(トレス・エスパーダ)時代
- 現在
- ネル&ネリエル
関連タグ
帰刃のその先へ……ゲームのオリジナル形態
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